日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

本物を求める気持ち…

2008年10月19日 | Weblog
 10月も終わりに近づき、朝晩少し寒くなってきたようです。
 散歩にでかけてみかけたコスモスもやさいく咲いていますが、もう時期終わりのようです。
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 最近新聞を読んでおもしろい記事がありました。「ロレックス試着のスキ偽物に」という見出しで始まる犯罪記事。
事件は高級腕時計店に入った犯人が店員にロレックス腕時計(約160万円!なんと高い時計…)を購入することを装い試着した。店員がその場を離れたスキに偽者と替えていた。それとは知らず、ちがう客が1週間後その時計を見た際に「偽物」を店員に指摘して発覚したという事件…。
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 おおよそ普通のサラリーマンが働いてもらう給料から160万円もの時計を買うなんて思わないだろうと思う。だから、だいたいは、10万円前後の同メーカーの時計で十分だ。もっとも時計は時間がわかればいいものでそんな高級時計など必要もないだろう。
 あるいは、モノはその人の身分や立場を象徴することもあるような思いがあれば買うひともいるだろうが…。
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 偽物を横文字で言い方をかえれば「レプリカ」ということを最近知った。ものは言いようだ。「レプリカ」であろうとなんであろうと偽物には違いない。まあコピーということだろう。
 ぼくはいつかは本物を持ちたい…、本物のものにめぐり会いたい…と思う。それができるのか、できないのか、いまの自分の位置を考えて分相応のものを考えるのでないかと思う。さらには「本物」の中身がどんなものなのか?ということも大切なことだろう。
 できれ「本物」を求める自分であって欲しいと思う。ただ、手段がどんな方法でめぐりあうかが大切なのだと思う。
 人を騙してまで本物を持とうとする、今回の目的は時計というものより、その値打ちが金にかえることが目的であるだろうと思った。
 ひとは本物をめざして荒野をめざしていく……。
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*読んでくださった方、ありがとうございました。

法事で四国に行ってきました

2008年10月14日 | Weblog
ながい影追われて歩く一周忌
 10月に入っての連休、いかがお過ごしでたか。天気もつづき空気もさわやかな季節になってきました。
 さわやかでないのはアメリカで端を発した金融恐慌です。まさに、儲ける者はわらをもつかみたいほど…なのでしょう。株価は暴落して、不良債権のやま…。あいかわらず金融不安が株価を下げているようです。円高がつづけば日本の大企業は何億円の損出とか…。日々、株の上げ下げのことがニュースになっています。そして、この金融危機をのりきるために各国法的資金を投入するという結論がでているようです。微々たる貯金であってもなくなるよりは保護されたほうがいいきに決まっています。
 それにしても、わたしのような貧乏人まで影響するマネーゲームには付き合わされるとは、資本主義の宿命なのかもしれません。
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 さて、先週の連休を利用して四国で義父の一周忌の法要にいってきました。
 一年とはまったくはやいものです。昨年の今ごろ、死亡の連絡をうけあわただしくでかけていったことを思い出しました。季節は暑くもなく、寒くもなくしのぎやすかったことがいまごろになって感じられました。
 そしての四国でした。夏の阿波踊りシーズンとはちがい静かな街並みが印象的でした。
 これからは、法要くらいにしか帰る理由がなくなったのか…と思いました。四国に毎年、家族ででかけ一年のアカを落とし、また後期にむけて頑張ろうと帰ってくる夏でしたが、これからはそれができないと思うと寂しい気がしました。
 住職のありがたい法要をすませ、3日間のという短い日々をあわただしく送ってきました。
 本来ならば、もっと滞在したかったのですが、周りも通常の仕事やら学校やら日々を過ごしていく姿をみていると、どうものんびりもしていられず帰ってしました。
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*読んでくださった方、ありがとうございました。

「大阪・個室ビデオ火災」で思うこと

2008年10月04日 | Weblog
 10月が始まりました。
 散歩道にはコスモスの花が彼岸花にかわって咲いていました。休日の朝早く散歩に出かけると少し肌寒くなってきました。うっかりするとカゼをひきます。季節の変わり目です…。少しずつ身体も夏から秋へと順応していく必要があるころです。
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 さて、今週はいよいよ政治の世界が選挙モードに突入してきました。国会はいつ解散してもおかしくない状況です。あとは総理の判断です。それにしても今回の大臣達は世襲が多いのには驚きました。麻生内閣もまるで家族のようで意外と固い団結があるのかもしれません。でも、世襲って政治の世界は考えてみれば北朝鮮同様でしょう?。よその国を批判するまえに自分のくにのことも考えてみれば思いますが…ネ。
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 今週大阪、雑居ビルのビデオ個室部屋の火災で15人が死亡したという事件がありました。その犯人が自供したななかで「生きていくのが嫌に…」という言葉には驚きました。深夜、仮宿泊を目的としていたお客をも巻き込んだ火災でした。
強盗をしたわけでもなく、復讐を目的としたものでものなく、ただ自分のはらいせのような感情のなかで起き殺人事件でもあったように思います。その背景は今後の捜査で少しずつあきらかになってくるのではないかと思いますが、この火災に巻き込まれた人にとっては信じられなかったことだろうと思います。
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 この事件を聞いて今年6月に起きた「秋葉原通り魔事件」を思い出した。
休日の白昼、サバイバルナイフを持った25歳の男が次々に通行人に切りつけ、さらには乗っていたトラックで人をはねた事件だった。ここでも犯人が「誰でもよかった」という自供をした。
 今回と同様に亡くなった人たちは、犯人とは何ら関係のない人たちであった。
 そしてこの二つの事件に共通することは無職であったこと。さらには社会や人に対して多くの不信感を持っていたのではないかということ。働くことで多くの不信感をもってしまったこと…など。それをストレスとしてどう解消していったらよいのか糸口がつかめなかったこと…。
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 そう思うと他人事ではないのはないかと思えた。私にだって日ごろの不満に思うことは山ほどある。これがストレスだ。その解決策は「解決しようしない。忘れてしまう…」ということが多くなったきた。なぜなら、やることが解決するまえにまた多くあるからだ。
 本当に人間がゆっくり考える時間がないのが現実だと思った。これが今の競争至上主義の経済で企業の論理なのだろうと思う。企業がおかしいから社会もおかしくなっている。そこの働くひともある意味どこかでおかしくなっているのではないかと思った。それが証拠に、いま一番多い会社員の病気は「精神病」だというではないか。
 それに対して病院の閉鎖は続いている。ないにもかも、市民のとっては不利な条件ばかり…の世の中が現実なのだろう思う。
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 今回の事件のようなことはこれからも他人事ではないほどではなくなってきたように思う。もしかしたら、同じ職場にある日、突然起きる事実ではないかと思えた。
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*読んでくださった方、ありがとうございました。