私の図書館

主に読んだ本の感想。日常のできごと。

お願いかなちゃった

2007年08月11日 00時55分28秒 | 日常の話
火事になった電気の供給場所



お願いかなちゃった。
今、金曜の朝8:20 家に帰ってきたとこ。職場に7:30ぐらいに行ったら、真暗だった、その瞬間"もしかして今日はお休み"とかなり期待した。オフィスには既に5人ほどきていて、みんな最終決定待ち。多方の意見が休みだろう、というものだった。暗くてなにもできないので(非常灯のみ)、とりあえずおしゃべりをしてすごしていたら、館長さんが、"このビル全部を閉めるので、今日はお休み"と伝えに来た。しかも、災害なので、有給休暇ではなく、特別休暇(お金はその分もらえるけど、働かなくていいというやつ、もちろん個人の有給休暇には影響しない)。すごくラッキー。
で、今帰ってきたとこ。

停電のNEWSと職場の状況をインターネットで、調べてみると。電気を供給する所が火事になったらしい。源因は不明。でも、これはうちの大学のみ。しかも、大学の地所の北側は電気が復旧、南側のみ停電という状況。私の勤めている図書館はちょうど真ん中、あやうく電気がある側になるところだった。もちろん、北側にオフィスがある人は通常業務。南側の人のみお休み。またまたラッキーと思った。

私たちが図書館をでると、入れ替わりにHさん(オフィスコンピューターシステムの人)が来たので、今日はお休みだということを告げると、彼は、関係ないと言った。彼は緊急のとき必ずオフィスに居なければいけない、緊急対策委員なので、暗がりの中机に座って待機していないといけないらしい。ご苦労さん。

停電

2007年08月10日 10時36分56秒 | 日常の話
今日は大漁だった。なにが大漁だったかというと、本が。
図書館に余分な本があったり、だれかが寄付したりしたものを、図書館の隅にあるオフィスで売っているのだけど、なかなかいい本がない。品ぞろえもたいしたことないし。50円から200円程度でとても安いのだけど、いままで、買ったのは5ー6冊程度。 それでも、まめに週1回はチェックしていた。ところが今日、20冊ほど新しい日本語の本を発見。 たぶん、だれかが寄付したものだと思う。

残念ながら、70%がすごくくだらない本だった。"魅力的に男をくどく"とか"美しくなるためには"とか"スピリチュアルを探す"とか"美人の話し方"とか、題名はうら覚えなので確かではないけど、こんなかんじ。なんか、この本を寄付した人物を想像してしまった。 そういう本を読んでいたら美人にはなれないのではと思う全ての本に手をだしましたみたいな人。 特にひどいのは"男を上手にくどく"(題名はともかく、こういう内容のもの)という本。1ページになんと1行しか書いてない。98%は余白。アートぽいとかの話ではない。詐欺だな。

まーそういう本はさておき、この本を寄付した美人さん、こういう本を読む一方で怖い本も好きだったらしく、角川ホラー文庫の本があった。あと、桐野夏生と坂東真砂子の本。らっきーなことにこれらは、読んだことのないものだったので購入。今日はなかなかいい買い物をした。

御機嫌のかいものの後、私の仕事場に戻ったら停電発生。
最初はすぐに直るとおもっていたのに、30分が過ぎ、40分が過ぎ。職場では帰宅命令を待ち受けているみんなで場は最高にもりあがった。台風のため学校閉鎖の連絡網をまちうけている時みたいだった。で、1時間30分後、無事帰宅命令がでて、1:30pmに業務終了。 なかなか楽しい1日だった。ひそかに、電気の復旧が遅れないかなと期待している。

