私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

火災報知器NICEWORK!

2008年02月29日 08時55分52秒 | 日常の話
昨日は火災報知機がなりやまず、職員は4時に帰れた。
結局なぜなったのかは分からずじまい。別にだれがやったか分からないけど、よくやった!
ふだんより2時間も早く家に帰るとなんかすごく時間にゆとりがあるね。世界がぜんぜん違う。
もしかしたら、まだ火災報知機直ってないかもともって、朝職場に電話したら"やってるに決まってるじゃん"と言われた。
そうそう都合よくいかないよな。

今週は暑い。22度から25度。なんか本当に夏がくるのが恐ろしくなる。

島田荘司の"暗闇坂の人喰いの木"

2008年02月21日 07時58分13秒 | ミステリー
島田荘司の"暗闇坂の人喰いの木"

なぜ探偵というのはあんなに偉そうなのだろう。あの人を見下した態度、バカにしきった有様、近くにこんな人間がいたら間違い無く友達にはなりたく無い。

かなり前に探偵御手洗潔シリーズの"占星術殺人事件"を読んだので、このキャラクターがどういう人物かすっかり忘れていた。典型的なホームズとワトソン君関係。御手洗には"友人"の石岡というんがいて、この人物が御手洗とともに遭遇した猟奇的な事件を回顧録のように話すすめる。これも、またまた典型的ホームズパターン。しかし、読んでいてこの2人どうしても、友達にはおもえない。 いいようにつかわれているいじっられっ子の様、お昼にパン買ってこいとかいわれそう(実際秋葉原まで電気用品の部品をかってこいとたのまれていた。なぜ御手洗本人が行けないのかは不明)。でも、石岡が友人だというならそれでいい、何も言うまい。
数々の暴言、理不尽な要求も御手洗を名探偵と認めているがゆえ許しているのだろう。しかし、こういう石岡の態度がさらに御手洗の高邁な態度を助長しているとおもう。

数々の暴言を下に記してみた。どうだろうか? もしこれが、あなたの友達もしくは同僚だったら?

"今のんびりお喋りしている時間はないんだ、同じことをなんども言わせないでくれ"(電話で石岡をよびつけあれせい、これせいと指示をしておきながら、石岡が説明をもとめるとこの言い草)
"たまには謎が残る事件でもいいのではないかい" (さんざん石岡を手伝わしておいて、石岡が説明を求めると勿体つけてこう言放つ)
"石岡君、僕のブルゾンを持ってきてくれたまえ"(え? 今なんて言った?と聞き返すだろう普通)

思うに探偵には大きく分けて3種類ある。ホームズタイプ、金田一タイプ、あとは地道に浮気調査とかするタイプ。

ホームズタイプは典型的な嫌味で偉そうな人物。決して自分が全てを分かるまで何も教えないし、どう思うかなど一切聞かない唯我独尊タイプ。"いや、まだ話す時ではない。あと2ー3確かめないといけないことがある。"というセリフとともに全てを自分の手柄にする。こういうタイプには必ずワトソン君が側にいて、オレさま的なキャラクターをさらに助長させる。ワトソンも悪いといえば悪い。一度でいいから、"あっそ、じゃオレ帰るから一人でやれば"と言ってホームズの鼻をへし折るくらいの意気込みを見せて欲しかった。
金田一は、ホームズにくらべるとかなり腰が低い。いつも現れる警部にも礼儀正しいし、なにより"友人"という名の助手がいない。田舎くささもいい工合に彼の好感度を上げているし。しかし、いかんせんちょっと鈍くさい。謎をとくのがいつも遅すぎで犠牲者を無意味に増やしている。

もちろん、御手洗はホームズ型。女嫌いなとこまだそっくり。 しかしこの本のおもしろい所は探偵は典型的なヨーロッパ風のホームズなのに、謎/事件はまさしく横溝正史の世界。まさに和洋折衷。

まあいろいろ文句をいったけれど、時々無性に"本格ミステリー"というのが読みたくなる。御手洗シリーズはそういうものなのであらかじめご用心。



私の仕事PART2

2008年02月19日 04時32分04秒 | 日常の話
先日話した私の仕事の続き。
今働いている部署は前とは違いとりあえず表に立つ仕事。前のところは私とコンピューターと本だけで、1日が終わる時もあった。
それとは180度ちがい、今の所はほとんどが図書館利用者の手助け、貸し出しなどをするところなのでとても賑やか。

