金木犀、薔薇、白木蓮

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大河ドラマ「光る君へ」♯20

2024-05-19 21:33:22 | 大河ドラマ「光る君へ」

一条天皇が、「ちゃんと政治やりたい!!」と思ってたタイミングで起きた

伊周&隆家の「院に矢を射かけたあげく従者を殺しちゃったよ」事件。

帝は毅然として、両者の謹慎、ついで定子の内裏退出を命じる。

ひそかに内裏に戻り、寛大な処分を懇願するものの、

帝の意志の強さをみて引き下がり、別れを告げる定子さま

そして、やっぱり耐えきれずに、彼女を抱きしめてしまう帝

帝は君主にふさわしい振る舞いをしたいと願い、

道長が「抑えきれない」と言うほどの激情を抱いているけれども、

定子さまは初恋のお姉さんでもあるし、

唯一の心のよりどころでもあったのだものね。

すべてはアホ兄弟のせい!!

伊周を捕まえようと踏み込んできた検非違使の前で

定子さまが自ら髪を切ってしまうエピソード、

映像化されると、なおつらい。

 

まひろ、勝手に父ちゃんのかわりに申文書いた~!!

おかげで為時は越前守に。

道長との関係を問う父に手短に答えつつ、

過去は過去だとさっぱり前向きな発言。

でも、筆跡に気づいた道長が、まひろからの文を見ていた姿、

倫子さまに見られちゃったよ……。

 

今日の倫子さまは、恐ろしいくらいの「できる正妻」だった。

*************

倫子、仕掛けられた呪詛に気づく

→女院に報告。

→女院「中宮は私を嫌っておる!」

→倫子、道長に「この件、私にお預けくださいませ」

→呪詛の件がなぜか実資にバレてて、帝に報告がいってしまう

→帝、激怒

*************

つまり、呪詛は倫子さまの仕込みだったってことよね??

夫の政敵を追い落とすための。

体調の悪い女院に、呪符を見せるの、おかしいもん。

こんな怖い正妻と戦えるんか、まひろ……。

ちょっとでも疑いが向いた時点でジ・エンドでしょ、これ。

 

【その他いろいろ】

・こんな大変なことになったのは自分のせいなのに、

「今さら言ったってしょうがない」

 と全然悪びれない隆家。

 しかも、「ヤダヤダ、どこにも行きたくないよ~!!」と

 見苦しくごねる伊周とは対照的に、さっぱりと自ら出頭して株を上げる始末。

 晴明が道長に「隆家は、いずれあなたの力になる男」と、

 予言もしている。

 ……繰り返し言うが、そもそも隆家のせいだからな……??

 

・宣孝とまひろの間の雰囲気が、本当に少しずつ少しずつ

 微妙に変わってきてるの、うまい描写だね。

 

・斉信とのつながりもあり、清少納言は同僚たちから裏切り者扱い。

 定子さまに諭されて、家に戻るが、まひろのところへ来て、

 一緒に中関白家の邸に潜入。

 すんごくナチュラルに、かつ真面目に

 アホコント(木の枝を持ってのぞき見)するな!!!!

 検非違使に取り囲まれてる邸に、どうやって入ったんだよ!!

 

コメント
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