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潜水艦「しょうりゅう」命名・進水式 @川崎重工業株式会社神戸工場

2017-11-08 | 自衛隊

ニュースでご存知の方も多いかと存じますが、2017年11月7日、
海上自衛隊の新型潜水艦が川崎重工の神戸工場で進水式を行いました。

この式典にお招きいただき出席してまいりましたのでご報告します。

飛行機移動が多いわたしですが、さすがにこの日は新幹線に乗ることにしました。
素晴らしい快晴なので富士山を撮ろうと右側の窓側の席をとったのに、
この写真を撮った時にはもう通り過ぎていましたorz

新神戸駅に到着。
これも偶然のことだとは思いますが、そういえば神戸に来るときはいつも晴れです。
阪神阪神基地隊に行った時もですが、里帰りする時も雨の記憶があまりありません。

少し早めに着いたので、川崎重工のビルのある神戸駅までタクシーで移動し、
駅ビルのスターバックスで時間をつぶしました。

今日は進水式終了後、ここで祝賀会が行われることになっています。

タクシーで川崎重工神戸工場に到着。
入り口の警備の方に尋ねると、

「あちらのビルの前で受付っぽいことをやってるみたいですが・・」

受付「っぽい」ことって・・・・・(笑)

テーブルに名簿を出している受付っぽいところにいき、
胸にリボンをつけてもらって控え室に案内してもらいます。
これは、前回ここに「せきりゅう」の引き渡し式のために来た時と同じ。

しばらく部屋で待っていると、「少し早いですが・・・」と
進水式会場までシャトルバスに案内されました。

 

ところでお断りしておきますが、本日は進水式の写真は一切ありません。
「せきりゅう」の時と違って、構内撮影禁止と招待状には書かれており、
さらに現場にもその旨大きく貼り紙がされていたからです。

「ちよだ」の進水式のとき、写真禁止と言われているのにも関わらず
船台の見える下段に降りて(おそらく無理やり)写真を撮っていた人も
この日ばかりは肩に下げたCanonが稼働する瞬間はなかったようです。 

 

バスを降りて紅白の幕で囲まれた通路に入って行くと、
見学をするために組まれたヤグラの上に観覧台があります。

進水式というのは船の大きさに関わらずあっという間に終わります。
なぜなら、進水斧による支綱切断ののち、船体が進水台を滑り下りれば
それで進水式は終了だからです。

引き渡し式のように各方面の決意表明や挨拶などもなく、
粛々と準備(進水台を止めている器具を外し、支鋼切断だけで
動き出す状態にする)を行い、偉い人が斧でカット。

船が文字通り船出していけば、皆はさっさと現場を後にします。
予定表を見ると、進水式に必要な時間は15分となっていました。

さて、それでは思い出す限り実際の流れを再現してみます。

まず、観覧台というのはあの、紅白の旭日旗が艦首におめでたく
貼り付けられた潜水艦の鼻面?の高さくらいにしつらえられており、
中央に支鋼切断する台があり、その周りには執行者や
川重の偉い人、自衛隊側からは幹部が立ちます。

そこを中央として左右に関係者の見学場所がありますが、
式典そのものが短いので椅子はなく、立ったままの見学です。

観覧台に上るスロープの脇に救護所があり、医務員がいるのをみて

「こんな短い式典なのに?」

と不思議だったのですが、式典が始まるまで見学者は
小一時間くらい緋毛氈の敷かれたところに立ったままですので、
立ちくらみなどを起こす人もいるだろうという配慮です。

そして驚いたことに、式典が終わって退場する時、
救護所で手当をされている人が一人いました。

我々は待ちながら華々しく飾り付けられた潜水艦を眺め、
幕で隠されたその下の名前を予想したりして過ごします。

わたしはこの前日、日課のウォーキングをしながら

「碧(へき)龍」「黄(おう)龍」「緑(ろく)龍」

「金(こん)龍」「桜(おう)龍」「菊龍」「橘龍」

そして「登龍」「昇竜」などと考えて楽しんでいました。
結果としてこれらほ全て間違いであったことになります。

「しょうりゅう」はわたしの予想と違い「翔龍」だったのです。

 

