~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

鹿児島日帰り写真

2013年05月31日 22時07分14秒 | 雑感

恒例、鹿児島日帰り往復。今回は鹿児島市内2か所、霧島市で1か所の用事。

鹿児島市役所での用事がちょっとだけ早く終わったので、以前から一度行ってみたいと思っていた「リノベーションビル」(市役所の真ん前です)によって、お昼を食べてきました。

古いビルをそのまま使っており、一種レトロで国籍不明な空間です。

「化粧室どちらですか?」とたずねましたところ、「白いドアの向こうです」。開けてみたんですけど、トイレがない・・・・え?どれ?・・・これでした。

写真ではわかりにくいですけど、階段を上ったすっごい高いところにあるんです。お立ち台?みたいな感じ。

ロールペーパーも宙吊り。背景のロッカーと比べると高さがわかると思います(汗)。

 

トイレの話のあとになんなんですが、お食事はとてもおいしかったですよ~

 

   

 

 さて、霧島市方面へのJRの中。九州の在来線は外装も内装もけっこう個性的です。

  

 

 

 


「弦でも鍵盤でももってこい、コンサート」

2013年05月26日 18時55分43秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

なんとおそろしいことに今日は本番があったのでした。

木曜の午後3時以降、翌午前1時までは慣れない高熱とたわむれ、

金曜午前にクリニック受診でインフルエンザと判明、

金曜午後は熱はある程度下がったものの、今度はいわゆる風邪症状が襲ってき、加えて腰痛などなど、

土曜午前になってときたまリビングでミクロな家事をこなし(どんな家事?)、そのうち「あ、明日の順番??」と思い至り、もう一度リハーサルと本番の曲目・順番を見直す。ここ数日触ってもいないソロはさすがに無理、連弾もちょっとご迷惑かな・・・で弦との3曲のみ。リハと本番もなるべく私の順番を固めて、自分の番が終わったらピアノと椅子を拭くように休憩入れて・・・・・と休み休みパソコンで書き換えて、出演者全員にPCと携帯にそれぞれ連絡して・・・・終わった~~さあ寝るぞ~~~

・・・・・・・あれ、何日も練習してないじゃん・・・・

火曜にバイオリンの伴奏はしてますけど、水曜練習したのはその翌木曜に合わせた連弾曲(7月分)、でそれ以降は練習してないから、なんと五重奏は、五重奏は・・・もしかしたら先週火曜(14日)に合わせたあとから弾いていなかったりする???!!

えらいこっちゃ・・・・なめてんのかあ、ドヴォルザーク(蹴)…(言いわけとしてはソロばっかりさらってたとかその割には暗譜ひとつロクにできてないとか・・・、役所などなどからいろいろ電話がきてとか、・・・以下削除)

で、慌てて練習始めたのが午後5時と6時とかそんなもん(・・・スミマセン・・・)

1回目弾いたときは、こりゃダメだと思いましたね。もう全然弾けない。普通どんなにサボってもここまで弾けなくはならないもんなんですけど、うあああ、詰んだ・・・・orz

それから、初心に帰って(汗)、はい、最初からゆっくりさらいなおしました。急がば回って虎穴にでも入りますよ、もう。

夕飯挟んで、本日の3曲をさらいなおすのに12時過ぎまでかかりました。

プロならば、こういう裏の見苦しいこと書くこともないでしょうけど、私は良い子のみなさんのためにも書きますよ。・・・・・・最後まであきらめずに食らいつきましょう。急がば回って虎穴の虎児をむしりとれ(←こんなことわざ無い上に意味不明。しかもどことなく藤岡弘、っぽい)

で、さすがに「明日倒れたらなんにもならんじゃん」と気づいて、寝ました、というわけですね。

 

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5月26日(日)安芸区民文化センターホール 13時開演  ピアノ ヤマハCFX

「弦でも鍵盤でももってこい、コンサート」

 

・ドヴォルザーク:「ピアノ五重奏曲Op.81」より第1楽章 

・モーツァルト:バイオリンソナタK.304 ホ短調全楽章(1&2) 

・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番より第2楽章 

                    (休憩) 

・ツェルニー30番練習曲集より 1番、2番、23番、25番 

・チャイコフスキー:秋  

・シューベルト:即興曲 Op142-2 

・シューマン:「謝肉祭」より  パピヨン・踊る文字・キアリーナ・ショパン・エストレラ 

・エルガー:愛の挨拶

・リチャード・ロジャース :サウンド・オブ・ミュージック メドレー 

                 (休憩) 

