~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

「第11回ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会」のお知らせ

2018年11月27日 19時17分25秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

 

恒例の「ベートーヴェンのソナタを弾く会」が今年も開催されます。

この会は、「音楽歴・年齢問わず」という参加型のコンサート(弾き合い会のようなもの)で、

しばりは「ひとりで必ず全楽章を弾く」ということだけ。

エントリー費についても、20番でも29番でも同額。ひとり2曲エントリーも可です。

 

さて本年は、奇跡的に、はつかいち文化ホールさくらぴあ小ホールが取れまして、

12月2日(日)、10:45~20:10です。

本日、さくらぴあの広報を読んでのお問い合わせをいただきましたので、

プログラム(名前抜き)をこちらに公開いたします。(レイアウトの乱れはおゆるしください)

 

 

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12月2日(日)はつかいち文化ホールさくらぴあ 小ホール (入場無料)

 

【第1部】10:45-11:55 (70)          

1.第  7 番           Op.10-3            ニ長調                       

2.第 8 番          Op.13             ハ短調「悲愴」            

3.第 23 番        Op.57              ヘ短調「熱情」             

 

【第2部】12:05-13:10 (65)

4.第  8 番         Op.13          ハ短調「悲愴」              

5.第 13 番          Op.27-1          変ホ長調               

6.第 17 番          Op.31-2      ニ短調「テンペスト」        

 

【第3部】13:20-14:30 (70)

7. 第  7番         Op.10-3                 二長調                            

8. 第 12番       Op.26                変イ長調「葬送」                  

9. 第 13番         Op.27-1           変ホ長調                   

10. 第 24番            Op.78                    嬰ヘ長調「テレーゼ」                            

 

【第4部】14:40-15:25 (45)

11. 第29番                Op.106                変ロ長調 「ハンマークラヴィーア」           

 

【第5部】15:35-16:35 (60)

12. 第  2番                 Op.2-2                   イ長調                                       

13. 第 23番           Op.57               ヘ短調 「熱情」                  

14. 第 24番             Op.78                   嬰ヘ長調 「テレーゼ」             

 

【第6部】16:45-17:55 (70)        

15. 第 4番                  Op.7             変ホ長調                               

16.第23番               Op.57                ヘ短調 「熱情」                  

17. 第27番        Op.90        ホ短調                   

 

【第7部】18:05-19:10 (65)

18. 第 21番             Op.53                     ハ長調「ワルトシュタイン」           

19. 第 28番           Op.101            イ長調                      

20. 第 30番            Op.109                   ホ長調                     

 

【第8部】19:20-20:10 (50)        

21. 第 24番                    Op.78            嬰ヘ長調 「テレーゼ」                       

22. 第 28番               Op.101                 イ長調                      

23. 第 10番           Op.14-2         ト長調  

 

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今年は特に参加者が多く、年齢は中3から70代まで。

音大受験生、大人になってからピアノを始めて数年の50代、昔取った杵柄の再燃組、指導者、趣味で長年続けている人、

・・・とさまざまです。

4部の「29番ハンマークラヴィーア」はこの回を第1回から監修されているH先生の演奏で、同曲は2010年の第3回でも演奏してくださいました。

昨年私は、29番1曲でしたけれども、今年は21番と10番の2曲です(どちらも一人しかいないのでバレバレ)

 

よろしければお立ち寄りください。

 

                  

         


10月のまとめ

2018年11月02日 15時07分58秒 | 雑感

10月は当初ほぼカレンダー真っ白だったのですが、終わってみると、そうでもなかった・・・

美術系や現代音楽など、ふだんあまり機会のないものにも触れられて、だいぶ若返りました(笑)。

以下Facebookより転載。

 

 

〇10月6日(土)14:00 園田高弘メモリアルシリーズin2018 ショパン撰集 @上野 東京文化会館   

            夜 夫実家訪問

<なんとか聴きたいと思い続けてこれまで機会のなかった平井さん、青柳さん、ほんとに聴けて良かったです。

平井さんの子守歌…モダンのピアノからああいう可憐だったり透明だったりの響きが出るんだ〜 と不思議な感じでした。

青柳さんのワルツ…空中に音楽があってそれを音にしている感じ、時々三拍子の左手が迫ってきてふと現実に戻ったり…。
そして、終わりは予期せず、でも確実にやってくる…という哀しさ。>

 

 

〇10月7日(日) 大学ピアノサークルOG会コンサート  スタインウェイ松尾ホール@日比谷 

<大学のサークルOG会コンサートに初参加してきました。

院生初め20代がほとんどな感じでしたが、
8〜9歳下まではなんとか知ってるし、
友人2人も一緒で心強かったです。
リサイタルを控えてるメンバーが2人いて(いずれも20代)、
なかなか充実のOG会。

打ち上げは、ガード下の飲み屋とかじゃなく、
帝国ホテル17階のティールーム。
コンサートのあと、紅茶とスコーンなど、
生まれて初めて!