我々のいる場所の一階下にも観覧者がいましたが、
それは工場関係者の一団ではないかと思われました。

彼らと同じところには音楽隊がいて、式典開始まで
音楽を聴かせてくれます。

一番最初に演奏されたのが自衛隊歌である「海をゆく」。
二番目のマイナーの曲は聞いたことがありませんでしたが、
周りの誰かが川重の社歌ではないかと言っていました。

ここでも書いたばかり、例の「国民の象徴」><の後は
「宇宙戦艦ヤマト」が演奏されました。
将官クラスの自衛官もこのアニメを見て育った世代です。
今やこの曲は海上自衛隊の『非公式テーマソング』扱いなのかも。

さて、式典開始時間少し前に式台前の列席者が入来してきました。
東京音楽隊の歌手三宅由佳莉三曹がアカペラで「君が代」を歌います。
列席者は全員が潜水艦の横に掲揚されている国旗に
正対することを求められました。 

わざわざ東京からこの君が代一曲のために三宅三曹を呼ぶのも、
海自にとって進水式が特別な儀式であることの証明でしょう。

「君が代」が終了した後、一人が

(`・ω・´)「命名準備完了しました!」

というと、その一人がまた別の人に

(`・ω・´)「命名準備完了しました!」

と申し送りをし、命名者である福田防衛大臣政務官より、
そこにある

「潜水艦 第8125号艦」

の命名が行われます。

「本艦を『しょうりゅう』と命名する」

福田防衛大臣政務官が宣言すると、音楽隊がファンファーレを奏で、
艦首上に設けられていた名札に掛けられた布が外され、
この瞬間から潜水艦は「しょうりゅう」となるのです。

 
すると先ほどの人が

(`・ω・´)「進水用意!」

(`・ω・´)「進水用意完了しました!」

と又しても伝言ゲームを行い、進水作業が開始されます。

高々と「第一の笛」が鳴り響くと、それと同時に
船台の脇で気をつけをしていた造船所の人たちが
熟練を感じさせるキビキビした動きで、
安全装置、ドックショアの取り外しを行います。

そして第二の笛。

これによって腹砂(はらすな)盤木の取り外しが命令されます。
この腹砂盤木は潜水艦の両舷で船体を支える役目をしている
「盤木」のことです。

普通の盤木だけだと、潜水艦の重みでなかなか取り外すことが
できないのですが、
これを解消するために盤木と船体の間には
砂を入れ、ロープで縛った麻袋が設置されています。

この麻袋のロープを切断すると麻袋が緩み、船体を支えている
盤木が
たやすく外れてくれる、とこういうわけです。

上から見ていたところによると、何人かで掛け声をかけ、
とても重そうなものを持ち出していましたが、
これが何かはよくわかりませんでした。
説明から想像すると、腹砂から出た砂が流れ込んだ砂受けでしょうか。
(全く勘違いしているかもしれませんので悪しからず)

時計を見ていると、第二の笛が鳴ってからきっかり5分後、
下から「準備完了」の声が聞こえました。

先ほどの伝言ゲームの人たちが又しても

(`・ω・´)「進水準備完了しました!」

(`・ω・´)「進水準備完了しました!」

(`・ω・´)「進水準備完了しました!」

とすぐ近くにいるのに三人で申し送りをし、
その後福田政務官が台の前に立ち、斧を手に取ります。

「支鋼、ご切断!」

この言葉の次の瞬間、福田政務官の斧がテーブルの糸を切り、
シャンパンが艦首に落下して割れる
(飛沫が散らないように透明の囲いまでしてあった)
カン!という音の次の瞬間、音楽隊の演奏する行進曲「軍艦」が
なり響く中を、意外なくらい静かに、「しょうりゅう」は
滑り出して行きました。