・ バッハ:平均律第Ⅰ巻第6番

  カバレフスキー:ピアノソナタヘ長調第1楽章 

・ ショパン:バラード3番 

・ 徳山美奈子:ムジカ・ナラ

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リハーサルは午前9時からだったのですが、すみません、私二度寝しまして9時半に目が覚めました(汗)。

もっともホールや一部メンバーには「11時半くらいに行く」と言ってありましたので、遅刻というわけではありませんが、ほぼギリギリ。

で、11時45分からバイオリンソナタ、12時からバイオリンコンチェルト、12時15分から45分まで五重奏やって、集金してとかしてたら、12時54分くらいで、「そういえば、朝なんか食べたっけ?」みたいな状態だったので、無理やりおにぎり一個を食べ、あっという間に13時開演(汗)。・・・と言っても客席ほぼ出演者だけ、みたいな身内の会なんですけどね。

本番はリハで今やったばかりの3曲をまた弾く・・みたいな感じでしたので、まあなんとかなったかな、というところです。

五重奏はほんとうは昨晩練習があったのですけど、とても行けなくて、本日リハ&本番でしたけど、思ったよりなんとかなったというか、メンバーになんとかしていただきました。ありがとうございました。

バイオリンは、実は、ソナタのほうがお母さん、コンチェルトの方がお嬢さん(といっても妊婦さん)だったのですが、どちらも本番堂々たるものでした。どちらも音程がしっかりしててとても聴きやすいし、上手です。アマチュアでソロをここまで人前で弾ききるのはなかなか難しいはず。またこちらから是非にとお願いしたい感じです。

ところで、私ここのピアノCFXを弾いたことあったかなあ、う~んどうだったかなあ・・・と考え中。もちろんCFXそのものは試弾で触ったことありますけど、このホールの楽器を、ですね、、、記憶にない。

演奏を聴いたことはこれまで何回もあり、もちろん「いいピアノだ」と思ってはいましたけど、弾き手によってもかなり違う印象だし、ちょっとよくわからないところもあったんですが、今日弾いてみて、今日の曲とくにモーツァルトが、自分にはあるまじきくらい弾き易かった。鍵盤の重い軽いは普段弾いているピアノとの比較、そのほか精神状態もあり、一概に言えるものではありませんけど、私に関していうと、軽いというより打鍵の非常にスムーズなピアノだと思いました。「ピアノって押さなくても触れば鳴るのか」と思えたような箇所もあり、また弱音の未知数の多様さ深さが感じられて、これは本日の収穫でした。・・・やっぱり高熱3日後でまだかなり脱力していたからか?(笑)

ほかの方の演奏を聴いていると奏者によっていろいろではありますが、楽器の良さ、響きは堪能できたように思います。ここでは何回か弾いているんですけど、やっぱりピアノが変わったからですかねえ。

今日の出演者はそれぞれに私とはみな親しいのですが、いちおう紹介しないと誰が誰やら??みたいな関係ですので、聞き苦しい声ながらご紹介させていただきました。学生さんからレスナーさんまで、おじさんおばさんはもちろんなのですが、今日はなぜか妊婦さんが二人もいらしたし、短いドレスからロングのドレスまで、弦楽器もあり、遠くは大阪からのご参加もあり、で、それなりに楽しい会になりました。

日曜の午前午後、550席を少人数で貸し切ってなんか申し訳ないみたいな感じでしたけど、たまにはこんなのもいいよね・・・とまた懲りずにたぶんいつかやります(笑)。

ここでお礼です。

このたび主催者の急病にもかかわらず、快く出演してくださったみなさま、主催者不在のなかリハーサルを進めてくださり、楽屋そのほかについても自主的に運営してくださってありがとうございました。

さらに、遠くからご参加くださったNさん、前夜いきなりプログラム作りをふられたのに素敵に仕上げてくださったWさん、ほんとうにほんとうにみなさんありがとうございました。


隔離です

2013年05月25日 10時50分20秒 | 雑感

うちはもともと、玄関、トイレの前、あとリビングの手前に消毒スプレーとかジェルが置いてある家なんですけど、それでも貰うもんは貰うし、うつるもんはうつります。

子供を幼稚園に通わせているころ、長男が通ったある幼稚園では感染症がでると、なんとなく犯人捜しというかだれが持ち込んだという雰囲気が濃厚で、これが非常に苦痛でしたが、幼稚園の言い分としては「普通の子には『免疫ができるからいい』という程度のことでも、身体の弱い子にとっては命取りになるので」ということで、身体の弱い子にもそこまで配慮しなければいけない幼稚園のストレスも大変なもんだな、とちょっと同情したりもしました。

