Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

ガイマン賞2017、開始

2017-10-03 | 漫画
日本における翻訳海外コミックスの刊行数はここ数年で飛躍的に増えました。
「ブーム」というよりある種定着した「文化」になった、と考えてもいいのかもしれません。

そして今年も、1年間に刊行された翻訳コミックスの中から投票を行い
傑作を選ぶイベント「ガイマン賞」が開催され、10月1日から投票受付が開始されています。

・・・とここまでは実は去年の記事のほぼコピペなのですが。
今年のガイマン賞はルールが変わり、20作品が選抜された「センバツ!作品賞」と
それ以外の作品から選ばれる「読者賞」に、センバツ1作、読者賞3作をそれぞれ投票できるようになりました。

センバツ20作の内訳は、アメコミはDC5作、マーベル4作、その他4作。BD3作、その他地域4作。
読者賞はDC24作、マーベル33作、その他アメコミ23作、BD9作、その他地域14作、電子書籍11作。
合計197作が今年のノミネート作になります(冊数だともっと増えます)
昨年が179作だったので、さらに増えたことになりますね。

今年は「センバツ」という形で有力作が別カウントになっているわけですが
「なんでこれがセンバツ漏れたの?」といいたくなるタイトルもちらほらと。
(「アイデンティティ・クライシス」とか「ヘルボーイ」とか・・・)
その分現状ではまったく予想ができない状態になっていたりもしております。

イベントとしての盛り上がりは、やはりどれだけ投票数が増えるか、にもかかっておりますので
当ブログをごらんの皆様はもちろん投票されると思いますが、是非お友達にも教えて
たくさんの投票を行っていただけるとうれしいなぁ、と思っております。
感想書かなくても投票できますしね。

そしてすでに来年ノミネートされる作品たちも続々刊行中。
(「スパイダーマン/デッドプール:ブロマンス」とか「Ms.マーベル:もうフツーじゃないの」とか)
たくさん読んで来年のガイマン賞をもっと楽しいものにいたしましょう。
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アメコミ入門シリーズインデックス

2017-10-03 | 漫画
「アメコミ入門」シリーズ、古いものは探しにくいと思ったので
インデックスページを作ってみました。
更新次第追加していきます。

<基礎からのアメコミ映画講座>
予備知識0からアメコミ映画を見ようという人向けアメコミ講座。
2011~12年時点の情報です。

クロスオーバーとスターシステム(このシリーズのエピソード0)

はじめに1
はじめに2
はじめに3
はじめに4

スパイダーマン編
X-MEN編
バットマン編1
バットマン編2
バットマン編3
バットマン編4
アベンジャーズ編その1(キャプテンアメリカ編)
アベンジャーズ編その2(マイティ・ソー編)
アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン編
バットマンvsスーパーマン編
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ編

<帰ってきたアメコミ入門>
アメコミに興味はあるけどどこから入ればいいのか・・・な人へのアメコミ講座。

その1(よくある疑問編)
その2(マーベル映画編)
その3(DC映画編)
その4(その他の映画編)
その5(テレビで見られるアメコミ編)
その6(邦訳アメコミを読むには編)
その7-1(最初の1冊におすすめ:マーベル編)
その7-2(最初の1冊におすすめ:DC&その他編)


<このアメコミ復刊して!>
邦訳アメコミ復刊希望紹介記事。2015年現在ひとつ除いて全部復刊出たよ

その1:キングダム・カム
その2:バットマン:アーカム・アサイラム
特別篇:復刊告知
その3:サンドマン←これだけ現状動きなし
その4:マーヴルズ
その5:アストロシティ
その6:ヘルボーイ


