わたしがいつ手帳を使い始めたか・・・
ですが、
仕事を始めて忙しくなったからではありません。
独身で仕事をバリバリしてた時、もちろん手帳は手元にあり、
結婚して一時専業主婦として生活している間も、
子供が生まれて子育てに奮闘している間も手帳はそばにありました。
手帳って、忙しくないと持たなくていいと思いがちですが、
そうとばかりは言えません。
日々、家にいて、
特別なことをやっていないと思う専業主婦こそ、
手帳ってあったらいいと考えるまんじゅう顔なんです。
わたし、結婚して突然家にいるようになった人間で、
最初の頃は、そのゆったり感を享受してました。
専業主婦を揶揄する言葉で、よく「三食昼寝付き」と言われますが、
それをすごく堪能してたと思います。
けれど、貧乏性な性格のせいか、
徐々にですが、
「一体何をやってるんだろう」という思いも持ち始めてました。
特に子供が生まれて小さい時は、
家事と子供の世話でバタバタ日々が過ぎていく、
そのような生活がふと虚しくなるってことがあったように思うのです。
そんなわたしにとって、
当時の「手帳」は、
毎日家族のために、子供のために頑張ってるわたしへ「エール」を送ってくれる存在だったように思います。
家事も子供との関わりも、これだけやったら終わりというものでもないですね。
家庭にいる人は誰しもやってることで、
特別なことでないから、誰にも「頑張ってるね」って褒められるわけではない。
毎日ルーティンなことが多くて、
いつの間にか時間が過ぎていく日々になります。
特にわたしはもともと家事が得意なわけでもなく、
子育ても全く素人だし、自信があるわけでもない。
だからこそ、
わたし、手帳のタスク欄には、
やって当たり前のこと、ルーティンな家事までも全部書いてました〜。
↑10年ほど前の「主婦日記」。ちょうどその頃人気だった『思い切りテレビ』の観覧に行ってますね〜。懐かし。
洗濯、掃除、下ごしらえ、草抜き、花の植え替え、アイロン、買い物などなど。
こういう普通は書かなくても忘れないような、そんな細かいことまで書いておく、
わたしはそれをやって、
その頃の1日1日を再確認して満足感を得てたんだと思います。
今も昔も変わらずやってる「掃除」であっても、
あの頃の「掃除」はまた違った意味があるんですね〜、
手帳を振り返ってそう思います。
働いていない、若いお母様たちと話す機会があった時、
多くのお母様が「自分はこんなのでいいのかと焦ってる」と言われていました。
「子供が小さいお母さんがバリバリ働いているのを見たら、
自分も働かないと置いていかれるような気がする」と。
仕事をすることはいろいろな意味で、わたしたちにとってメリットがあります。
社会的なステイタス、
自己実現
経済的なゆとり
生きがいなどなど。
でも、ある時期、
家にいることを許されている環境、
子育てに没頭できる環境があるというのも、その人の賜物ですよね。
そこでの生活の一コマ一コマをかけがえのないものとすること、
家族のために生きる自分の存在を再確認すること、
立派に日々の家庭内の仕事をやっている満足感を得ること、
それは「手帳」を使うことで実現します。
わたしは、
少なくともそうやって専業主婦時代、子育てに没頭した時代、パートタイマーの仕事をやってる時代を過ごしてきました。
手帳を見れば、
どの時代も同じ価値のある時代だと感じることができるのです。
これはわたしの財産かなと思っています。
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