駐在所、交番を、標的にしたわけではないものの、やはり、公安に対して、直接、脅迫電話をする、というのは、かなり、特異なことと、考えなければならない。
それは、世間づれしているとか、していないといったレベルのことでは、むろん、ないことだ。
公安、いや、体制そのものに対する、公然とした、挑戦、である。
とはいえ、そうした、事件、ないわけではない。
ないわけではないものの、当然ながら、自暴自棄、刹那的、ではある。
三億円事件犯人のように、確信的、とすれば、たとえば、三億円事件の翌年、1969年10月24日、警視庁機動隊庁舎ピース缶爆弾未遂事件、翌々年、1970年12月18日、上赤塚交番襲撃事件。
多磨駐在所脅迫事件が、そうした、事件の、系列になるものなのか、わからないが。
それはそれとして、そうした事件、ある一つの、歴史を、根に持っている。
三億円事件の16年前あたり、日本共産党の武装蜂起である。
ただ、現状の日本共産党と当時の日本共産党、根本的に異なり、同一視するのは、誤りである、ということは、付記しておく。
(2013年7月記)
それは、世間づれしているとか、していないといったレベルのことでは、むろん、ないことだ。
公安、いや、体制そのものに対する、公然とした、挑戦、である。
とはいえ、そうした、事件、ないわけではない。
ないわけではないものの、当然ながら、自暴自棄、刹那的、ではある。
三億円事件犯人のように、確信的、とすれば、たとえば、三億円事件の翌年、1969年10月24日、警視庁機動隊庁舎ピース缶爆弾未遂事件、翌々年、1970年12月18日、上赤塚交番襲撃事件。
多磨駐在所脅迫事件が、そうした、事件の、系列になるものなのか、わからないが。
それはそれとして、そうした事件、ある一つの、歴史を、根に持っている。
三億円事件の16年前あたり、日本共産党の武装蜂起である。
ただ、現状の日本共産党と当時の日本共産党、根本的に異なり、同一視するのは、誤りである、ということは、付記しておく。
(2013年7月記)