<邦訳アメコミ感想>
読んできた邦訳アメコミ感想です。

バットマン:ザ・ラスト・エピソード
シビル・ウォー
ジャスティス・リーグ:誕生
ベスト・オブ・スパイダーマン
バットマン:梟の法廷
ダークナイト:姿なき恐怖
スーパーマン・フォー・オールシーズン
JLA:バベルの塔
バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー
ジャスティス・リーグ:魔性の旅路
バットマン:梟の街
スーパーマン:ラスト・サン
スーパーマン:アクションコミックスVol.1
大都会の闇と影(「バットマン:梟の夜」&「ヒットマン 1」)
ビフォア・ウォッチメン:コメディアン/ロールシャッハ
何かが地球におきるとき(「パシフィック・リム:イヤーゼロ」)
ヘルボーイ:疾風怒濤
バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル
ヒットマン 2
キャプテン・アメリカ:ロード・トゥ・リボーン
バットマン:ブラックミラー
スパイダーマン:ブルー
ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン
バットマン:ノーマンズ・ランド 1
おしゃべりな傭兵、世にはばかる(デッドプール紹介)
バットマン:アンダー・ザ・レッドフード
脅威の螺子頭と興味深き物事の数々
シャザム!魔法の守護者
DC:ニューフロンティア 上
バットマン:リルゴッサム 1
DC:ニューフロンティア 下
バットマン:リルゴッサム 2
ホークアイ:リトル・ヒッツ
アントマン:セカンド・チャンスマン
ヘルボーイ:捻じくれた男
ヤング・マーベル:リトルアベンジャーズvsリトルX-MEN
「これこそが我々の革命なのだ」(原書「UNCANNY X-MEN #600」感想)
プロメテア 1
LOBO:ポートレート・オブ・バスティッチ
バットマン:ハッシュ 完全版
スーサイド・スクワッド:悪虐の狂宴
ホークアイ:L.A.ウーマン
ハーレイ・クイン:ホット・イン・ザ・シティ
オールスター:スーパーマン
DCコミックス アンソロジー
スーパーマン/バットマン:パブリック・エネミー
ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃
ジャスティス・リーグ:トリニティ・ウォー
フォーエバー・イービル
フラッシュ:新たなる挑戦
フラッシュ:ローグズの逆襲
ホークアイ:リオ・ブラボー
ゴッサム・アカデミー
ホークアイVS.デッドプール
グレイソン
スパイダーバース
ハーレイ・クイン:パワー・アウテイジ
デアデビル:イエロー
エッジ・オブ・スパイダーバース
ワールド・オブ・スパイダーバース
キャプテン・アメリカ:ホワイト
フラッシュ:グロッドの脅威
ジャスティス・リーグ:インジャスティス・リーグ
ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォー 1
ジャスティス
ヘルボーイ:地獄の花嫁
ゴッサム・アカデミー:カラミティ
ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォー 2
DCユニバース:リバース


<アメコミ関連書籍感想>
アメコミ関連の本の感想です。
スーパーゴッズ アメリカン・コミックスの超神たち
THE HERO―アメリカン・コミック史
スパイダーマンの日常
アメリカン・コミックス大全

<アメコミ映画感想>
アメコミ映画感想です。
アイアンマン2
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
ダークナイト・ライジング
アベンジャーズ
アイアンマン3
マン・オブ・スティール
ウルヴァリン:SAMURAI
マイティ・ソー:ダーク・ワールド
キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー
アメイジング・スパイダーマン2
X-MEN:フューチャー&パスト
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ベイマックス
アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン
キングスマン
アントマン
ファンタスティック・フォー
バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
内戦も二度目なら(「シビル・ウォー」2回目)
デッドプール
X-MEN アポカリプス
スーサイド・スクワッド
ドクター・ストレンジ
レゴバットマン・ザ・ムービー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
ローガン
スパイダーマン:ホームカミング
ワンダーウーマン
マイティ・ソー:バトルロイヤル
ジャスティス・リーグ
キングスマン:ゴールデン・サークル
ブラックパンサー

<アメコミ関連記事>
アメコミに関するニュース記事など。
まさかの邦訳決定
(「クライシス・オン・インフィニット・アース」邦訳決定(実際に出たのはこの記事から4年4か月後))
NHKがウェイン財閥に買収されました(NHKでバットマン映画連続放送)
BSアメコミ番組感想(NHKアメコミ番組感想)
アメコミ特集2誌(アメコミ特集映画雑誌2誌紹介)
またすごいものが邦訳決定してるっぽい(「グリーンランタン/グリーンアロー」邦訳決定)
ガイマン賞2014結果発表(日本の翻訳海外コミック賞)
一筋に無敵の男(東映スパイダーマン、「スパイダーバース」に登場)
親愛なる隣人、世界最強のチームへ(スパイダーマン、MCUへ)
2015年アイズナー賞ノミネート(アメリカのコミック賞)
アイズナー賞結果発表ー
夏の俺ちゃん祭り(デッドプール予告公開・邦訳祭り)
ガイマン賞2015 ノミネート作発表
ガイマン賞 残り5日時点の現状(ガイマン賞2015投票締め切り近く集計)
ガイマン賞、結果発表(ガイマン賞2015結果紹介&感想)
Justice Leagueタロット解説(DCキャラ絵柄のタロットカードの解説です)
※2016年12月27日 追記して全カード埋まりました
名作と言われて考える(gooブログお題記事)
積んで積んで詰んでる毎日(マーベルツムツムやってます)
小プロ2016年度邦訳スケジュール発表
2016年アイズナー賞ノミネート
大阪紀行・怒涛編(大阪のアメコミバー・CROSSOVERに行ってきました)
ガイマン賞投票開始しましたよ(ガイマン賞2016投票開始)
まだ投票してない子はいねぇか(ガイマン賞2016、あと1週間で〆切)
本日〆切(ガイマン賞2016投票とマーベルツムツムイベント、最終日)
MARVEL vs. CAPCOM:INFINITE発表(新作ゲーム発表で、予想しました)
ガイマン賞ベスト10発表されました(ガイマン賞2016、上位結果発表)
「スパイダーマン:ホームカミング」予告公開
2016年アメコミまとめ
アイズナー賞2017
マーベル展とその他のことども(福岡でのマーベル展に行ってきました)
ガイマン賞2017、開始
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DCユニバース:リバース