潜水艦「しょうりゅう」命名・進水式

ちなみにわたしがいるのは1:35の頃に映る川重マークの一番右側の席です。

祝賀会の時に呉地方総監から伺ったところによると、いつもに比べて
本日の進水式、「しょうりゅう」は驚くほど静かに滑り落ちたそうです。

ちなみに支鋼切断をする人が、剣道の有段者で、
支鋼だけでなく下の台まで叩き割ってしまったことがあったとか・・。

そして船台をすべり落とすタイプの進水というものが
なんの事故もなく無事に終わるのが当たり前でもなく、
過去滑り出さないなどの失敗もなかったわけではない、と聞き、
こんなに万事順調な滑り出し(文字通り)をした「しょうりゅう」の前途は
明るいのではないかと出席者の一人として嬉しく思いました。

【11/07速報!!!】海自最新潜水艦『しょうりゅう』進水!!!【SS510】 

全部見ていただくと後半は、観覧船の上から、進水の終わった艦上での
造船所作業員が作業を行う様子を撮影していることがおわかりでしょう。

艦体が滑り落ちたとき、潜水艦の上で待機していた作業員は
まるでジェットコースターに乗っているような気分だったかもしれません。

会場から外に出てバスに乗り込むと、川重本社ビルで行われる
祝賀会会場に移動となります。

自衛隊と民間造船会社の祝賀パーティの違いを一言で言うと、
コンパニオンがいるかいないかでしょうか(笑)

普通の宴席料理なのですが、前回の「せきりゅう」引き渡し式と同じく、
今回も神戸ということで中華料理のお皿がありました。

この祝賀会場でお会いした阪神基地隊司令は潜水艦出身でおられるので、
色々と潜水艦のことについて伺いました。

まず、潜水艦の艦体に、大きな「げた」の歯のような、
或いは羽のようなものがつけられていたのですが、それは、
艤装前で中はほとんど空っぽの艦体を進水台から落とし、
海に浮かべた時、特に一番重く、艦底に設置することによって
艦体を安定させる役目にもなる電池を入れる前の潜水艦が
トップヘビーでひっくり返らないようにするためのものだということ。
 

また司令によると、潜水艦の建造上の「秘密」というのは、丸めた艦体の外壁を
いかに継ぎ目をなく接着するかということなんだそうです。(よね?)


それから艤装員長、初代艦長になるには艦長経験者ではないとダメだとか。
そこで「せきりゅう」初代艦長、つまり艤装員長のことを伺うと、

「どこかにいますよ」

とおっしゃって、わたしたちの前に連れてきてくださいました。

「どんな人がこんな最新鋭艦の艦長になるんだろうね」

「きっと超優秀なんじゃない」 

などと話していたわたしたち、目を輝かせて艦長と名刺交換。
いただいた名刺の肩書きは

「しょうりゅう 艤装員長

となっています。

「新しい潜水艦の艦長になると知った時はどんなお気持ちでした?」

と聞いてみると、話は突然降って湧いたようにやってきたのではなく、
自分で希望を出していて、それが叶えられたということのようです。

後で、この「しょうりゅう」初代艦長が先ほどの進水式で
「しょうりゅう」が進水台を滑っていくときの気持ちを想像してみました。

「そりゃー誇らしいでしょうよ」

「やっぱり『俺の潜水艦!』って気持ちになるんだろうな」

この艦長のためにも、進水がうまくいったことを言祝ぎたいと思います。

わたしたちが阪神基地隊司令と話していると、呉地方総監部の
管理部長(P3Cパイロット出身)がその会話に加わりました。

潜水艦とP3C、つまりこのお二人は「天敵同士」だったわけだ。

とこれまでいろんなところで聞いた両隊のライバル意識を思い出し、
心の中でニヤニヤしていると当のお二人が

「わたしたち敵同士だったんですけどね」

と実際におっしゃったので吹き出しそうになりました。

そして、いかに相手を見つけ、いかに相手から見つからないように
どんなことをやっていたかのエピソードを伺ったのですが、
ここでは書くのを控えます。

「お二人は実際に訓練でやりあったことはあるんでしょうか」

「顔が見えているわけではないのでお互いがそうだったかどうかは
わかりませんが、時期的にあったかもしれませんね」

今ではオカに上がって管理職をしておられるお二人。
かつては実戦さながらの訓練で相手を「やっつける」ために
しのぎを削っていた頃があったってことなのですが、
このとき司令がさらっとおっしゃった

