私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

有川浩の海の底

2014年02月13日 11時43分04秒 | 日常の話
有川浩の自衛隊3部作のうちの1つ。 
刑事ものの小説は多々あるけれど、なかなか自衛隊ものというのはない。
これは自衛隊+SF+怪獣のような本。
ハチャメチャなようだけれど、よくまとまっていて、エンターテインメントせいもあり、びっくりするほど楽しく読めた。 
図書館戦争はどうしても読みおわれなかので不安があったけれど、これはおもしろかった。
怪獣(大きなカニのようなもの)が横須賀港に現れて横須賀の町をおそう。
そこにたまたま停泊中だった潜水艦には幹部候補の夏木と冬原がいたが、巨大カニをまえになにもなすすべもなく、近くにいた子供たちを助けて潜水艦にたてこもるのが精一杯だった。
潜水艦には子供と新任自衛官2人のみ。 

これの続編がクジラの彼。 怪獣小説とはうってかわって、ふつうの恋愛小説。
6つの短編からできているけれど、どれも自衛官の恋のはなし。
海の底にでてきた、夏木と冬原のその後ものっていて、とてもよかった。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