2017-08-04 | 漫画
最速の男・フラッシュことバリー・アレンが過去を改変しようとして
引き起こされた「フラッシュポイント」の結果、
DCユニバースは新たなる世界・・・「NEW52」の世界へと作り変えられ、
多くのヒーローたちは若く未熟な状態からその物語を紡ぎなおし、
世界に襲いかかる様々な敵と戦ってきました。

しかし、その世界の誕生に「何者か」が介入していたとしたら。
何者かが「10年」の月日と、そこから生まれた「絆」を奪い去っていた、としたら。


次元の狭間を流れるエネルギー「スピードフォース」。
フラッシュたちスピードスターの能力の源泉でもあるそれに囚われた一人の男、
元キッドフラッシュ、3代目フラッシュでもあったウォリー・ウェスト。

次元、そして時間の狭間へと囚われた彼は、現在の世界が彼の知る世界とは大きく変わり
そして誰もが彼の存在を知らない、ということに気付きます。

世界を元あった姿へと戻すべく、彼を少しでも知っているであろう人物を尋ね
世界修復のための手がかりを伝えようとするウォリー。
しかし、それは彼を真の消滅へと近づけていくことに・・・。

そして見えてくる「何者か」の姿。
世界を”見張る”のは、果たして何者なのか?


昨年初夏に発売されて以来、爆発的な売り上げを記録し
数度のリプリント(重版というか再発)を重ねた超話題作が
NEW52のメインタイトル・・・JLとバットマンの邦訳完結を待っての
(すいませんちょっとこちらの事情でどちらも完結まで追えてない・・・せめてJLだけでも)
最近の邦訳アメコミとしては破格の1500円(税別)という価格で邦訳発売。
今までのNEW52タイトルや「フラッシュポイント」を読んでいないと少し厳しいところもありますが
(特に「ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォー」から直接続いてる話ですし)
それでもラストシーンの衝撃は(全員アレは読んでるか映画観てるはずとみなします)
是非読んで欲しい!と思わせられる1冊です。

このラストシーンから続く物語は本国でもまだリアルタイムで続いており
おそらく今後邦訳もされていく・・・はず。
(それには邦訳予定タイトルがいくつか足りない気もしますけど)
まずは今月末に刊行される「スーパーマン:サン・オブ・スーパーマン」と
ワンダーウーマン:ザ・ライズ」から、このDCユニバースの新章を楽しんでいければ、と思います。
(リバースはバットマン2誌、JL、ハーレイ、スースクも出るよ)
一方でNEW52期のタイトルも「フラッシュ」「ゴッサム・アカデミー」は続巻決定済み。
後者は是非完結まで出して欲しいところです。
(「グレイソン」も続刊出してほしいんですが・・・)

とにかく、これからのDC邦訳を楽しむ上では絶対に外せない上に
(若干予備知識は必要だけど)これだけ読んでも楽しい!という一冊。
是非暑い夏を熱くする一冊としてお求めください。


DCユニバース:リバース

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アイズナー賞2017

2017-07-24 | 漫画
今年も開催されたアメリカ最大のコミックコンベンション、
サンディエゴコミックコンベンション(SDCC)。
そしてそこで発表されるのが、アメリカのコミック業界で優れた作品やクリエイターに与えられる
アイズナー賞(Eisner Award)でございます。

今年はノミネート作発表時の更新をしてなかったので、ノミネート作と受賞作をセットで。
(ノミネートはコミコンサイトからのコピペ(ごめんよ)、受賞作は太字&リンクを)