とくに、学生アルバイト(しかも9人いるうち全員が女の子、しかも7人が18歳から19歳)がさらにその賑やかを独特のものにしている。
往々にして、覚えが悪く使えないのだけれど、一生懸命だし素直だし一緒に働いていてとても楽しい。でも、ついこの間まで高校生をしていただけあって、そのノリがやっぱりきゃぴきゃぴしている。 お菓子を食べ回したり、新しいお菓子珍しいお菓子に夢中になったり。(この辺までは同調できる)。この前の金曜など、あまりにひまだったため、いきなり"今から誰が一番英国アクセントで長く話せるか"大会とかやりだすし(私は出来ないので不参加)。 あと、だれが一番うまくブラッドピットの顔がかけるかとか。なんか、自分が高校生の時を思い出す。下らない事で笑ったりしていた時を思い出す。
悩みといえばボーイフレンドの事がほとんど。彼氏がいない事が一番の問題らしい。"いいよね、結婚している人は彼氏を探さなくていいから"といわれた。シングルでも彼氏をやっきになって見つける必要はないのでは?と言うと、どうしても必要らしい。私など、一人でいても気楽なのではとおもってしまうけど。あと、図書館にやってくるカッコイイ人をみつけては品定めをしたり、どういうのがタイプとか話したり。すっかり私も高校生気分になってしまう。 若い人に囲まれて仕事をするのは良いことなのかも。つかのま、生活の疲れ悩みなどをわすれさせてくれる。彼女たちと話をしていると、老後とか年金とか貯金とか健康とかローンとかの文字は無い。


宮部みゆきの"楽園"

2008年02月17日 07時25分39秒 | ミステリー

じつはこの本お正月に読んだもので、いままで感想を書かなかった。
ハードカバー上下巻で3400円。どうだろ、宮部みゆきファンではないなら買わないほうがいいとおもう。
特に、この本の前著である"模本犯"を読んでいなかったらあまりつながりが分からないとおもう。
面白いといえば、面白部類に入るのだろうけど、素直に賛同できない自分がいる。まずは、お近くの図書館をあったてみるべき。
とりあえず、模倣犯を100点とすると、これは65点ぐらい。

あの、模倣犯の事件から9年後が今回の舞台。主人公のフリーライター前畑滋子をたずねて、1人の母親が訪ねてくるところから始まる。
その母親は息子(10歳ぐらい だったとおもう)を亡くしていて、その息子が書いた絵が殺人事件をあんに伝えているのではないかと思い滋子に会いに来る。で、結局その子にはそういう特別な能力があったらしく、15年前から行方不明だった女の子の白骨死体が床下からでてくる。
滋子は一体だれが、なぜその子を殺したのかを探っていく。という話。
最後は大円団でミラクルでおしまい。


私の仕事

2008年02月16日 09時59分08秒 | 日常の話
一応私の仕事は"自動収納システム"と呼ばれる装置のオペレーターである。
上の様な機会を操作して、本を出したりしまったり在庫の確認などをする。
一つ一つの箱に50ー120冊ほどの古い本やあまり貸し出しされない本を収納してある。つまり、スペースセーバーなのである。
借りる人はコンピューターで調べて、リクエストをする。それを、とりに行ったりする。
この図書館ができたのが7年前、その当時は米国国内でも10の図書館しかこのシステムをもっていず、たいそう珍しがられた。
7年前は、この州もお金があり、こういう贅沢ができたらしい。いい時期に建てたものだ。
それでも、このシステムまだまだ珍しいらしく、よく他の図書館からお客さんがやって来て、週に1回はデモンストレーションをしてくれという要望がある。
でも、これが結構壊れるのだ。そのたびに直すのだけど部品とかでお金もかかるし、一旦全てがOFFになると、だれも本が借りれなくなるという状態になるし、そうなると、まったく役立たず。

最近仕事にもなれ、学生や教授などからも顔を覚えられたらしく、よく図書館の外で質問をされる。
校内にあるスターバックスで並んでいるとき、知らない学生が"今日は何時に閉まるの?"と聞いてきたり、お昼をたべに行こうと歩いていると、"延滞料金があるのだけど、払わないとダメ?"ときかれたり(そりゃ、ダメだろう)、日向ぼっこをしていると"なんで夜中の12時に閉まるの?"と言われたり、そんな私みたいな一職員がどうしようできないことを言ってくる。
私がしらなくても、相手は私がどこで働いているか知っているのだなと思うとちょっと怖い。

乃南アサの"ぼくの町"

2008年02月14日 11時50分10秒 | ミステリー
乃南アサの"ぼくの町"