ロバ図書館

2007年08月09日 04時23分39秒 | 日常の話
今、私の職場でちょっといい話として流行っているのは"ロバの図書館"のNEWS。
ベネズエラの山脈に住んでいる子供たちに、移動図書館が訪ねていく話(話というかNEWSだけど)。すごく標高が高いところのので、車でも行きにくく、本などなかなか手にはいらないらしい。 そこで、ロバ。昔から使っているこの移動手段をつかって、ベネズエラの大学が本をひろめるために始めた"ロバ図書館"。特に山の上に住む子供たちには大好評らしい。山の上には学校もあるのだけれど、やっぱり本などはあまりないらしい。
このBBC(英国の国営放送)のNEWSでは23人のこどもがCALEMBEという村に住んでいて"ろば図書館"がくるのを楽しみにしているらしい。ロバの背にはちゃんと本がつんである。遅いけど、必ず来る"ロバ図書館"大人気。
(拡大写真を見たい方、写真をクリック。)

ほかの地域(たしかアフリカのどこか)では"ラクダ図書館"があるらしい。やっぱり道路など条件が悪く、動物にたよっての手段で本を運んでいるらしい。

ナンバー23

2007年08月08日 09時10分25秒 | 自伝
このブログは本についてなので映画についての批評はさけるつもりだったけど、ジムキャリーの"ナンバー23"は前日話をしたので書くことにした。

この映画すごくつまらなかった。結局23って言っても勝手にこじつけているだけ。 例えば、住所の番号が1121だったら1+1+21=23。そういう理由で23がいたるところに見えるらしい。それが恐怖につながる、頭がおかしいというのもあるけど。 でも、私わ問いたいなぜ足すかな? 1x1x21=21でもいいのではないか? この主人公都合のいいようにたしたりひいたりかけたり割ったりしているのである。 同じよううに、奥さんの靴を数えて"23足"だったのでおどろいてみたり、こわがったり。あえて、いいたい、奥さんのドレスの数を数えてみれば? と。靴でなくてはいけない理由はどこにもない。 それで、ドレスの数も下着の数も帽子の数も23だったら、"へーすごいね"とおもう。それにしたって、恐怖をおぼえるほどのものでもない。
で、最後は妙にポジテイブに終わっていて"なんだそれ"という印象だった。

ダニエル タメットの"ぼくには数字が風景に見える"

2007年08月06日 13時43分55秒 | 自伝
天才と馬鹿は紙一重というけれど、"ふつう"に暮らしている私のような凡人にはその差さえ分からないのだろうなとおもう。週末読んだ本はダニエル タメットの"BORN ON A BLUE DAY"。 日本語訳の本は"ぼくには数字が風景に見える"という題名ででている。自伝の本で、作者ダニエル28年間の話。なにがそんなに28にして自伝をかくほどすごいのかというと、この作者サヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年なのである。簡単にいうと映画"レインマン"に出てくるダステイーホフマンとおなじ症状をもっている。恐ろしく数字に強く記憶力もずばぬけてすごく、でも自閉的で日常生活などにおいて"ふつう"に生活するのが難しい人たち。

どれだけすごい能力をもっているかというと、この作者円周率22500桁を暗唱、10カ国語を話す天才。その一方で毎朝必ず48gのお粥を食べないといけないし、毎日家をでるとき着ている服の数をかぞえないといけないし、人とコミュニケイションをとるのがすごく難しい。秩序と静寂がかならず必要で、集団の環境ではうまくとけ込めず(本人にとって1人のほうが居心地がいいらしい)よく"変"な子または人としてみられる。

これはそんなダニエルがどういうふうに世の中をみていたのかという話。
'ふつう'の人にとって数字はただの数を表す記号にすぎない、1、2、3、4 というように。りんごが3個といわれれば、頭のなかで"りんご3つ"おもいうかべるだろう。 でも、この作者、数字が友達というだけあって、数字に個性をみいだしている。例えば、89という数字は雪が降るような感じで、5は波が岩に砕けるような感じらしい。"悲しい"という感情を理解するときは自分が数字の6に座っているところを想像するらしい。数字だけでなく単語にもいろいろ個性があるらしい。例えば水曜日は色でいうと青、ゆえに"BORN ON A BLUE DAY"というタイトル。ダニエルの誕生日は水曜日だったらしい。
ヨーグルトは黄色とか、はしごは光っている青とか。もちろん数字にも色があり、99は青らしい。なのでお店で99円などの値札が赤で書いてあるとすごくいらいらするらしい。
とくに美しいと思っているのは割切れない数、2、3、5、7、11、13、、、97、、、とか(永遠に続くらしい)。189といのは116より美しいとか。同じ数を掛算するのが好きとか68x68x68x68x68、、、