Best Short Story
短編ストーリー。

“The Comics Wedding of the Century,” by Simon Hanselmann, in We Told You So: Comics as Art (Fantagraphics)
“The Dark Nothing,” by Jordan Crane, in Uptight #5 (Fantagraphics)
“Good Boy,” by Tom King and David Finch, in Batman Annual #1 (DC)
“Monday,” by W. Maxwell Prince and John Amor, in One Week in the Library (Image)
“Mostly Saturn,” by Michael DeForge, in Island Magazine #8 (Image)
“Shrine of the Monkey God!” by Kim Deitch, in Kramers Ergot 9 (Fantagraphics)

リバース後の「Batman Annual」から、バットハウンド・エースのエピソードが受賞という結果に。

Best Single Issue (or One-Shot)
1冊完結のエピソード。

Babybel Wax Bodysuit, by Eric Kostiuk Williams (Retrofit/Big Planet)
Beasts of Burden: What the Cat Dragged In, by Evan Dorkin, Sarah Dyer, and Jill Thompson (Dark Horse)
Blammo #9, by Noah Van Sciver (Kilgore Books)
Criminal 10th Anniversary Special, by Ed Brubaker and Sean Phillips (Image)
Sir Alfred #3, by Tim Hensley (Pigeon Press)
Your Black Friend, by Ben Passmore (Silver Sprocket)

犬漫画(というくくりでいいのか)「Beasts of Burden」の猫漫画版が受賞。

Best Continuing Series
続き物シリーズ単位でのノミネート。

Astro City, by Kurt Busiek and Brent Anderson (Vertigo/DC)
Kill or Be Killed, by Ed Brubaker and Sean Phillips (Image)
The Mighty Thor, by Jason Aaron and Russell Dauterman (Marvel)
Paper Girls, by Brian K. Vaughan and Cliff Chiang (Image)
Saga, by Brian K. Vaughan and Fiona Staples (Image)

アストロシティ、マイティ・ソー(現行シリーズ)を抑えて「サーガ」が受賞。
やっぱり強いな・・・(邦訳3巻で止まったけど)

Best Limited Series
数話完結のミニシリーズ作品。

Archangel, by William Gibson, Michael St. John Smith, Butch Guice, and Tom Palmer (IDW)
Briggs Land, by Brian Wood and Mack Chater (Dark Horse)
Han Solo, by Marjorie Liu and Mark Brooks (Marvel)
Kim and Kim, by Magdalene Visaggio and Eva Cabrera (Black Mask)
The Vision, by Tom King and Gabriel Walta (Marvel)

ショートストーリー部門に続き、トム・キングがMCUでもお馴染みの「ヴィジョン」で受賞。
面白怖いホラーストーリーとして評判なので、邦訳出ませんかね・・・。

Best New Series
この1年で新しく始まったシリーズ。

Black Hammer, by Jeff Lemire and Dean Ormston (Dark Horse)
Clean Room, by Gail Simone and Jon Davis-Hunt (Vertigo/DC)
Deathstroke: Rebirth, by Christopher Priest, Carlo Pagulayan, et al. (DC)
Faith, by Jody Houser, Pere Pérez, and Marguerite Sauvage (Valiant)
Mockingbird, by Chelsea Cain and Kate Niemczyk (Marvel)

デスストロークやモッキンバードといったドラマでお馴染みのキャラ新シリーズを抑え、
ダークホースのこれからのメインになりそうな「ブラックハンマー」が受賞。

Best Publication for Early Readers (up to age 8)
8歳までの幼児向け。日本で言えば幼児誌範囲かな。

Ape and Armadillo Take Over the World, by James Sturm (Toon)
Burt’s Way Home, by John Martz (Koyama)
The Creeps, Book 2: The Trolls Will Feast! by Chris Schweizer (Abrams)
I’m Grumpy (My First Comics), by Jennifer L. Holm and Matthew Holm (Random House Books for Young Readers)
Narwhal: Unicorn of the Sea, by Ben Clanton (Tundra)

かわいいイッカクとクラゲの物語が受賞。

Best Publication for Kids (ages 9-12)
少年向け。日本で言えばコロコロの範囲かな?

The Drawing Lesson, by Mark Crilley (Watson-Guptill)
Ghosts, by Raina Telgemeier (Scholastic)
Hilda and the Stone Forest, by Luke Pearson (Flying Eye Books)
Rikki, adapted by Norm Harper and Matthew Foltz-Gray (Karate Petshop)
Science Comics: Dinosaurs, by MK Reed and Joe Flood (First Second)

