Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

三次創作って難しいね

2017-11-19 | 
「反三国志」を古本で見つけたので、26年ぶりに再読しております。
(当時中学生でしたね・・・)

史書「三国志」を基にした二次創作の講談、それを纏めたのが小説「三国志演義」。
しかし、大まかな歴史の流れ・・・後漢の滅亡、魏、蜀、呉の建国、蜀の滅亡、
魏から司馬氏クーデターで晋が建国、そして呉の滅亡で三国は晋に統一・・・は
蜀の劉備陣営を主役とした講談・小説においても、変化することはありませんでした。

しかし、この中華民国時代に書かれた
(筆者の言葉を借りれば、「野に埋もれていた歴史を掘り起こした」)
小説は、蜀の劉備陣営が「勝利」する物語となっています。
徐庶の母親奪還からのif展開によって歴史は転換し、
劉備は荊州、そして蜀に確固たる地位を築き、中国統一を進めることになります。

・・・しかし。
劉備、そして蜀陣営を持ち上げ、曹操・魏陣営を落とすことは
「三国志」における見せ場の存在をなくすことになりました。

・・・そう、この三国志には「三顧の礼」も「赤壁の戦い」も存在しません。
孔明は関羽が呼びに行ったら何のドラマもなくやってきます。
(あと、たぶん長坂橋の戦いの趙雲単騎駆けとかもなかった様子・・・)

例えて言うなら、コーエーの歴史シミュレーションを劉備陣営でスムーズにプレイした
その内容をリプレイ文に纏めたような、そんな印象。
ある意味ストレスの無さが昨今の異世界ラノベにも通じるような気もいたします。

二次創作をベースにした三次創作、というのは
その創作を加える塩梅をどうしていくのか、ということを
ある意味二次創作よりも慎重に考えなくてはいけないのだなぁ、ということを
しみじみと思いながら、読み進めております。

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アメリカン・コミックス大全

2017-07-18 | 
日本における海外コミックス評論の第一人者、小野耕世氏。
昨年秋刊行の「アメコミフロントライン」の序文では
あまりにも薄っぺらい日本ヒーローとアメコミヒーローの比較でがっかりしたものですが
図書館で2005年刊行のここ30年分の原稿やインタビューをまとめたこの本を見つけて
ちゃんと読んでみないとな、と思って手に取ったわけです。
(昔の「バットマンになりたい」とかが読めていなかったし)

「月刊スーパーマン」や光文社のマーベルコミックス邦訳シリーズ、
池上遼一「スパイダーマン」への原案参加などを行い、
70年代から海外コミックを紹介してきた氏が
「コミックブック」「新聞コミック」「オルタナティブコミック」という
アメリカン・コミックスの持つ3つの側面について
これまでの取材やインタビューを中心にまとめた1冊であり
スタン・リーやジャック・カービイへのインタビューも収録されているほか
いくつもの企画倒れで終わった映画化などへの言及、
ヒーローの誕生に纏わるさまざまなエピソードを読むことができます。

しかしこの本の本題は、どちらかといえば新聞コミック(コミックストリップ)や
オルタナティブコミック、そして911とコミックの関係について述べた後半部分であり
小野さんの「本領」はそっちであって今現在のヒーローコミックについては
ほぼ外野でしかないんだろうな・・・という思いも深まる結果に。
(そちらの分野はどんどん新しい人が出てきているわけなので、それはそれでいいのでしょうけど)

小野さんが幼い頃に触れた日本語版「スーパーマン」(1949年創刊の月刊誌)や
数々の「月刊スーパーマン」以前の邦訳海外コミック誌の存在を知ることができたのが
一番の収穫だったかもしれません。
(まったく存在を知らなかったもんなぁ・・・)
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2016年本まとめ

2016-12-30 | 
2016年もあと1日、になってしまいました。
まとめ企画、今日は「本」です。

毎日読んでるわりには、少なめ。

火星の人
映画「オデッセイ」原作を遅ればせながら。よく考えなくても今年唯一の小説感想だわ。
今は読みやすい上下巻で新版が出ているので是非。

図解 ワイン一年生
Twitterのつながりで読んだ本。
知らない世界を知るのは楽しい。ワイン飲む機会はないけれど。

唐変木のためのブックガイド
ミッドライフ・クライシスの訪れで読み始めた自己啓発本。
入浴時の読書習慣になってはいる、のですが・・・。

スパイダーマンの日常
スパイダーマンの日常を描いた絵本。
出てくるB級ヴィランの選択が渋すぎると思ったw

SFのSは、ステキのS
池澤さんの声優本というにはベクトルが違いすぎる何か。
巻末解説の豊富さがウォッチメン並み(言いすぎ)