「世界一の潜水艦隊と世界一のP3C部隊で・・」

という言葉に実はちょっと感動してしまったわたしです。

その「世界一の潜水艦隊」に、またこの日最新鋭の潜水艦が
名前を書き加えることになりました。

「しょうりゅう」はこれから艤装に入り、完成するのは約2年後です。 


*おまけ*

 

帰りの新神戸駅で見つけたシャトロワというお店のチョコレート。
TOがお土産にたくさん買って職場の女子に配ったところ、
きゃあきゃあと大騒ぎしながら喜んでくれたということです。

猫好きにオススメの神戸土産です。

 

 

 

 



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7 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
とうとう (Unknown)
2017-11-08 06:41:13
翔を使ってしまいました。つる禁止!by 水上艦乗員一同
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進水式3日前 (佐久間)
2017-11-08 09:15:00
5月3日に、急に暇ができたので、家内と共に港巡り船で、進水直前のSS-510を、船台のま後ろから、見学してきました。

セイルに510との艦籍番号が輝いていましたが、普通の幕が少しだけ張ってあるだけで、進水式を思わせるような飾り物は一切見えませんでした。船頭のおっちゃんも、ほとんど停止してゆっくりと見せてくれましたが、マイクでの説明は全くしてくれませんでした。

あの中では、既に進水式の準備が万端に整っていたのか、3連休(土曜日は全く人影を見ませんでした)を潰して、週明けの進水式に備えて、多くの社員が休日出勤されたのか、気になるところです。
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進水式 (お節介船屋)
2017-11-08 20:02:54
エリス中尉の昨年10月の投稿の「ちよだ」進水式の紹介とほぼ同じ要領での川重神戸の進水式です。
図面がのせてありますが、三井では行止支柱と呼ばれているのがドックショアでトリガーと合わせ2組で滑走台を止めています。三井ではジャッキを緩めて行き止支柱を外しますが川重ではドックショアを支えている支柱2本をハンマーで外しドックショアを外しています。
そのあと腹盤木が両舷2か所ありますが「ちよだ」の図面でが構造物内に砂が入っておりストッパーを外せば砂が出て船体を支えている腹盤木が緩んで角材数本で構成された腹盤木を作業員が抱えて外しています。川重は間に麻布の袋だ置いてあり、この砂を抜いて緩めて角材の盤木を作業員が抱えて外しています。
「ちよだ」進水式の添付されている図面と照らし合わせれば分かり易いと思います。
これでトリガーだけで滑走台を支えているのみとなり準備完了です。
あとは支綱切断でトリガーを外し進水となります。
川重が静かなのは数少なくなったヘッド進水であるからだと思います。
固定台の表面にレールがありませんのでボール進水ではないと判断されます。
ゴロゴロと言う大きな音がしなかったのではないでしょうか?
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耐圧殼 (お節介船屋)
2017-11-08 21:47:34
潜水艦は深く潜れば潜るほど、海水圧が高くなりその圧力に耐えて行動できる深さが安全潜航深度と呼ばれています。
有名な米潜水艦ガトー級はこれが91mで、船殻を高張力鋼にした艦をパラオ級とも呼んでいますが安全潜航深度が122mとなりました。
耐圧殼材質を上げ、真円に作製することによってより深く潜航できるようになります。
イ号、ロ号潜水艦は30種類以上の型がありますが60mから100mであったようです。
ちなみにイ400潜は俵状に主船体は横に丸を2つくっ付けその上に飛行機格納庫の円を乗せた構造となっています。
究極が深海潜水艇の真ん丸な耐圧殼となります。
これではスペースがないので潜水艦は円筒となっています。艦尾は海水の流れをスムースにすることと推進性能を良くするため絞ってあります。
艦首はソーナーを保持するためちょっと複雑となっていますが水中での抵抗低減のため外殼で流線形のカバーで覆っているようです。
耐圧殼は高張力鋼のため溶接は難しく、電流電圧、溶接スピード、溶接棒、溶接者の管理を十分実施するほか、溶接時の熱の冷却の誤ると割れてしまい全てダメとなってしまいます。高張力鋼も非常に降伏点の高い材料もありますが、溶接が困難となりますので妥協しある程度低い鋼とする事も必要です。溶接技術でも相当の差があるものと思います。可能であれば溶接欠陥の出にくい下向きで溶接できるように施設も必要です。
各国とも安全潜航深度は秘密にしており、わが海自も秘密ですが韓国等がライセンス生産しているドイツの214型の呼ばれる輸出用の潜水艦は「世界の艦船」等雑誌に潜航深度400mと記載されています。
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この親にして、この子あり。 (筆不精三等兵)
2017-11-09 16:39:51
御主人は、女子の心を掴む術を心得てらっしゃるというかなんというか。
その気質は息子さんにも受け継がれていらっしゃるようですね。
ねたm、いや羨ましい。