妹の病気がきっかけで北カリフォルニアに越してきた少女と幽霊の出会いの物語が受賞。

Best Publication for Teens (ages 13-17)
10代向け作品。日本だと少年誌範囲になるのかな。

Bad Machinery, vol. 5: The Case of the Fire Inside, by John Allison (Oni)
Batgirl, by Hope Larson and Rafael Albuquerque (DC)
Jughead, by Chip Zdarsky, Ryan North, Erica Henderson, and Derek Charm (Archie)
Monstress, by Marjorie Liu and Sana Takeda (Image)
Trish Trash: Roller Girl of Mars, by Jessica Abel (Papercutz/Super Genius)
The Unbeatable Squirrel Girl, by Ryan North and Erica Henderson (Marvel)


「バットガール」や日本人アーティスト・タケダサナが描く幻想譚「モンストレス」を抑えて、
ドラマ登場も決定したマーベル最強!?のスーパーヒロイン、リス子ことスクィレルガールが受賞。

Best Humor Publication
ギャグ要素が強い作品の賞。

The Further Fattening Adventures of Pudge, Girl Blimp, by Lee Marrs (Marrs Books)
Hot Dog Taste Test, by Lisa Hanawalt (Drawn & Quarterly)
Jughead, by Chip Zdarsky, Ryan North, Erica Henderson, and Derek Charm (Archie)
Man, I Hate Cursive, by Jim Benton (Andrews McMeel)
Yuge! 30 Years of Doonesbury on Trump, by G. B. Trudeau (Andrews McMeel)

アーチーの親友、実写ドラマでもメインキャラのジャグヘッドの個人タイトルが受賞。

Best Digital Comic
昨年はWebコミック部門とセットでしたが、今年は分化。

Bandette, by Paul Tobin and Colleen Coover (Monkeybrain/comiXology)
Edison Rex, by Chris Roberson and Dennis Culver (Monkeybrain/comiXology)
Helm, by Jehanzeb Hasan and Mauricio Caballero, www.crookshaw.com/helm/
On a Sunbeam, by Tillie Walden, www.onasunbeam.com
Universe!, by Albert Monteys (Panel Syndicate)

少女怪盗の活躍を描く「Bandette」が受賞。

Best Web Comic
今年はWebコミック部門が独立。

Bird Boy, by Anne Szabla, http://bird-boy.com
Deja Brew, by Taneka Stotts and Sara DuVall (Stela.com)
Jaeger, by Ibrahim Moustafa (Stela.com)
The Middle Age, by Steve Conley, steveconley.com/the-middle-age
On Beauty, by Christina Tran,  sodelightful.com/comics/beauty/

少年の冒険と戦いを描く「Bird Boy」が受賞。

Best Anthology
アンソロジー形式のコミック。

Baltic Comics Anthology š! #26: dADa, edited by David Schilter and Sanita Muizniece (kuš!)
Island Magazine, edited by Brandon Graham and Emma Rios (Image)
Kramers Ergot 9, edited by Sammy Harkham (Fantagraphics)
Love Is Love, edited by Sarah Gaydos and Jamie S. Rich (IDW/DC)
Spanish Fever: Stories by the New Spanish Cartoonists, edited by Santiago Garcia (Fantagraphics)

アメリカ犯罪史上最悪のヘイトクライムとなった、フロリダ銃乱射事件を受けたアンソロジー「Love Is Love」が受賞。

Best Reality-Based Work
実話をベースにしたコミック。

Dark Night: A True Batman Story, by Paul Dini and Eduardo Risso (Vertigo/DC)
Glenn Gould: A Life Off Tempo, by Sandrine Revel (NBM)
March (Book Three), by John Lewis, Andrew Aydin, and Nate Powell (Top Shelf)
Rosalie Lightning: A Graphic Memoir, by Tom Hart (St. Martin’s)
Tetris: The Games People Play, by Box Brown (First Second)

公民権運動の歴史を描いた「March」が受賞。

Best Graphic Album―New
グラフィックノベル新刊部門。

The Art of Charlie Chan Hock Chye, by Sonny Liew (Pantheon)
Black Dog: The Dreams of Paul Nash, by Dave McKean (Dark Horse)
Exits, by Daryl Seitchik (Koyama)
Mooncop, by Tom Gauld (Drawn & Quarterly)
Patience, by Daniel Clowes (Fantagraphics)
Wonder Woman: The True Amazon, by Jill Thompson (DC Comics)

ジル・トンプソンが描いた若きワンダーウーマンの物語が受賞。

Best Graphic Album―Reprint
ハードカバー本の賞(復刊)

Demon, by Jason Shiga (First Second)
Incomplete Works, by Dylan Horrocks (Alternative)
Last Look, by Charles Burns (Pantheon)
Meat Cake Bible, by Dame Darcy (Fantagraphics)
Megg and Mogg in Amsterdam and Other Stories, by Simon Hanselmann (Fantagraphics)
She’s Not into Poetry, by Tom Hart (Alternative)