<大学のピアノサークルの同窓会風演奏会とはいえ、知らない方が大半。
その中で、30年以上前に一緒に弾いていた同年代が私含めて3人。
この演奏会はそもそも10年前、ピアノを離れていたOGを呼び戻す(?)ために、サークル担当だった先生の1人(サークルと言えども、当時は先生が2〜3人常にいて、部員はいずれかの先生に師事する決まりでした。要は大学での習い事です)が企画されたもの。
それ以来10回続いていたそうなんです。

私はこの先生とはずっと年賀状のやりとりがあり(私自身の師ではありませんが)、
当時の部員や卒業してから知り合った在校生数人とも年賀状が続いていて、それなりにご縁はあったのです。

今回お声をかけていただいたきっかけというのは、
今年東京で受けたコンペの予選でたまたま後輩とばったり会い、
そこから主催の先生に「先輩は結構東京に出てきてるようです」と密告があり(笑)、
「ならば今年は弾きにきませんか」ということに。

若い方々は、私たちの頃と違って、音楽専門の方も学外の方もいらして、それはそれでこちらもたくさんのことを学ばせていただいたのですが、
やはり、同時期に在籍していた友人たちが、その後地道に勉強や経験を重ねていい音楽を奏でてくれたのは格別です。
自分が見てこなかったもの、感じてこなかったものをも、思い起こさせてくれたり、
音楽の楽しみ方を広げてくれる選曲を示してくれたり、
そして、もちろん時を経ても変わらないものも確信させてくれて、
ほんとにいい時間を持てたと感じています。

主催の先生、密告してくれた後輩(といっても母校の教授なんですよ💦)、ありがとうございます。
心より感謝いたします。>

 
 

  

 

〇10月8日(月) 叔父個展 @銀座

<叔父の個展。
5月の桂林旅行後に一気に描き上げたらしい絵がほとんどで、
83歳にしてこのエネルギーはどこから??と。>

 

 

〇10月11日(木) ブリューゲル展 @広島県立美術館

<県立美術館の「ブリューゲル展」(10月8日〜12月16日)に行ってきました。

「ブリューゲル一族(ひ孫に至るまで)と工房、周辺画家展」という方が正しいかもしれません。
撮影可能エリア(期間限定)がありましたので、ちょっとだけ(撮影が粗いのはお許しを)。

・花の静物 背景かと思っていた黒い部分に、黒の絵の具でたくさんの花が描かれていて、それがとても魅力的。

・婚礼準備の場面 : 手前でしれっと赤ん坊が…

・撮影不可エリアにあったルーベンスのニンフ像 : 腕とか筋肉隆々で、ニンフのイメージが覆された

・婚礼の踊りの絵を元に作られた動画 の一瞬 : 手前左右の男性に目が釘付け

・本日のお土産本

12月まで開催されてますので、ぜひ! 細かいところ見てると飽きません。>

    

  

 

〇10月12日(金) 弾き合い会 @玉島文化センター

 

〇10月14日(日) 電子音響とピアノのワークショップ&コンサート @アステールプラザ

<電子音響のワークショップって何やるんだろう?と、
怖いもの見たさ(?)で行ってみたんですが、
めちゃくちゃ面白かった!

まず、電子音楽の歴史の簡単なレクチャーがあり、
そのあとに、短めの曲をみんなで聴き、
それを、自分なりの絵(楽譜?)にする。
次はそれをみんなで眺めて鑑賞し、
演奏者が連弾で、それぞれ4枚ずつ選んで同時に演奏する。
最後には、もう一度連弾で4枚ずつ演奏するのと同時に電子音響でも4枚(?)演奏する。

こういう即興というか、音の生まれる瞬間に立ち会えるのは、
ほんとに至福です。

さて4時からは、伊藤憲孝さんのピアノと有馬純寿さんの電子音響でのコンサート。
司会は徳永祟さん。>

<2時からのワークショップのあとは、4時からコンサートでした。

5曲あるうちの2曲目だけが電子音響のみ。
あとの4曲はピアノとのコラボ。

2曲目の「うつしのエチュード」は、電子音響を演奏される有馬さんの自作で、
尺八の音成分をパソコンで分析してそれを再構成したり加工したりして、
成分化してない尺八の音色と合わせて、計5つのスピーカーから流すというもの。
「音成分を分析して…」というのは、マンドリンとエレクトロニクスでのコンサートでも経験しましたが、
今日のは尺八でしたので、これが意外に次ぐ意外な音で、「いったいどの成分なんだ?」と思うことしきり。