別にうちにはそこまで体力のないものはおりませんけど、さすがに80過ぎた母にうつるとあとがやっかいなので、母に「かくかくしかじかでインフルエンザになりましたので、そっちにはしばらく行けません」と言ったところ、「あんたこんな夏に風邪なんかひいて」と笑われましたね。風邪とインフルエンザは違うんだよ、といってもわかったようなわからんような。まあいいです、どうでも。

とくに寝室を持たない私はさてどこで養生したものかと場所を探し、トイレの前の廊下(つまり玄関前)に寝て、極力リビングには入らないようにしてます。食事もそこで摂ってます。ただ子供がトイレに入るときと出かけるときはどうしてもそこを通らないといけないので、昔の結核患者の家の前を通る時さながらに、息をとめてダッシュしております(いったいいつの時代だ)。

ドアの隙間からリビングをみるとどうもだんだん汚れてきている。息子が食事やらいろいろ頑張ってくれてはいるのだけれど、なんかいろいろ散らばってる。う~ん我慢できん・・・というわけで、ダブルマスクにゴム手袋、フードつきのカッパきてごそごそ片付けを始めました。どこのICUですか、という感じですけど(笑)。

さて、明日はこの格好で弾きますかね。さすがに私との連弾分はキャンセルさせていただきました。ほんとに申し訳ありません。


それは突然のことだった

2013年05月24日 12時05分00秒 | 家族・友人等

昨日(つまり木曜)の朝、起きたら声がでない。まったく出ないというわけではないんだけど、うんと努力しないと出ない。

で、あと腰が痛い。ヒーヒー言うほどではないのだけど、じわじわと痛い。

でもそのくらいのことで、予定を変更する人はいないので、約束通り午前中、連弾の合わせに出かけたわけです。「今日、声が出にくいのでご迷惑かけるかもしれませんけどよろしく」とあらかじめメールしてですね。

それで11時から13時半くらいまで練習して、街中で用事をすませて15時ちょっと前にうちに帰ったわけです。

その時はすでになんだかだるくてだるくて、「だる~い」と言いながらうちに帰ったのに、子供ふたり一瞥もせず。

その後熱測って「あ、38.5度ある」といったら、二人とも一気に飛び上がりましたね。病院行かないと、はよせんと~、と。

・・・・・・なんだよ、数字で示さんとわからんのか・・・・・私がだるいとか言うことは日常まずないでしょうが・・・

病院といっても木曜午後はたいがい休診、万一インフルエンザであっても熱の上がり始めは結果が出ないことが多いのでとりあえず(昨日は)行かないことにしました。

それからいちおう隔離というか、トイレの前の廊下に一人で寝ていたわけですが、これがもう全然熱下がらないわけです。

ずっと寒気がして、みるみる39台に突入。16時~25時(午前1時)までだいたい39.5~39.7をうろうろ。

びっくりしましたねえ。大人ってもうこんなに熱出ないもんだと思っていたので。38度台はまあ「だるい」でいいんですけど、39度台に入ると呼吸が短くなり、39.5度超えると体のあちこちが痛かったり表面がぴりぴりしたりでじっと寝てられなくなります。

解熱剤も家のどこかにはあるはずなんですけど、もうそんなの探す方がめんどくさい。解熱剤なしでどうやったら下がるかと思って、ポカリ系をガンガン飲んで、パンやクッキーバナナなどを次々食べて(これが不思議と気持ち悪くなったりはしない)、あとは横になっていたわけですけど、

39度台の時は眠れませんねえ。やっとうとうとできたと思ったら38度台になっている。ヘンな話ですけど、病気の人は体力要りますね。熱で消耗するわ寝られないわ、その日の朝まで健康だった人間でもこのありさまです。

午前1時すぎて少し眠れるようになり、朝7時になったら37.7に下がってました。

で、午前中、近くのクリニックに行ってきたわけです。

昨日からの経過をだいたい話すんですが、最近母のつきそいで某大病院の20代の若医者ばかりみているので、ふつうのスピードでついしゃべってしまいます。これがここのお医者さんにはパソコン入力するのに速すぎるんですね。申し訳ない。

