~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

「松本和将と±15AGEの門下生によるソロ&デュオコンサート」

2019年03月10日 21時15分08秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

     

 

1月にお知らせしたまま、直前になり、もう今さらと更新せずじまいでしたが、おかげさまで無事終演いたしました。

10月末に突然思いつき、諸都合により3月8日(金)開催という余裕のない日程、しかもチラシができたのが1月10日。

我ながら、思いつきもいいとこだと若干反省しております。

もう少し余裕があれば、会場もアクセスかれこれ考慮して選べたのですけれども。

ただ私としては、なぜか2007年、2012年、2018年とずっと南区民スタジオを使っておりまして、馴染んだ場所ではありました。

 

きっかけはなんだったかというと、

友人のひとりが、難波君のバッハのパルティ―タ2番の演奏をネットで見てファンになっていたということ、

それと昨年の松本さんのリサイタル(ブラームスの「創作主題による変奏曲」を含むプログラム)が広島では開催されなかったということ、

あとは師弟連弾を組んだら面白いのではないか、と思ったこと、

・・・そういうような理由だったと思います。

で、バッハとブラームスを決めて、さて自分も弾かなきゃなあ(地元は私ひとりだし)ということで、

プログラム並びからして、シューマンか?「子供の情景」か?・・となったわけですね。

 

というわけで、

バッハ:パルティータ第2番(難波)

シューマン:子供の情景(浅田)

ブラームス:ハンガリー舞曲 1&2番(浅田&松本)  5&6番(難波&松本)

~~~~休憩~~~~~

モーツァルト:きらきら星変奏曲

ブラームス:創作主題による変奏曲

ベートーヴェン:ソナタ第17番「テンペスト」

<アンコール: エリーゼのために>    (以上松本)

というプログラムでした。

 

平日夜で、しかも市街地から少し離れているので、お客さん数は気になっていたのですが、

結局、昨年の私のリサイタルの時(5月26日土曜日)くらいの人数でした。

この人数って微妙なんですよねえ。キャパ50のとこには入らないし、といって150じゃちょっと寂しいですし。

80~100程度収容の、披露宴会場くらいのスペースないですかねえ(笑)。

(↑ 毎度遭遇する会場問題)

 

出演者3人というコンサートは(しかも全員ピアノ)という経験はこれまで私はないんじゃないかなあ、と思うんです。

発表会みたいにピアノ弾きがドバーっといるか、

5~6人一緒としても、ほかの人は弦楽器とか歌とか管楽器とかチェンバロとか、

よーく考えてみたら、3人ピアノだけ、しかも、15歳年下と30歳年下の男ふたりとか・・・・ないわ(笑)。

いやあ、メイドじゃない、冥途の土産です。

しかも師匠と連弾とか・・・ないわ(← 自分で仕組んでおいて言うか)。

 

というわけで、なにがやりたかったかというと、まあこういうことがしたかったわけですけども、

自分は当然としても、もしみなさんに楽しんでいただけたなら幸いです。

ちなみに私は、「子供の情景」は過去抜粋で(たぶん7曲くらい)2回弾いていますけれども、全曲弾いたのは初めて。

ここ2年ベートーヴェンをたくさん弾いてきて、ふっとシューマンに戻った(といっても好きなだけで弾いた曲数は少ないです)という感じで、

毎日幸せな練習ができました。

 

チラシの写真を提供してくださったMさん、

チラシからプログラムまで作ってくださるNさん、

受付からステージまで力強く支えてくれるスタッフさん、

ドレスに合わせて素敵なお花をいけてくださったKさん、

打ち上げで11人分の素晴らしいごちそうを用意してくれたマスター、

そしてなによりも、松本先生、難波君に厚く御礼申し上げます。

 

   

 

私ごとですが、3月2日午前2時に、緊急入院しながら、1週間頑張ってくれて、今なお闘病中の87歳の同居の母にも感謝を捧げます。