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京都マラソン~完走タオルほしさの42.195キロ~

今日は東京マラソン、
先週は、大阪マラソンと
マラソンシーズン。
報告が遅れましたが、
2月18日、
京都マラソン、無事完走できました!

すでに、ここにも書きましたが、
年末から風邪ひいて気管支炎になり
一月は全く走れず。
10日ほど前に
お医者さんから
しんどくない程度に運動の許可がおり、
せっせと練習始め、
直前の水曜まで走って、
あとは体を休め、
土曜日。受付のために京都に行くと
完走タオルが、黒地で和柄。
なんておしゃれな、と思うと
この完走タオルがもらえないのは、
すごく悔しい。

頑張らない宣言まで発動していたけれど、
完走タオル、ほしいーーーというのが本音。

当日は、幸いにも、とても暖かい天気で、
心配していた喉に残り続けていたイガイガ虫もなりをひそめ、
給水は全てしっかりとって
喉が怪しくなりかけたら、ゼリーを飲むなどして
気持ちよく走ることができた。

梅田駅発の準特急に乗って、西京極駅に着くと
怒涛の人。
あちこちでランナーの人たちが準備している隙間を見つけて、
荷物をおろし、箱根駅伝のランナー達を真似て
カステラを食べる。

3切れ食べれる時は、うまく身体が動き、
1切れしか食べれない時は、スピードが上がらなかったという記事を
読んだばかりだったので、
げんをかついで、3切れパクパク食べる。

恒例のお手洗いの大行列にも早めに並んで
朝ご飯の、自分でつくった味噌汁のおかげか
朝のお仕事も無事済ませることができ、
これが何より、安心してランできる一番の好条件。

並んでしまうと身動きとれないので、
結局、同じブロックや後ろのブロックの速い人たちに
抜かれるに決まっているので、
ストレッチをしてから遅めに整列。

9時の号砲から10分ほど遅れてスタートラインを踏む。
大勢の人に囲まれて走るのは
なかなか大変。
スピードあげて、横からすり抜けるように追い抜いていく
ランナーにどきりとすることもしばしば。
当方、右目の右側の視野欠損で、
右側から抜こうとする人には、特に気付きにくく、
腕がぶつかって当たったり、緊張の連続。
まわりの流れに任せて走るのみ。
(でも、時々、私もいらっとして、追い抜いたりもするのは、
我慢が足りない(笑))

10キロも進むと、
自然、ランナー同士の空間も広がり、走りやすくなる。

前半が上り基調なので、
20キロ過ぎの関門をクリアすることを最重要目標に、
それまではお手洗いも我慢。

今回の目標は、とにかく、できるだけ長く走ること。
「関門との戦い」と心していたので、
要らぬことを考えそうになった時は
「呼吸」、「視野」が合言葉。
自分の呼吸に意識を向け、
下ではなく、上を向いて、視野を広げること、
まわりをちゃんと見ることを意識。

結果、上り坂で少し歩くぐらいで、
ハーフはクリア。
(今回は、各関門の時間を書いた紙を切り取って準備)

後半、鴨川の川縁を走るために、降りていくところで
なんとびっくり、
サプライズで
去年も応援してくれた大学時代の友達で京都在住の子が
応援グッズを手に立っていてくれて、
夢かと思うくらいうれしく、
めちゃめちゃパワーもらう。
ほんの一瞬でも、彼女の笑顔は、今でも思い出せるくらいに
力をもらっていたと思う。

そのほかにも、川端丸太町のあたりで
応援してくれると言ってくれた友達に会えるまでは
頑張って、走り続けようと思っていたので、
結局、タイミング合わなくて、
会い損ねたけれど、
頑張り続ける励みになった。

彼女は応援ナビで見てくれていて、
本当にパワーもらってたのだなと実感する。

去年は雨の上、体調不良で、体力が尽き
川端通りから北上する頃には、
よれよれになって、ダダ歩き。
今回は、そのリベンジができ、ちゃんと走ることができ、
こんなに気分が違うものかと感慨深い。

京都は、地形上、北に向かうと、もれなく上り坂になるので
曲がるたびに、ひえー💦という感じはあったけれど、
最後の百万遍から銀閣寺方面への上り坂は、
割り切って歩いて、無理せずいく。

あと1キロとなって、
張り切ってスピード上げようとしたら
脈拍が180を越してしまい、
心臓止まったらどうしようと心配になり、
ゆるゆるに落としたりしながらも、
無事ゴール。

ネットタイムは5時間15分少々で、
私には、十分、上出来。
お手洗いも1回しか行かず、
そんなには並んでいなかったので、
ひたすら幸運。
タイムなんて運のようなもので、
とにかく「完走」だと実感する。

西大路通で、
横の車道をのろのろ走っていた車の助手席から
白いTシャツのガタイのいいお兄ちゃんが、
窓から半身乗り出すようにして、
「いいよ!」、「いいよ!」、「みんな、ナイスラン!」と
まるで駅伝の監督のような雰囲気で、
鼓舞して叫んでくれたのが、
楽しかった。

ほかにも、
「代わりに走ったろうか」
と書いた看板を持ったお兄さんが、
後半、にこやかに沿道から応援してくれて、
「代わってほしいけど、無理やなあ」と
ゼッケン渡せへんし、と具体的に思いながら、
未練たらたらに(笑)通り過ぎたら、
同じお兄さんが、
ゴール前1,2キロ地点でも現れ、
目が合うと、
ナイスラン、あともう少しという感じで
応援してくれて嬉しかったです。

ほかにも、ロッキーのテーマをサックスで吹いてくれたおっちゃん、
謎のリズムで打楽器か笛かを鳴らしていたおっちゃんは、
遠くにいても、すぐわかりました。
 
小さな子どもさんとハイタッチしたり、
本当に沿道から元気をたくさんもらった。

エイドも、去年よりちょっと早かったおかげで、
なんと、鴨川河畔で、いちごにありつけた!!
去年はミニトマトしか残ってなかったので、
ちょっとラッキー。
 
北山通の私設エイドの、いっぱいパンをかごで
差し出してくれていた人たちの笑顔はステキだったし、
いい思い出がたくさんできた。
 
マラソンが、走っている人だけでなく
応援している人たちも主人公で
お互いに、いっぱいエネルギーを
やりとりしているのだなあと思う。
まさにお祭りとは、そういうことかと。。。

本当にみんなのおかげでゴールに辿り着けたという思いで
感謝の気持ちでいっぱい。
いいランで、
ご心配もおかけしましたが、
本当にありがとうございました。

写真は、ゴールした後に(笑)通りぬけられる
平安神宮の鳥居です。




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
祝ご健闘 (いなけん)
2024-03-04 17:11:41
別のSNSにはコメントしなかったので、こちらで

ご健闘をお祝いします~👣
完走タオルもゲットできたんですね。

当方なかなか運動できていませんが、帰省で体力を使いまくっています。

次も頑張ってください。
 
 
 
いなけんさんへ (パラパラ)
2024-03-04 22:22:07
ありがとうございます!!!
お祝いのことば、うれしいです。
無事完走タオルもゲットできました!
こんなふうに好き勝手できるのも、母が、愛知の実家で、元気にひとりで暮らしできてるからだなあと、感謝してます。
帰省、大変ですが、駅のホームとか寒いですし、風邪ひかないよう気をつけてくださいね。
 
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