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JLA:バベルの塔

2013-06-09 | 漫画
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンの「BIG3」に
フラッシュ、グリーンランタン、アクアマン、
マーシャン・マンハンター、プラスチックマン、
そしてオラクル等の数多くの予備メンバーたち。
それが、DCユニバース最強のヒーローチーム、ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ。
しかし、この本の表紙では、バットマン以外のヒーローたちは倒れ、
帯には「ジャスティス・リーグ、壊滅―。」の煽りが。
果たして、この最強のヒーローチームに何が起こったのか・・・?

「JLA」は1960年に結成され、メンバー増員・紆余曲折もいろいろとありながら続き、
今回邦訳されたシリーズは96年に「スーパーゴッズ」のグラント・モリソンをライターに
王道ヒーローコミックとして新創刊されたタイトルであり、
(今作と同発の「JLA:逆転世界」はモリソンが担当した作品)
今作はモリソンからマーク・ウェイド(代表作はなんといっても「キングダム・カム」!)に
メインライターが交代した時期の作品を収録しています。

人間の体内に住むバクテリアの文明と、その宿主の少年両方を救おうと奮闘するJLAの
ミクロの世界での活躍を描く「脳内世界を救え!」、
殺人犯の疑いをかけられたスーパーマンの疑いを晴らすためにバットマンが活躍する「緑の銃弾」、
アクアマンとワンダーウーマンコンビの「秘めた想い」といった短編も収録されていますが
やはりこの本のメインストーリーである「バベルの塔」が一番読み応えがあります。

マーシャン・マンハンター、アクアマン、プラスチックマン・・・JLAのメンバーたちが
それぞれの弱点を的確についた攻撃を受け、戦闘不能となっていきます。
攻撃を仕掛けたのはラーズ・アル・グール率いるリーグ・オブ・アサシン。
しかし、彼らの弱点を調べ上げていたのは意外な人物でした・・・

「言葉」そして「コミュニケーション」がカギとなる話(それゆえに「バベルの塔」!)であり
絵のいかにもなアメコミっぽさが大丈夫な方なら、ぜひ読んでみてほしい作品であり
あのヒーローの処遇を含め、お値段分以上に楽しめると思います。

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