老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

全ては「人」から

2013-02-10 07:08:35 | 選挙
年がつい先だって改まったと思う間もなく、もう、二月。それも半ば近く、まさに「逃げる二月」と実感する。時の流れを早く感じるのは○○のせいじゃないの?の、混ぜっ返しが聞こえて来るような気もするが。いやぁその所為ばかりではなさそう。

敗北とまでは言わずとも、支持・信任を得ることは100パーセントなしを予見させた解散・総選挙。心ならずも(と思いたい)の棄権数多がもたらした、思いもかけない圧勝を、絶大の支持と取り違えての浮かれぶり+衆議院に続いて参議院でも地歩を得ようと皮算用する正体未だ不明(概ねは透け見えだが)の勢力双方に、冷や水を浴びせることが出来るかどうかの正念場・参議院選挙よ早かれの気持ちが為せることなのだろう。

それにしても、すべからくは「人なり」と思う。一言で言えば「暴力行為」以外の何物でもない「いじめ・体罰」。更には日常茶飯ともいえる身体・生命・財物の侵害事例。世界中どこでも似たり寄ったりの訳知り顔も出てきそうだが、身近なこの狭い国だけでも、少しはましに、と思うのだが。

確かに時代は変わり移ろうものではあろう。だが、この社会に不変不動の基軸が一本横たわってさえ居れば、の思いから逃れられずに居る。

もちろん、価値観は多様であろう。だが、根底に「全ては一人一人を存在として敬愛・尊重し、他者を等価値で愛しむ」を置くものであって欲しい。

政権に返り咲いた人たち・それを取り巻く各般。何かを欠いたまま、あらぬ方向に駆け出し始めたように思えてならぬ。

繰り返すが、全ては「人」であろう。どのようにして自分を育て、何を信条として生き、それをもって一億余の命にどう応えようと言うのか。
 
国民(有権者)がどのような選択をするかは、蓋を開けてみなければ分からぬことながら、「よりましな政治状況」を作り出すために費やせる準備期間は、政界の現在に照らせば、ほんの僅かであろう。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
百山

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