死なない男のグラフィックノベル「Demon」が受賞。

Best Archival Collection/Project―Strips(at least 20 years old)
新聞漫画復刻版。

Almost Completely Baxter: New and Selected Blurtings, by Glen Baxter (NYR Comics)
Barnaby, vol. 3, by Crockett Johnson, edited by Philip Nel and Eric Reynolds (Fantagraphics)
Chester Gould’s Dick Tracy, Colorful Cases of the 1930s, edited by Peter Maresca (Sunday Press)
The Realist Cartoons, edited by Paul Krassner and Ethan Persoff (Fantagraphics)
Walt & Skeezix 1931–1932, by Frank King, edited by Jeet Heer and Chris Ware (Drawn & Quarterly)

刑事ものコミックスの元祖であるディック・トレイシーの1930年代作品の復刻版が受賞。

Best Archival Collection/Project―Comic Books(at least 20 years old)
こちらはコミックブックの復刻版。

The Complete Neat Stuff, by Peter Bagge, edited by Eric Reynolds (Fantagraphics)
The Complete Wimmen’s Comix, edited by Trina Robbins, Gary Groth, and J. Michael Catron (Fantagraphics)
Fables and Funnies, by Walt Kelly, compiled by David W. Tosh (Dark Horse)
Trump: The Complete Collection, by Harvey Kurtzman et al., edited by Denis Kitchen and John Lind (Dark Horse)
U.S.S. Stevens: The Collected Stories, by Sam Glanzman, edited by Drew Ford (Dover)

70年代、女性作家によって描かれたアンダーグラウンドコミックの復刻が受賞。

Best U.S. Edition of International Material
海外コミック(ヨーロッパ圏)のアメリカ版からの賞。

Equinoxes, by Cyril Pedrosa, translated by Joe Johnson (NBM)
Irmina, by Barbara Yelin, translated by Michael Waaler (SelfMadeHero)
Love: The Lion, by Frédéric Brémaud and Federico Bertolucci (Magnetic)
Moebius Library: The World of Edena, by Jean “Moebius” Giraud et al. (Dark Horse)
Wrinkles, by Paco Roca, translated by Erica Mena (Fantagraphics)

フランスの巨匠・メビウスのSF作品の英訳版が受賞。

Best U.S. Edition of International Material―Asia
アジア圏のコミックのアメリカ版からの賞。

The Art of Charlie Chan Hock Chye, by Sonny Liew (Pantheon)
Goodnight Punpun, vols. 1–4, by Inio Asano, translated by JN PRoductions (VIZ Media)(浅野いにお「おやすみプンプン」)
orange: The Complete Collection, vols. 1–2, by Ichigo Takano, translated by Amber Tamosaitis, adaptation by Shannon Fay (Seven Seas)(高野苺「orange」)
The Osamu Tezuka Story: A Life in Manga and Anime, by Toshio Ban and Tezuka Productions, translated by Frederik L. Schodt (Stone Bridge Press)(伴俊男「手塚治虫物語」)
Princess Jellyfish, vols. 1–3, by Akiko Higashimura, translated by Sarah Alys Lindholm (Kodansha)(東村アキコ「海月姫」)
Wandering Island, vol. 1, by Kenji Tsuruta, translated by Dana Lewis (Dark Horse)(鶴田謙二「冒険エレキテ島」)

日本漫画4タイトルを抑え、インドネシアのアーティストによる作品が受賞。

ここからはコミックタイトルでなくアーティストやスタッフの賞。

Best Writer
原作者。

Ed Brubaker, Criminal 10th Anniversary Special, Kill or Be Killed, Velvet (Image)
Kurt Busiek, Astro City (Vertigo/DC)
Chelsea Cain, Mockingbird (Marvel)
Max Landis, Green Valley (Image/Skybound); Superman: American Alien (DC)
Jeff Lemire, Black Hammer (Dark Horse); Descender, Plutona (Image); Bloodshot Reborn (Valiant)
Brian K. Vaughan, Paper Girls, Saga (Image)

「サーガ」のブライアン・K・ヴォーンが受賞。

Best Writer/Artist
原作者兼アーティスト。日本での一般的な「漫画家」のイメージがここかな。どちらかといえばインディー寄り?