「あなたねえ、ふつうこんな高い熱でんよ。インフルエンザか腎盂炎か扁桃炎かというところ。熱以外に症状は喉が痛いのと腰が痛いだけ??」

・・・ということで、喉の痛み止めと解熱剤だけを処方されそうになったので、「あのう、インフルエンザの検査は?」というと「え?検査したい?じゃあまあやりますか」

果たして結果はインフルエンザB型陽性だったんですねえ。もちろん昨年末は予防接種してますけど、もう半年くらい過ぎてますしね。それにしてもどこからもらった???ですよ。周囲にはまだ誰もいませんし。

お医者さんもノーマークだったみたいですね。でも友人にきいたところ、近所のある中学校ではかなりの欠席者が出ているとのこと。

帰りに薬局でイナビルを2個吸ってインフルエンザの治療は終了です。タミフルでもリレンザでもないのか・・・。まあ早くに治療できてよかった。

というわけで私はもう大丈夫なんですけど、昨日連弾した相手には「知らぬこととはいえ申し訳ありませんでした。どうかお気をつけください」とお詫びのメールを入れ、今日明日の合わせの相手の方々、それと明日夜の会食の幹事さんにはメールでキャンセルさせていただきました。

26日までにはなんとか復活します。練習ができるかどうかわからないですけど(汗)。


白日夢

2013年05月21日 10時41分31秒 | 家族・友人等

子供が出て行ったあとソファで寝てしまってました。

なぜか26日当日(A区民で友人たちとコンサートらしきものをやって遊ぶことにしてます)の夢・・・・・

・・・・・・・父と母とどこかへ行かなければならないことになっており「開演は13時からだから、午前中はつきあうよ」といってどこかに同行したのだけれど、12時まで用事が長引き、じゃあもう直接行くからといって行こうとしたら、服も楽譜もプログラムも持ってきてないことに気づき、慌ててうちに帰ることに。そのタクシーの中で、13時からの場所を勘違いしていたこと(A区民なのにN区民に向かおうとしていた)と、実は午前9時からすでにリハーサルが入っていたことを思い出し、「ああああ~~~~~」と頭抱えているうちに、タクシーが勝手にへんなところに行ってしまい、「もうここでいいですっ!」と怒っておりたら(私だけ・・ですね。父と母は歩かなくていいように遠回りしてでもタクシーにそのまま乗せた。夢の中なのになんでこんなことにまで気を遣ってるんだ・・・)、垂直な崖の上。そこから「落ちたら死ぬ、落ちたら死ぬ」と言いながら必死で降り、うちに戻る。そしたら父と母の方が先についていて脱力しました。で、その時12時15分。これから行って13時にA区民に着くんだろうか、どうしよう(泣)と思ったところで・・・・・

・・・・・・・目が覚めました。

久々に超悪夢ですねえ。死んだ人までなぜ出てくる(汗)。

そう言えば、昨日見た夢は、「母の家に行ったら、押し入れになぜか父の亡骸があり、『ちょ、ちょっと・・・死んだこと黙ってて年金もらったらいかんがね~(汗)』と狼狽してしまい、『あ、でもちゃんと荼毘に付して葬式もやったんだから問題ないか』と考え直してひとまず安心した」という、ホントにシュールでわけのわかんない、でも今どきの話題も踏まえた夢でした。・・・・なんでこんなに夢ばかり見るんですかね。ふだん一年に数えるくらいしか見ない人間なんですが。。。。


西宮まで聴きに行ってきました!

2013年05月19日 22時07分26秒 | 交響曲・管弦楽曲等

今日は早朝からメールがきたり、西宮まで往復したりでへとへとなんですけど、忘れないうちにアップせねば、・・・ということで頑張ります。

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2013. 5.19(日) 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール

ウィーン交響楽団日本公演、 指揮:大野和士、 ピアノ:インゴルフ・ヴンダー

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58

 第1楽章 アレグロ・モデラート、 第2楽章 アンダンテ・コン・モート、 第3楽章 ロンド、ヴィヴァーチェ

 (ピアノアンコール ドビュッシー:月の光)

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調 

 第1楽章 葬送行進曲、正確な歩みで、厳格に、葬列のように

 第2楽章 嵐のような動きで、より激しく

 第3楽章 スケルツォ、力強く、速すぎずに

 第4楽章 アダージェット、非常に遅く

 第5楽章 ロンド=フィナーレ、アレグロ

 (アンコール J.シュトラウスⅡ: ワルツ「春の声」、 トリッチ・トラッチ・ポルカ、雷鳴と稲妻)