唐変木のためのブックガイド2
ご存知の通りタイトル由来はキリンジ「唐変木のためのガイダンス」(「47'45''」収録)から。
読書時間を自己啓発書に割かれて物語系をほとんど読めていない今年。

付録目当てなんて久しぶりの感覚
ファッション雑誌(というかモノ雑誌)を2号連続買うという珍しいことを。
財布もバッグインバッグも活用しておりますよ。

・・・えーと、本は色々買ってるのです。
でも、入浴しながら読めるのってブックオフで買い叩いた自己啓発書しかないんですよ!w
年末年始はマクラウドのセーラ・ケリング最終巻だけでも読みたいなぁ。

あと、某アメコミ関連書籍は買ってて、観想記事を書きたいとは思っているのですが
内容に数点許せない点があり(アメコミを持ち上げるために日本のヒーローを腐す表現とか)
なかなか完走できないという問題がありまして。
書かれているライターさんによっては非常にいい内容もあるだけに、残念。
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付録目当てなんて久しぶりの感覚

2016-08-16 | 
最近付録目当てで雑誌を買っております。

昔はフィギュアとか目当てで買ったことがありましたが
(スタトレのスターシップコレクション、創刊号がエンプラDだから買ったりね)
ファッション誌というかグッズ情報誌をここ2号くらい買ってまして。

最近「長財布使ってみたいなぁ。2万くらいの欲しいけどとりあえず使う感触を知りたい」と
思っていたところに、「MonoMax」の8月号の付録が長財布で、
『ビームス特撮部も載ってるし買ってみるかー』と思って買ったら
案外付録の使い勝手が良く。
で、次号予告を見るとバッグインバッグが付録ってことで
『日ごろ使ってるショルダー、ポケット少ないしちょっと欲しかったなぁ』と思って
2号連続で付録目当てで買ってしまいましたw

次号の整理バックはどうだろう・・・と思ってますけど、
「物の値段」というものがわかるだけでも、こういう雑誌って案外楽しいものですね。
もう20年早くこういう雑誌読んでおけばよかったw
(スポーンフィギュアブームの頃、立ち読みはしてたんですがね・・・)

さて、アンケート送ってなにかいいもの当てるか・・・w
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唐変木のためのブックガイド2

2016-07-30 | 
適当に買い漁ってきて風呂で読んでる自己啓発本ひとことレビュー、
唐変木のためのブックガイド」第2弾でございます。

最近は以前ほど読み飛ばしていないというのがありますので
あまり冊数は増えていない感もありますが
効き目については道化の比じゃない・・・かも。

ハウル沢田「一瞬で魔法使いになる方法」
別に「魔法!それは勇気!」とかそういうマージマジマジーロな本ではなく
過去の制約に意識を向けず、自信を持つことで現実を変えていく、という内容。

吉田尚記「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」
ニッポン放送のオタクアナウンサーによる、コミュニケーション入門。
コミュ障をいかにしてゲーム感覚で克服するか、という実用性高めの1冊。

リチャード・カールソン「読むだけで運がよくなる77の方法」
訳は「あなたは絶対!運がいい」の浅見帆帆子、というわけで
ポジティブ思考で本音で過ごすことを推奨する内容。

上西聰(あきら)「『いいこと』がいっぱい起こる!禅の言葉」
禅宗の文献や禅僧の言葉から楽に生きる方法を学ぶ1冊。
突然例にスーパーマンが出てきてびっくりした。

斎藤茂太「人間的魅力の育て方」
自己啓発本界のスーパースター。作家・北杜夫の兄だということは最近知りました。
・・・今の自分には響かない本かなぁ、と途中で止めております。

心屋仁之助「あなたは『このため』に生まれてきた!」
テレビなどで話題らしい、心理カウンセラーの本。
「何となく」で行動していればなんとかなる、というくらいの感じかなぁ。

ひすいこたろう「3秒でハッピーになるモテ名言セラピー」
自称天才コピーライターとそのメルマガ読者の取り巻きによる恋愛論。
とりあえず、この人のコピーライターとしての代表的なコピーって何なんだろう?

菊乃「いつの間にか自分に合う人がいつも隣にいるようになる本」
婚活プランナーによる女性向け恋愛ハウツー本。
女心というのは難しいものですなぁ。

諸富祥彦「ずっと彼女がいないあなたへ」
こちらは心理学者による男性向け恋愛ハウツー本。
「自信」と「積極性」が大切、という耳が痛い内容。

五百田達成・堀田秀吾
「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」
人間関係の課題を解消するための方法について書かれている内容。
「スラムダンク」を例に引くわりに山王戦を最終回と書いたりしてるのが気になる。

・・・最近仕入れがあまりできていないので
(ポケモンGOとマーベルツムツムアップデートで俺の中のモードが変わった)
3回目はいつになるのだろうか。
まぁ、読んでる本からなにかしら吸収してがんばって生きていきます。

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