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ヘルボーイ・イン・ヘル:死出三途

2018-02-06 | 漫画
長編前巻「疾風怒濤」のラストで、
龍の力を手に入れた「血の女王」との文字通りの死闘を演じたヘルボーイ。
命を失い、”生まれ故郷”である地獄へと戻った彼を待つ運命とは・・・?

ヘルボーイ最終章の前半、である今巻は、地獄に起こった大きな変化や
彼の出生の秘密といったエピソードを盛り込みながらも、
あくまで今までのような、どこか淡々としたペースで進んでいきます。

今作からついにマイク・ミニョーラがアーティストとしても復帰、
その陰影の効いたアートで描かれる地獄の風景や悪魔たちのビジュアルイメージを
眺めているだけでも楽しい作品でもあり、
邦訳でも初訳の「スーパーコミックメーカー」4号からは24年、
小学館プロダクション(当時)の「チェインド・コフィン」からも19年弱(99年5月)
(ストーリー上は最初になる「破滅の種子」は99年10月邦訳発売)
原作自体のスピードもあるけど、ここまで来たんだなぁ、という感慨もございます。

いよいよ次巻「ヘルボーイ:誰がために鐘は鳴る」でメインストーリーは完結、でございますが
短編(最新のものはアダム・ヒューズが描いたクリスマスストーリー!)も、
スピンオフ「B.P.R.D.」「KOSHCHEI THE DEATHLESS」等もまだまだ沢山あるのがヘルボーイ。
特に「B.P.R.D.」は未訳ながらもヘルボーイ本筋の裏で
けっこう重要なイベントをやっていたりするのでこちらも読めるようになるといいなぁ・・・。



ヘルボーイ・イン・ヘル:死出三途

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