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ひさしぶりの芸文遠征です。

過去にツィメルマンを聴きに行ったり、コンペの西日本本選(2006年)があったりで、少なくとも2回は来てるはず。・・はずなんですが、もう全然行き方覚えてなくて、それでも行きはがんばってスルっと着いたのですが、帰りが・・・三宮で40分くらいウロウロ、ウロウロ。なにが起こったか、恥をしのんで申し上げましょう。

まずは西宮北口から阪急電車に乗って三宮に行き、ここでうっかり地上に出てしまった。出てしまったら仕方ないので、ぐるっと回って駅に入った。

この駅が・・・・JRだった(汗)。JRじゃダメじゃん、地下鉄だよ、地下鉄、と地下鉄の駅に行ったのですが、

・・・・なんと海岸線の駅にきてました。で、戻って戻って、西神・山手線の駅に出たわけです。いや歩きましたよ、もう(泣)。

ということで、今年もさっそく迷いました。梅田でも毎年迷ってますから、今年も順調、幸先良くて結構です(わけわかんなくてすみません)。

・・・・・ということはどうでもいいです。コンサートについてですね。

ここはサイドが5階席まであるのですが、完全満席ではないまでも、いわゆる「見た目満席」という状況。ホワイエも人がいっぱい。着物姿の奥様もけっこうおられたりして、雨の日曜昼下がりですが、華やかな感じでした。

私の1階のほとんどド真ん中。指揮者については残念ながらまるっきり背中しか見えません・・・という席です。

ベートーヴェンは編成が小さいこともあり(マーラーに比べて)、柔らかい雰囲気で、ピアノもそのような音色。とくに速いスケールなんかは淡水パールの趣。どちらかというと室内楽的な演奏に聴こえ、もしかして弾き振りでもいける??

ただ高音部がかなり立つピアノだったのか(たぶんスタインウェイ)、ときどきオ―ケストラの音色と離れてしまうようなところがあり、これがベーゼンドルファーだったらどんな風に聴こえるのかしら・・・と考えたりしました。

第1楽章のカデンツァはよく耳にするもの(ベートーヴェンオリジナル)でしたが、第3楽章のは「あれ??」。帰ってから調べましたよ(汗)。

どうやらウィルヘルム・バックハウスのものだそうです。ダイナミックかつ現代のピアノ(ということは本日のピアノ)にもマッチした感じで聴きごたえがありました。

全体に、別にベートーヴェンらしくないとかなんとかそこまでのことではないのですけど、なんというか、「ピアノのせいもあるのだろうけどもう少し新しい時代の表現かなあ」と感じられ、ぜひアンコールでは近現代あたりを聴きたいと思っていたところ、・・・・・きました「月の光」

これは、文句なくすばらしかったです。とくに好きな曲とかいうわけではないのですけど(殴)、いつのまにか落涙してました。・・・・いやあ、生まれて初めてドビュッシーで泣けましたよ。

後半はマーラー5番。

マーラーのなかでは私は比較的聴いている曲ですけど、演奏についてどうこういえるほどの知識はないです。

印象としては、1&2楽章が濃密でかつ重たく、3楽章でちょっと薄くなり、4楽章で拍も小節線もないような漂う世界になり、5楽章で戻ってきた・・・・というところです。

1&2楽章はまるでオペラを見ているように劇的。家のなかでとぐろを巻くようにぐるぐる考えている人がいるのに、いっぽうで窓の外は軍隊が行進したり、お祭りさわぎがあったり、小さいころに聴いた歌がよみがえってきたり(あくまでも個人的な想像というか妄想です)。細部にわたって物語と人の声を伴って聴かせてくるところはいかにも大野さんなのかも・・・と思いました。

ただ今までの大野さんの指揮の印象は(これまたあくまでも個人的なものですが)、あまりドロドロしてなくて、知的に洗練されて、振りも胸から上・・みたいなものだったので

振りも大きいし、相当下からもくるし、感情ぶつけるようなところもあるし、なんかこれまでと変わられた?・・と感じました。

ちょっと戸惑った部分もあったのですが、50過ぎられて、さらに変わっていかれるんだ~とわくわくしましたね。

それにしても、あれだけ動かれたら身体的にもすごく消耗されますよね。頭から水かけたみたいに汗びっしょりで、それもまた、そこまでの大野さん見たことないかも・・・という気がしました。

オーケストラは金管のうしろにコントラバスが8台配されていて壮観。それもあってか想像していたより重い響きのオーケストラでした。

 

