クールな生活

日々の雑感と意見

都知事小池の真実を突いて離党する都民ファーストの会の先駆者

2017-10-04 17:52:13 | 時事問題 政治
都議会議員都民ファーストの会も音喜多駿と上田令子が離党すると言い出した。都知事小池が都民ファーストの会の代表となって都議選で都民ファーストの会が大勝した後、代表を特別秘書の野田に譲り、今度はその野田が、都議になったばかりの女性に譲ったいきさつがブラックボックスであると指摘し、さらに都知事小池の国政への関与は政治姿勢として疑念を持つことを理由にしている。都知事小池が、若狭が立ち上げようと準備していた国政新党の希望の党の代表になると突如として表明したことも、世間ではブラックボックスと称していたし、都知事小池がこの何日かの日々は、文字通り都政そっちのけであるように見えたし、二足のわらじのことはここ1週間余では毎日話題になっていたことであったので、ついに内部からも批判者が出たかと見るくらいで、驚きの少ないニュースである。

音喜多、上田とも都議会2期の議員で、しかも都民ファーストの会の前身であるかがやけTokyo時代から小池を支持して都知事当選に貢献し、小池が都議会に初登庁したとき出迎えた数少ない議員である。都民ファーストの設立に関わった功績があるにもかかわらず、都議会選で都民ファーストの会が勝利した後、都民ファーストの会の運営に関与しない立場になって、傍目には冷や飯を食わされている感じに見えた。

二人とも今度の衆議院議員選挙に希望の党から出馬しないかという誘いを受けたが、断ったという噂がある。希望の党の公認が取れないようだから断わったんだ、という理由も噂にあるが、真偽は分からない。上田はこの前の前の衆議院議員選挙で出馬して落選したことがあるから、まんざら噂でもなさそうであると思わされるかもしれないが、離党の話が先行していたようなので、噂でしかないのだろう。都民ファーストの会の陰謀にも見える。

組織においては、リーダーが自分の気に食わない人を取り込むことが、組織を活性化する一つの手であるが、残念ながら小池には統治力が乏しく、独裁、側近政治の色彩が強く見える。音喜多、上田は。少数会派から折角メジャーの味を味わえたと思ったら、また少数会派になる。二人ともきちんと意見を言う人のようだから、小池側近にはうさん臭かったのかもしれない。

山椒は小粒でもぴりりと辛い、二人には、これからまた、そんな味を期待する。二人が抜けたら、都民ファーストの会の議員には、地域に密着した人はいなくなることになる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 都知事小池が都知事職を投げ... | トップ | 髭を剃って去勢してしまった... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事問題 政治」カテゴリの最新記事