ふられた彼女にいいところを見せるべく警察官になった主人公、高木聖大 23歳。交番勤務の初日から警察手帳にプリクラのシールを貼っているのをみつかり上司に怒られ、ドジばかりふんでいる今時の若者がお巡りさんになるまでをコメデイータッチでかいている小説。
徘徊老人の尿の始末をしたり、警察マニアの110番通報につきあったり、近所のお婆さんの話相手になったり、生意気な高校生にわらわれたり、とストレス続きの毎日のなか、自分は本当に勤まるのかと半ばヤケっぱちになって辞めることを考える聖大だけれど、徐々に組織の一員になるという事が分かりはじめてくる。

警察ものの小説だと、おうおうに無理やりみたいなカッコイイ話がおおいが、これは新宿鮫や横山秀夫のそれとはちがっていて大変おもしろい。ふつうの町のお巡りさんがふつうの日常の犯罪に取り組むお話。たぶん、ほどんどの日本の警察官は中国マフィアとか覚醒剤輸出元とかテロリストとかとは無縁で、もっと地域住民に密接していると思う。自転車泥棒とか下着泥棒とか万引きとか迷子とか。そんな日常的な交番のしかもお巡りさんを主人公に選んだのは斬新だとおもう。 この本非常におもしろかった、あまりに面白かったのでこの後にでた"かけこみ交番"を買った。さてさて2作目も期待どうりな物になっているかとても楽しみ。

桐野夏生の天使に見捨てられた夜

2008年02月12日 06時16分54秒 | ハードボイルド
シリーズ2作品目だとは気付かず借りたこの本、女版の大沢在昌の小説のようだった。ハードボイルドといわれるジャンルになると思う。
主人公が女の探偵で失踪したAV女優を捜す依頼を受けるところから話が始まる。しかし、大沢在昌の主人公とは違い、いわゆる"かっこいい"探偵ではなく、かなり素人くさく個人的にも危なっかしいキャラクターで、そういった意味で桐野夏生らしさが出ていたとおもう。ミステリー的にもまあまあだったし。でも、最後30ページがかなり慌ただしく"はいおしまい"という感があり、いまいち。
わざわざ、買うほどではないとおもう。これを、買うなら、ぜひ"OUT"を買っていただきたい。まず、この作家が一体どれだけの物を書けるのか読んでから、あまり期待せずにこの本を読むのが順当だと思う。OUTが長すぎると思う方には短編集の"錆びる心"がおすすめ。これは結構ダークな作品。


今、読んでいる本

浅田次郎の短編集。まあまあ、感想かくほどでもない。つい2ー3日前に気付いたのだけれど"蒼穹の昴"はこの人が書いた本だったらしい。これはよかった。

山崎豊子の"沈まぬ太陽" いつ、いっても貸し出し中なので、もーあきらめた。

久しぶりに"本格ミステリー"を読もうともって、島田荘次の御手洗シリーズをたのんだ。これは楽しみ。館シリーズに続き好きなもの。

乃南アサの"交番おまわり"さんシリーズ。いまから、借りるよてい。私の好きな作家のひとりで、直木賞作家。文句なしの直木賞受表作家。


発見

2008年02月10日 08時27分02秒 | 日常の話
久しぶりに家で揚げ物した。 カツ、エビ、あと残りものの野菜を揚げた。
ちょうど冷蔵庫にポータベロマッシュルームがあったので、それを7等分ぐらいに切ってパン粉をつけて挙げてみた。
出来上がったポータベロマッシュルームにレモンをかけて、ケチャプをつけて食べると。。。。
あら、不思議カキフライの味になるのです。

ちなみに、ポータベロマッシュルームはあの大きな笠の茶色いきのこ。


のだめカンタービレ

2008年02月02日 09時04分22秒 | マンガ
おもいっきり風邪をひいてしまって。まる3日も仕事を休んだ。
そんなとき、ちょうど頼んでおいた"のだめカンタービレ"が届いた。風邪をひいたけど、ちょっとしあわせと思った。
1巻から19巻までぶっとおしで読むとさすがに、早読みの私でも1日かかるのだなとおもった。

感想から言うと、このマンガすごくおもしろかった。 ドラマでは、はしょられている部分がかなりあったので、マンガは新鮮に楽しめた。特にパリ編になってからは、絶対マンガで見たほうがいいとおもう。ドラマのパリ編はやっぱり無理がある。 なにより、登場人物がちゃんと年をとり、成長していっているのがいい。よくマンガにありがちな、一体いつまで高校生やっているんだというマンネリ感がなく、よく描かれていると思う。マンガにありがちな恋愛重視な嗜好ではなく、他のエピソードとともバランスよく書かれている。
大人買する価値あり。