大野さんは、7月には昨年に続き広島でまたオペラのレクチャーコンサートをされるそうなので(19日県民文化18:30。一般販売は6月1日より)、とても楽しみにしております。

 


イケナイことです

2013年05月16日 20時43分20秒 | 雑感

月曜日: 弾きこもり&家事

火曜日: 弾きこもり&夜五重奏合わせ

水曜日: 11~15時連弾合わせ&家事

木曜日: <午前>振込&振込(サギではないです)、買い物、レッスン、バイオリン合わせ、

      <午後>母の家に行って、本棚とタンスとレンジ台とカラーボックスを設置。収納。

明日金曜はこまごまとした銀行や役所関係の電話や手紙類を済ませる予定(・・あくまでも予定)

・・・・・こんな主婦嫌だ~の1週間です(笑)。

家事をしながら曲を聴くとか楽譜を見るとかいうのはまあふつうかもしれないですけど、

逆パターン、ピアノの前ですっごい集中してるときなどに「印鑑証明まだ?」「今日はゴミ出さなくてもいいから」「また振込頼むね」と母からちょいちょい電話がくるのは、なかなか脱力モンであります(笑)。

でもどちらが主かというと「印鑑証明」とか「ゴミだし」のほうで、ピアノを弾いたりなんかしちゃってるというのは従も従、本来まったくやる必要のないことなので文句いえません。仕事じゃないし・・・。

でもたぶん・・・なんですけど、これが、親の世話も子供の世話も家の雑事もしなくてピアノやってなさい、と言われたら、私の場合、しないと思いますね。そこまで好きだったら、たとえ諸事情があったとしてもやめずに進んでいたはず。

昔文学を志した青年たちが親に猛反対されたのと同じ、「やってはいけないこと」というイケナイ気持ちが今の推進力の元かと(笑)。

飲み会とか聴く方の演奏会とか練習の時は堂々と行きますけど、自分の本番は家族に日時も教えず、チラシも貼らず、「今日は何時から何時まで留守だから」とコソコソ出ていきます。

以前は「今日発表会」とか「ステップ」とか「コンぺ」とかいちいち言ってましたし、家族が応援にきたりもあったのですけど、だんだん度が過ぎてきたので、もう告知なし(殴)。

ま、日記とか見られるのでバレるんですけどね(笑)。

・・・・・・というわけで、これでも基本的スタンスは「隠れタバコ」ならぬ、「隠れピアノ」です。「どこが?」と突っ込まれても、自分でそう思ってるのでそういうことです(逃)。 

 


なにもかもまとめて

2013年05月12日 22時05分18秒 | 家族・友人等

5月は、いろいろイベントが多くて困ります。

とりあえず最近は「子供の日」はパスさせてもらってますけど、それでも、私の誕生日に息子の誕生日、母の日と月の前半に集中です。

私の誕生日は、もともと母の日とかぶることが多いのですが、本日は私と息子の「誕生日」に、私と母の「母の日」をまとめて食事に行ってまいりました。

ある意味安上がり・・・・・(笑)。

歩いていける場所(20分くらいはかかりますけど)に行きつけのお店がありまして、そこで夕食。

あっちでもこっちでもなぜか「♪ハッピバースディ~」・・・5月生まれ多すぎ。

これは、お店からのプレゼントです。

 


トリオ翌日

2013年05月11日 21時39分34秒 | 家族・友人等

昨日は、コンサートですごいものを聴いてしまい、しかも夜中にCD聴き始めて、ほかは静かな曲なのになぜか最後のほうに「熱情」が入っていたために眠れなくなり、結局朝4時半くらいに寝ました。・・・まったくどなたのCDですかっ!

結婚でもなんでもまずは3年なんてよくいいますけど、継続して聴くというのはほんとにおもしろいもので、ピアノトリオもやはり年々お互いの音が歩み寄り、融け合ってきて、昨晩は「まつきとわたるとはなこ」独自の世界と音が聴けたような気がします。とくに初回と同じブラームスのトリオの1番が演奏されたため、よくわかったように思います。

今日は午前中娘のバイオリンのレッスンに同行したあとはちょとだけ寄り道をし、帰ってみたらさすがにここ1週間の疲れを少々感じまして、気がついたら眠ってました。ここ1週間とくに眠くもなかったので、やっと少し緩んだかな・・というところです。

目が覚めたらこんなものが・・・

今日は誕生日でした。息子からのプレゼント。