妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

カレー雑炊

2016-10-15 22:45:50 | 日記


ヘルパーさんの日。


    久しぶりに社長さん自らのお出まし。


    妻が初めてヘルパーを利用した時に

    来てくれた方。


    たぶん会社を興して間もなかった頃で、

    まだ利用者も職員も少なかったと思う。


    社長さんがしばらく妻の担当として世話してくれた。


    身内以外で、妻の初期からの変化を唯一知っている方だ。


    今日は職員のやりくりがつかなかったのかな。

    それとも、社長もスタッフの一員として動いているのかな。



    私が戻ると、妻に

    「お父さんが戻りましたよ」と話しかけた。


    そして、「今日はあまり食欲がありませんでした」と

    テーブルを見ながら言った。


    「これは何ですか」

    「りんごの煮たものです」


    「これは何です? カレーの臭いがしますが」

    「カレーですが、ちょっと失敗して…」

    


    最近新人さんが来るようになったが、

    いろいろ大変なんだろうな。


    妻のためにも経営が安定してほしいものだ。

   


    ☆ 家を出るまで決めかねていた。

      行きたいところ、やりたいことが4つある。

      
        1.ドラッグストア : シニア割引デーで 5% OFF。

                   パット、オムツ、お尻ふきの買いだめ。


        2.ホームセンター : DVDを買う。

                   「百寺巡礼」ダビング用。

        3.スーパー


        4.ウォーキング  



      時間内に全部は出来ない。


      ウォーキングを止めれば、

      あとの3つは出来る。


      ウォーキングをすれば

      あと1つしか出来ない。


      私は、

      ウォーキングとホームセンターを選んだ。


      今日は秋晴れのいい天気。

      気持ちのいい風に当たりたかった。


      いつもの堤防。

      トンボが群れ飛んでいる。


      澄んだ青空に遠くの山々が映える。


      意外と人が少なかった。

   
      堤防の川側の路肩に老婦人が一人で腰を下ろしていた。

      何を思っているのだろう。 

      単なる日向ぼっこか。 
    


      稲刈りもあとわずかを残すのみ。


      小型のコンバインが軽トラの荷台の

      大きな袋に脱穀した米を飛ばしていた。

     
      別の田んぼでは

      ハセに稲を架けて自然乾燥させている。


      農家が自分の家で食べる分は

      おいしい自然乾燥にすると

      聞いたことがあるが本当だろうか。


      そういうものかもしれない。


      
      ☆ 買ってきたDVDに「百寺巡礼」を2本ダビングした。


        その分を消去したので

        4時間近く稼ぐことができた。


        
        夕食時、妻の前傾が強くなってきた。


        失敗したカレー雑炊と煮リンゴ。


        下剤をスプーンで5滴ずつ3回飲ませたが、

        3回ともヨダレといっしょに少しこぼれた。


        5滴追加した。

        これが吉と出るか凶と出るか。

       
        適度かユルユルか、それとも効かないか。

        明朝のお楽しみ。


        前傾が強くて
     
        なかなか食べてくれない。


        そのうち眠ってしまった…。

        


        




      



      
      









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