三億円事件犯人に至る道

三億円事件について考察いたします。

三億円事件犯人、府中警察署の抱いた爆発のイメージ(11)

2017-05-30 03:36:21 | 日記
そういえば、第五回多磨農協脅迫事件での脅迫状に添付されていた「火薬」、その成分は、むらき本、91頁に載っている。
塩素酸カリウム、炭粉末、硝石、アルミニウム、ということだ。花火の火薬と同成分で、推測では、市販されている花火を分解して、火薬を取り出し、脅迫状に添付したとされる。おそらく、そういうことだろう。
もし、着火したとすれば、どうなるのだろう。
「爆燃」とよばれる、爆発的な燃焼を起こす。花火なので、当然、そうなるはずだ。「爆発」ではなく「爆燃」なのだ。
とすると、三億円事件のいう「時限爆弾」、もし、花火に使用するような、成分だったとすれば、「爆発」ではなく、「爆燃」を、引き起こすことになる。
三億円事件犯人、「爆弾」と、「火災」を、執拗に、結び付けてきたわけだが、実は、それほど、見当違いではないと思える。
(2013年9月記)
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