1曲目は、印象的なピアノのメロディがバリエーションのように、電子音響で陰影をつけられ増幅されて、何回か戻ってきます。

3曲目の徳永祟さんの「機能拡張型ピアニスト」は、
ピアノで演奏不可能な部分、音域的に88鍵からはみ出した部分を電子音で演奏。でもピアニストはその部分もいかにも弾いているように指を動かす。鍵盤の左右だけでなく、鍵盤の上のほうでも、響の上澄み部分の中で演奏するように指を動かす。ピアノの楽曲としてもかなり難曲なのでは?と思いながら聴いていたのですが、クラスターも電子音と速い速度で交互に入り、最後の方は、手品のような部分もあり(これは秘密にしておきましょう)、最後まで耳も目も釘付けでした。

4曲目の渡辺俊哉さんの「Vanishing Point 」は作曲者さんも東京から会場に来られていました。「消失点」という意味だそうですが、ピアノの演奏のあとに突如として後ろからゴーッと滝のような音が襲ってきて、そして雫が床に飛び散るような音が続き…足元からも音が襲ってくる。その後もピアノと電子音響が離れたり一緒になったりしながら、時間が過ぎていく…

5曲目は、テレビショッピングで、健康器具のコマーシャルをしている音声にピアノの音程をあてて、しゃべりを音符で素早くなぞりながら、ちょっとコミカルにも思えるリズムをいい調子で入れてもりあげていくんです。これが異常に面白い。日常場面をピアノが吸い込んじゃうような感じ。

ピアノが要る4曲はすべて、伊藤憲孝さんが弾かれましたが、
これだけの曲をこう面白く弾かれるのは、現代曲を愛すればこそ!ブラボーです。

現代曲聴くと、脳の血流が良くなるような、パカーンと何かが開いていくような感じがするんですけど、
今日もワークショップからコンサートまで、ほんとに楽しませていただきました。
ありがとうございました!

伊藤さんは12月にカワイパーチェでリサイタルをされるそうです!>

 

    

 

〇10月17日(水)CS初戦観戦

なんのごほうびか分かりませんが、初ズムスタが、CS初戦、しかもいい試合、しかも勝ち試合。

 

〇10月19日(金) 「カンマームジークアカデミーin呉」要項発送作業

<5月10日以来の呉行き。
「第7回カンマームジークin呉」がスタートしたって感じです。
あの豪雨災害から約3ヶ月。
まだまだたくさんの箇所にシートや土嚢があります。>

<10時から17時まで募集要項の発送作業して、帰りです。
美しい景色のなかに、突如広い面積を覆うブルーシートが出現します。
忘れてはいけない。>

   

     

   

 

〇10月20日(土) レッスン@岡山、フルートとの合わせ練習@尾道

<晴れの国おかやまで、
根アカなペトロフを弾いてきました(笑)。
これから、
福山で途中下車して、尾道に行きます。

行きのバスで岡本かの子の話を読んでいたら、
岡山駅で息子太郎氏と遭遇。>

  

  

 

〇10月21日(日) 小蔦夫妻デュオコンサート @カワイ広島店 パーチェ

<小蔦夫妻のデュオコンサート、堪能しました!

舞曲系が多かったのですが、
連弾にありがちな、故意なのか過失なのかわからないような濁りや変な膨らみはなく、クリアな響きにまとめられていて、非常に聴きやすかったです。さすがです。

圧巻は「ラ・ヴァルス」。
デュオ版ということで、ダイナミックで大きいスケールでありながら、
ソロのような神経の行き届き方。
私の理想とするデュオの姿です。

アンコールはピアソラの「リベルタンゴ」
渋く安定しながらもグルーブ感のある寛ニさんのセコンドに、
花結さんのキレッキレかつ悩ましげなメロディが乗って、
「最高でーす!」

終演後お二人とお話ししましたけど、
花結さんは、お嬢さんを預けるために、早朝起きで二食分のお弁当を用意され、むしろそちらの方が大変だったと。
お母さんピアニストさん、頑張ってくださいね!
応援してますよ〜!>

 

 

 

〇10月26日(金) フルートあわせ @尾道

  

 

〇10月28日(日) フルート&ピアノ本番 @廿日市 別荘地

<いい空気を吸ってきました〜!

フルートのソロ9曲、
フルートデュオ2曲、
あと歌声喫茶状態。
(あ、もちろんピアノ伴奏です…)

美味しいものをいただいて、楽しくアンサンブルして、
素敵な日曜日。>

  

 

さて、今年もあと2か月。

つるべ落としの勢い・・・