m's diary

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北海道の旅2016【モエレ沼公園】

2016-10-03 | 北海道の旅2016
北海道の旅シリーズもいよいよ最終回。
植物園の後、考えていたのは円山動物園へ行って、旧小熊邸のろいず珈琲館コースか?
少し郊外のノグチイサム設計のモエレ沼公園コースか?
家族に意見を求めたら、動物園に行くのも暑いしどっちでもいい、とやる気のない返事だったので、
モエレ沼公園へ連れて行ってもらうことにした。




モエレ沼公園は札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として計画された
総合公園だそうで、敷地は基本設計を彫刻家のイサムノグチが手掛けたのだそう。

公園のシンボル、ガラスのピラミッド。





暑い中、ミスト噴水が有り難い・・





ガラスのピラミッドの中。
日陰or涼しい場所を求めてとりあえず入ってみたのだけど、
日陰どころかサンルームみたいになってるし、クーラー効いてるのかと思いきや
クーラーどころではなく無風状態で逆に外より暑いんじゃあ?という感じで家族からブーイング;





ところが、帰って調べてみると実は「雪冷房」が入っているのだとか。
環境負荷配慮のために「雪冷房」が館内の冷房システムに取り入れられていて、
冬の間、公園に積もった雪を貯蔵しておいて、夏の間はその雪解け冷水を利用して冷房に使ってるのだそう。
あれでも一応冷房が効いてたんだな~





ガラスのピラミッドを出て、左手に見えるのはモエレ山。
標高62mのなだらかな丘のような山。
頂上に登ると札幌市内全体が見渡せるという。





モエレ山には3方向5ルートから山頂へ登ることができるそうで冬はスキーやソリ遊びができるのだとか。
楽しそうだなあ。





100haあるという公園内をレンタサイクルでぐるっと1周。
サクラの森にある遊具エリアへ。
遊具もすべてイサムノグチ設計のものだそうで、スタイリッシュで洗練されたデザインの遊具たち
これはジャングルジム





カラフルで楽しそうな遊具




滑り台やシーソーも独特な造形だなあ。
遊具エリアはここだけと思っていたのだけど、実は森の中に7か所隠されていて、全部で126基のイサムノグチデザインの遊具が
あったのだそうで、後で気付いて無念;

そして遊具エリアのそばにはモエレビーチという子供たちが水遊びができる浅い池がある。
ここは家族連れで大盛況の賑わいだった。





そしてもう一つあるなだらかな山は高さ30mのプレイマウンテン。





この緩やかにカーブを描く道を自転車で駆け上がっていきたい衝動に駆られたけど、
ここは自転車立ち入り禁止。









反対側は古代遺跡を思わせるような花崗岩の斜面になっている。





直径2mのステンレス柱を組み合わせたテトラマウンド。

元はごみ処理場の跡地だったところに造られたという公園だけれど、広大な敷地の中にポツポツと自然の中に溶け込むような
施設がデザインされ、まさに北海道的なスケールの公園を楽しむことができた。


長々と続いてしまった北海道シリーズがやっと終結。
ブログが終わるとやっと旅を消化できた気がするので、自分にとっては欠かせない作業になっている。
またもう1個夏休みの旅が残ってるのでそれも地道にアップしていくつもり。

コメント
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