女子へのお土産ってなかなかムズカシいんですよね。
毎回、お土産選びに小一時間はかけなきゃ決まらない自分には、喉から手が出るほど欲しいセンスです。
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みなさま (エリス中尉)
2017-11-11 16:36:48
unknownさん
かつて「そうりゅう」を潜水艦に取られたという過去がありますからねー。
「りゅう」が出尽くしても鶴にだけは行くなよ?絶対に行くなよ?
と水上艦乗員一同睨んでいるに違いありません。
思うんですが「りゅう」の次は「鯨」(げい)じゃないですかね。
「大鯨」「長鯨」・・・「白鯨」「捕鯨」・・・あれ、これだけしか思い付かない(笑)

お節介船屋さん
ほんとだ、自分で物凄く詳しく説明してますね(笑)
砂袋の口を開けて盤木を取り外し易くするという方法については、
この日進水準備作業の行われている間アナウンスで説明されていたのを聞いて
ほおおおと感心していたのですが、自分で書いたことはすっかり忘れていました。

本文にも書きましたが、呉地方総監がびっくりしたというくらい音は静かでした。
レールの上を滑っていったからだったんですね。

筆不精三等兵さん
わたしが喜べばとりあえず失敗だけはしないであろう、と考えているようです。
ちなみに職場女子たちは、机の上に全てのネコを(6~7ひき)並べて
きゃっきゃうふふと写真を撮りまくっていたそうで・・・。
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しょうりゅう進水式 (お節介船屋)
2017-11-11 20:36:49
防衛省発表の動画を貼り付けます。
http://www.mod.go.jp/msdf/kaiji-tv/2017_11.html
三宅三曹の国歌独奏時「しょうりゅう」左舷に国旗が掲揚済みであり、なんとも恰好が付きませんが、本来は国歌演奏とともに国旗を掲揚するのですが、何時からこのようにしたのか理解できません。
造船所員は国旗掲揚が下手なので海自隊員等に手ほどきを受けて実施していたのですが?
呉総監等は敬礼していますが、空自幹部はきょろきょろして敬礼していません。傍の海自幹部は敬礼しています。
ちゃんと国歌演奏とともに国旗を掲揚すべきです。
飾りの艦首旗ですが造船所によって国旗、自衛艦旗、社旗をどうするのか所轄の総監部と打合せしますが、潜水艦は艦首覆いが自衛艦旗を模しているので右に国旗、左に社旗を飾っています。尚且つ艦首旗竿にも国旗を飾っています。
川重のくす玉は下半分が回転して開くようになっていますが、割れるのが遅いです。造船所によって違いますが、「ちよだ」で使用された三井造船のくす玉は花びらのように開いています。
ドックショアの取り外しは作業員のハンマーで支柱を打っているのが見えますがドックショア自体は足元に落ちたのが少し見えます。
進水主任の立ち位置が作業上から一番良い位置としたのか式台ほぼ真ん中来賓の前はちょっと戴けません。あの位置でなければならないのであれば来賓式台よりちょっと下がった位置とすべきではとお節介船屋としては思います。
ヘッド進水であると思いますがヘッドを良く考慮しているのではと思います。海面を汚していません。
後部から撮っている画面がありますが、吸音タイルの接着した部分、貼っていない部分が分りますが海自は自信があるのか、分っていないのか?また今回は珍しくプロペラが取り付けてありません。
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