これを読むとちょっと天才の見方がわかるきがする.
この本にちなんでジムキャリーの新しい映画"ナンバー23"というDVDをかりてきた。こちらははたして天才か奇人か。

ロボット初出動

2007年08月04日 02時51分53秒 | 日常の話
遠隔操作でがれき除去、レスキューロボット初出動…柏崎市 (2007年8月4日0時12分 読売新聞)
この写真を見た時合成だとおもった。将来こういうものが災害のとき役立ちますよという内容の記事だと思ったら、これ実際に使っているらしい。 びっくり。技術の発達をみた。

初出動となったのが"霞ケ関のXXビル"とかではなく、柏崎市西本町の文房具店「小林文英堂」。 ここにちょっと親しみを感じた。
でも、日本の道は狭いのでこのロボットもう少しスリムにするべきだともう。

あと、つい最近台風が広島にきたみたいでちょっと心配。厳島神社浸水していたし。でも、2ー3年前もこんなことがあったような気がするけど。

話はかわるけど、日本の新しい裁判員制度。陪審員ではなく中途半端に裁判員らしい。これNEWYORKTIMESでも1面を飾る記事でのっていた。 よんでみると、かなり制約があるらしい。例えば、いくら裁判員が無罪にしても、その意見は最低でも3人の裁判官のうち1人が賛成 しなければいけないとか。しかも、評議に裁判官が参加すると聞いて驚いた。これでは参加している人が裁判官の圧力に逆らえないし、じゃあ裁判官がきめればというムードになると思う。特にこの新制度を心よくおもっていない裁判官などいかようにも素人相手の評議をコントロールできると思うし。裁判員制度やるなら、やるで参加する人に全権と全責任を持たせるべきだと思う。これでは"会社休んで来た意味がない"と嫌気ムードが増すと思う。私は個人的には裁判官制度でもいいとおもう。 たしかに裁判官にも多々悪い点があるけど(世間ズレしているとか)、法律を知っている頭のいい人が決めるのとその辺のひとたち9人に決めてもらうのとどちらがいい?
話はかわるけど、日本の新しい裁判員制度。陪審員ではなく中途半端に裁判員らしい。これNEWYORKTIMESでも1面を飾る記事でのっていた。 よんでみると、かなり制約があるらしい。例えば、いくら裁判員が無罪にしても、その意見は最低でも3人の裁判官のうち1人が賛成 しなければいけないとか。しかも、評議に裁判官が参加すると聞いて驚いた。これでは参加している人が裁判官の圧力に逆らえないし、じゃあ裁判官がきめればというムードになると思う。特にこの新制度を心よくおもっていない裁判官などいかようにも素人相手の評議をコントロールできると思うし。裁判員制度やるなら、やるで参加する人に全権と全責任を持たせるべきだと思う。これでは"会社休んで来た意味がない"と嫌気ムードが増すと思う。私は個人的には裁判官制度でもいいとおもう。 たしかに裁判官にも多々悪い点があるけど(世間ズレしているとか)、法律を知っている頭のいい人が決めるのとその辺のひとたち9人に決めてもらうのとどちらがいい?

くわしくはBOOKMARKの裁判傍聴日記をよんでみて。
結構おもしろい。
なぜ下線になっているのかは不明. 直そうとおもたけどできなかった。特に他意はなし。

ちなみに2ー3年前に何故か私のところに陪審員呼び出しの手紙がきた。もちろん本来はくるべきではないのに。 陪審員は国民の権利だから、国民でない私にその権利はないのに。あれは、一体どういう理由で選ばれてしまったのだろう。 もちろう断った。