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多治見&岐阜&大垣の旅2016【純喫茶・甍】

2016-09-04 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】


岐阜の宿は節約して、なんとツインで一人1900円のホテル。
その代わりサービスは必要最小限で、もちろん朝食はなし。
モーニングを食べれる純喫茶を探していたところいい雰囲気の喫茶店「甍」をネットで見つけた。
がしかし、最悪なことに日曜は定休日;





ところが、早朝散歩の時に閉まっていたシャッターが、ぷにょさんと駅へ向かう時に通ると半分開いているではないか?!
もしや今日はこれから開くのか?
ダメ元で声をかけてみると、中から店主のおばさまが出てきてくださり、
ほんとはやはり定休日なのだけど、開けましょうか?と願ってもないお言葉が・・





うれしい~!
ぜひお願いします!とお言葉に甘えてしまった。

玄関周りのやきもののタイルが素敵。





店内は一見、すっきりしているように見えてあちこちにこだわりの凝った造りが見られる。
店主さんいわく、お父様の代にお父様がこだわって建てられたお店だそう。




店主のおばさまが、このお店を始めることになったいきさつや
この辺りの繊維問屋街(今では5分の1の規模に)の最も栄えていた頃の喫茶店のお話しなどいろいろと聞かせてくださった。









この「甍」という店名も、もとはといえば本業が瓦屋さんで、そこから来た名前だそう。





頂いたマッチにも鬼瓦のマークと3本線の家紋が入っていた。





知り合いの鋳物師の方に造ってもらったという鋳物でできた「甍」。













厚切りトーストのモーニングがうれしい・・380円。




開店以来何十年も使い続けておられるというネーム入りのコーヒーカップと湯呑、お皿。
最後はこの湯呑に梅昆布茶をサービスで頂いた。




更に、はカウンターにあったこのマーガリンが入っていたという缶がレトロでかわいい!
と言ったら、私たちそれぞれにプレゼントしてくださるなど、、至れり尽くせりのおもてなしを受けた。





お休みのところ、旅行者の私たちを温かく迎えてもらって
興味深いお話もいろいろ聞かせていただき、私たちも温かい気持ちになって喫茶店を後にしたのだった。


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