goo blog サービス終了のお知らせ 

老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

アメリカで「医療制度改革」反対の大規模デモ(1)

2009-09-16 11:02:17 | 医療・介護
アメリカではオバマ大統領が掲げる「医療制度改革」について反対の大規模なデモがワシントンDCなどで起こっているそうです。

このオバマ大統領の政策は「国民皆保険制度」を導入しようというものですが、既に「国民皆保険制度」が施行されている日本に暮らしている私にとっては、何の不都合もない制度だし、これがなければ一般国民の医療費がとんでもない金額に跳ね上がると思うのですが。

アメリカという国の保険制度についてはよく分からないのですが、反対している人達は充分な民間の医療保険に入っていて、怪我、病気の全てがカバーされるのかも知れませんね。それなのに「何故貧しい人達の医療保険まで税金で自分達が負担しなければいけないのだ」という感覚なのでしょうか。それがやがて税の負担増になるという怒りとなっているのでしょうか。

日本は企業の健康保険組合が半分位は負担しているのですが、アメリカでは余りそういう話は聞こえませんね。確かに国民健康保険って掛け金も結構な金額だと思った時もありましたが、「全ての病気、怪我もカバーされて、高額医療費は戻って来る」わけで、本当に「結講」な制度だと思います。

アメリカで反対している人達は、今自分達が民間の保険会社に支払っている保険料と国民皆保険が導入された時に支払う保険料と、どちらが負担が大きいのか試算して反対しているのでしょうか。今はその金額でも、やがて医療費が税負担の大半を占めるようになり莫大な金額になる、と恐れているのでしょうか。

以前ヒラリー・クリントンが「国民皆保険」を導入する事を政策のひとつに掲げた時、「アメリカが共産主義の国になる」(!)とか言って反対した人達もいたと聞きましたが、そんなアホな話は放っておいても、反対する人達の主張するものに確固とした理論や意識があるのなら、それも聞いて見たいと思います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。