Jessica Abel, Trish Trash: Roller Girl of Mars (Papercutz/Super Genius)
Box Brown, Tetris: The Games People Play (First Second)
Tom Gauld, Mooncop (Drawn & Quarterly)
Tom Hart, Rosalie Lightning: A Graphic Memoir (St. Martin’s)
Sonny Liew, The Art of Charlie Chan Hock Chye (Pantheon)

海外コミックアジア部門の受賞作「The Art of Charlie Chan Hock Chye」作者が受賞。

Best Penciller/Inker or Penciller/Inker Team
絵を描く人。下書き/インク入れが分業の場合も多いです。

Mark Brooks, Han Solo (Marvel)
Dan Mora, Klaus (BOOM! Studios)
Greg Ruth, Indeh (Grand Central Publishing)
Francois Schuiten, The Theory of the Grain of Sand (IDW)
Fiona Staples, Saga (Image)
Brian Stelfreeze, Black Panther (Marvel)

「サーガ」のフィオナ・ステイプルズが受賞。やはり強い・・・。

Best Painter/Multimedia Artist
内部のアート担当。デジタル効果なども含むのかな。

Federico Bertolucci, Love: The Lion (Magnetic)
Brecht Evens, Panther (Drawn & Quarterly)
Manuele Fior, 5,000 km per Second (Fantagraphics)
Dave McKean, Black Dog (Dark Horse)
Sana Takeda, Monstress (Image)
Jill Thompson, Wonder Woman: The True Amazon (DC); Beasts of Burden: What the Cat Dragged In (Dark Horse)

今年2作品が受賞しているジル・トンプソンがこちらも受賞。

Best Cover Artist
アメコミおなじみ表紙詐欺、ということで表紙アーティストの賞。

Mike Del Mundo, Avengers, Carnage, Mosaic, The Vision (Marvel)
David Mack, Abe Sapien, BPRD Hell on Earth, Fight Club 2, Hellboy and the BPRD 1953 (Dark Horse)
Sean Phillips, Criminal 10th Anniversary Special, Kill or Be Killed (Image)
Fiona Staples, Saga (Image)
Sana Takeda, Monstress (Image)

フィオナ・ステイプルズが「サーガ」でこちらも受賞。日本人アーティストのタケダサナさんも2部門ノミネートでしたね。

Best Coloring
彩色担当。彩色技術の違いはコミックの印象を大きく変えます。

Jean-Francois Beaulieu, Green Valley (Image/Skybound)
Elizabeth Breitweiser, Criminal 10th Anniversary Special, Kill or Be Killed, Velvet (Image); Outcast by Kirkman & Azaceta (Image/Skybound)
Sonny Liew, The Art of Charlie Chan Hock Chye (Pantheon)
Laura Martin, Wonder Woman (DC); Ragnorak (IDW); Black Panther (Marvel)
Matt Wilson, Cry Havoc, Paper Girls, The Wicked + The Divine (Image); Black Widow, The Mighty Thor, Star-Lord (Marvel)

マーベルやイメージで活躍するマット・ウィルソンが受賞。

Best Lettering
コミックの書き文字担当。

Dan Clowes, Patience (Fantagraphics)
Brecht Evens, Panther (Drawn & Quarterly)
Tom Gauld, Mooncop (Drawn & Quarterly)
Nick Hayes, Woody Guthrie (Abrams)
Todd Klein, Clean Room, Dark Night, Lucifer (Vertigo/DC); Black Hammer (Dark Horse)
Sonny Liew, The Art of Charlie Chan Hock Chye (Pantheon)

「ルシファー」などのトッド・クレインが受賞。


Best Comics-Related Periodical/Journalism
雑誌、サイトなどコミックにまつわるジャーナリズムに贈られる賞。

The A.V. Club comics coverage, including Comics Panel, Back Issues, and Big Issues, by Oliver Sava et al., www.avclub.com
Comic Riffs blog, by Michael Cavna and David Betancourt, www.washingtonpost.com/new/comic-riffs/
Critical Chips, edited by Zainab Akhtar (Comics & Cola)
PanelPatter.com, edited by Rob McMonigal
WomenWriteAboutComics.com, edited by Megan Purdy and Claire Napier

Webメディアが中心になっています。受賞したのはレビューサイトのA.V. Club。

Best Comics-Related Book
コミック評論などの関連本に贈られる賞。

blanc et noir: takeshi obata illustrations, by Takeshi Obata (VIZ Media)
Ditko Unleashed: An American Hero, by Florentino Flórez and Frédéric Manzano (IDW/Editions Déesse)
Krazy: George Herriman, A Life in Black and White, by Michael Tisserand (Harper)
The Life and Legend of Wallace Wood, vol. 1, edited by Bhob Stewart and J. Michael Catron (Fantagraphics)
More Heroes of the Comics, by Drew Friedman (Fantagraphics)

小畑健画集もノミネートされていますが、新聞漫画家のジョージ・ヘリマンの伝記が受賞。

Best Scholarly/Academic Work
コミックについて研究した論文に贈られる賞。

Brighter Than You Think: Ten Short Works by Alan Moore, with essays by Marc Sobel (Uncivilized)
Forging the Past: Set and the Art of Memory, by Daniel Marrone (University Press of Mississippi)
Frank Miller’s Daredevil and the Ends of Heroism, by Paul Young (Rutgers University Press)
Pioneering Cartoonists of Color, by Tim Jackson (University Press of Mississippi)
Superwomen: Gender, Power, and Representation, by Carolyn Cocca (Bloomsbury)

女性スーパーヒーローについての研究書が受賞。

Best Publication Design
もっとも良いコミックブックのデザインに贈られる賞。

The Art of Charlie Chan Hock Chye, designed by Sonny Liew (Pantheon)
The Complete Wimmen’s Comix, designed by Keeli McCarthy (Fantagraphics)
Frank in the Third Dimension, designed by Jacob Covey, 3D conversions by Charles Barnard (Fantagraphics)
The Realist Cartoons, designed by Jacob Covey (Fantagraphics)
Si Lewen’s Parade: An Artist’s Odyssey, designed by Art Spiegelman (Abrams)

こちらも「The Art of Charlie Chan Hock Chye」が受賞。3冠!

The Bill Finger Award
優れたコミックブック・ライターに与えられる賞。(存命者1、故人1が受賞)
William Messner-Loebs(存命)と Jack Kirby(故人)に。

The Bob Clampett Humanitarian Award
人道的な活動に与えられる賞。
Joe Ferrera(コミックショップオーナー)とMarc Andreyko(ライター)に。

The Will Eisner Hall of Fame
コミックの殿堂。

Milt Gross(故人), H.G. Peter(故人), Antonio Prohias(故人), Dori Seda(故人),
Gilbert Hernandez, Jaime Hernandez, George Perez, Walter Simonson, Jim Starlin の9人が殿堂入り。

今年は「サーガ」と「The Art of Charlie Chan Hock Chye」の強さが目立ちましたが
「ヴィジョン」や「バットマン」、「スクィレルガール」などのヒーローコミック系タイトルが受賞したり
ノミネートも多数されているあたりに、また潮目が変わってきたのかな、と感じます。
日本人の受賞がなかったことで日本メディアの報道はおそらくないでしょうけど
(アジアコミック部門でもなかったもんなぁ)
タケダサナさんの2部門ノミネートはすごいと思ったり。(「モンストレス」邦訳決定みたいですね)

受賞作やノミネート作が日本上陸するかはわかりませんが(「サーガ」3巻で邦訳止まったし)
「ヴィジョン」は邦訳出して欲しいなぁ(トム・キングのバットマンは邦訳出ますし)
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フラッシュ:グロッドの脅威

2017-03-20 | 漫画
『まさに次から次へと・・・だ

 たしかに、物事をいくつか並行して片付けるのは得意さ

 なんせ、世界最速の男だからね

 でも、強化されたローグズにイライアス博士の裏切り・・・

 さらにゴリラシティとの全面戦争まで追加されちゃ、さすがに大変かも・・・

 なんてね』


前巻ラスト、ローグズとの戦闘の最中に突如現れたキング・グロッドたち、ゴリラシティの軍勢。
街を破壊し、人間達を攫い、フラッシュを狙うゴリラたちの大群を前に
ローグズとフラッシュは一時休戦、強大な力と高い知性を持つ敵と戦うことになります。

スピードフォースに触れたゴリラの王、グロッドにフラッシュが勝つ術はあるのか?
これからも強盗=シノギを行うために、街と人を守ろうとするローグズの秘策は?
スピードフォースに囚われたアイリスたちは脱出できるのか?


ドラマも好調、映画「ジャスティス・リーグ」もいよいよアメリカでは今年公開と
(日本もほぼ同時公開と考えていいのかな?)日本でも人気上昇中のフラッシュ。
前2巻も「これこの先どうなるんだよ!?」という引きで終わってきたわけですが
今回もラストまで最速のヒーローらしい急展開を続けてくれます。

ヒーローであるフラッシュだけでなく、ヴィランであるローグズも
街の危機となると立ち上がり、強大な敵に立ち向かう・・・
彼らの持つ「侠気」は先に邦訳された「フォーエバー・イービル」でも感じることができましたが
今作ではそれが「チームプレイ」として発揮されているのがいいなぁ、と思えました。

4巻も邦訳決定済み、ということで、ラストに出てきた彼とフラッシュの戦いが
どういうものになるのかが楽しみ、でございます。


フラッシュ:グロッドの脅威

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