~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

懐かしい店

2010年03月31日 22時33分23秒 | 雑感
ふと思い出したお店、まだあるかなあ~と検索してみたら・・・ありました。


喫茶ルオー
東大正門前。カレーがおいしいんですけど、白いというかセピアというかの店内の雰囲気が独特。


名曲喫茶 麦
本郷三丁目駅出てすぐ。クラシックがかかってます。「カルソー」というカルボナーラのようなでないようなパスタをよく食べてました。夜遅くまであいてるので、原稿持ちこんで校正をよくやってました。もの書きの方が結構おられたような記憶が。椅子が古かったなあ・・・バネがお尻に当たってた・・・


火独楽
二子玉川。そんなにちょくちょく行けるようなところではなかったはずなのですけど、なぜかここでよく飲んで、シメはかならずタンシチューでした。


ふだん行くのはだいたいファミレスとか居酒屋でしたので、今は変わっているところが多いと思います。
それにしても・・・いやあ、まだあるのかこの3つ。


コンサート週間

2010年03月31日 21時53分49秒 | その他音楽
先週の木曜から今日にかけて(つまり1週間)、夜コンサートを4つ聴きに行きました。
ほんとは6つあったのですが、泣く泣く削って4つ。
アマチュアオーケストラひとつと、あとは20代のピアニストさん方(うちふたつは知り合い)が出られるものでした。
ピアノ関係はいずれもデュオリサイタルで、ピアノ&ピアノ(ソロと連弾)、チェロ&ピアノ、ユーフォニウム&ピアノというものでしたが、演奏者自身のトークがあるものや、進行案内役が別にいらっしゃるものもあって、たんに演奏を聴くというだけでない、ゆったりとした時間を過ごせました。
演奏のあいだにおしゃべりが入るという形は、テンションの点とか、準備の面でいろいろ難しいところもあるかと思いますが、上手くいくと、緩急のある上質な時間が演出できるように思います。


ところで、今日うかがった演奏会でいただいたお知らせ(別の日のプログラム)のなかに、次のようなプロフィールがありました。


<〇〇音楽大学演奏学科県パン楽器専攻>

ちょっと考えてしまいました・・・・・県パン?
すごい誤植ですね~
でも、なんか気に入ってしまいました。


速報! 祝 国際コンクール3位

2010年03月29日 15時53分49秒 | ピアノ
この3月下旬にウクライナのハルキウで開催されていた「第11回ヴラディーミル・クライネフ青少年国際ピアノコンクール」において、本山麻優子さん(安田高校1年生、4月より2年生)が第3位に入賞されました。

おめでとうございます!!

トイレの戸がなかったとか、水道から緑色のお水が出てきたとか、生活面でいろいろびっくりなことがあったり、
決勝のコンチェルト(リスト)のときは、管楽器のフライングがあったりしたそうですが、
見事3位、あわせてショパン賞も受賞(←これは価値あるものです・・・とクライネフ氏が直々におっしゃったとか)。
本日以降、入賞者コンサートがあるそうです。


忘れ物しないように、気をつけてご帰国くださいませ(笑)。

音楽で遊ぼう

2010年03月28日 23時26分01秒 | その他音楽
最近お気に入りで、何回も聴いてる曲です。
こういう遊びってたまりません。まさに謎の感動。
また何かやりたくなってきました・・・「ゲゲゲのささげモノ」第2弾とか(笑)。
いやその前に形にしなければいけません第1弾を(←これ、楽譜も書かずに即興で超テキトーに弾いてるので、演奏については言わないお約束・・・・逃)。






2台企画

2010年03月28日 21時53分02秒 | ピアノ
こちらのサークル内で目下たくらみ中なんですけど、来年2台のコンサートをやろうかなあ・・・と考えてます。

そうおおげさなことでなく、「いつものとおりの発表会なんだけど、たまたま2台」というレベルくらいでと。
2台をやるとなると会場も限定されますし、ピアノ代調律代かさんでしまうのですけど、ここらへんで一度やってみたいなあ、と思うわけです。なにをかというと・・・「コンチェルトの伴奏」。
コンチェルトのソロ部分はあまり人前でやりたいと思わないのですけど、オケパートをやりたいので、みなさんにちょっとお願いしてます。もちろんオケパートのピアノ版を弾くからにはソロパートもできるだけ音にして勉強しないといけないし、オケのスコアも見ておく必要があるわけなんですけど。

基本的には私、楽章をばらして演奏するというのは好まないのですけど、趣味でボチボチ弾いてるもんに全楽章なんてまずムリですので、これは単一楽章のみも可、より多くの参加を俟ちたいのでむしろその方が望ましい。よって、たとえば「(大好きな)2楽章」だけでもOKとしています。ただし、<弾けるところだけ>は×で、その楽章は原曲のまま、ということにしています。

まだ会場もとってないですし日時も決定していないのでなんとも言えないのですけど、今のところコンチェルトのエントリーは3人(作曲家3人、楽章もバラバラ)です。
あとは2台のソナタの第1楽章が1組、曲目未定が2組。親子でのエントリーが2組。

プログラムの統一感なんかなにもないので、これはやはり非公開でみんなでワイワイですね。
ということで、まだまだエントリー受け付けてま~す。



お客さんやら練習やら

2010年03月26日 22時16分57秒 | 室内楽
今日は、男子中学生3人、女子中学生2人が昼間うちに遊びにきていて(女子中学生は私のほうのお客)、いかにも「春休み」な一日でございました。

みんな「こんちわ~」といって入ってきて、「どうもありがとうございました~」といってフツウに出入り(笑)。初めての子は多少は「よそんちにお邪魔する」的な感じもありますけど、あとは礼儀正しくとてもくつろいでおられます。

これくらいの数の来客はよくあるんですが、よくあるので、特にもてなしもせず、掃除もせず(殴)。さすがに奥様方のときは気持ち片付けたりもしますけど・・・。


さて、ブラ五の練習なんですけど・・・・

パート譜でも見てみるかと思い、とりあえずファーストヴァイオリンの譜面を見てみたのですが、やっぱりパート譜そのものをみてみないと気づかないことがあるなあ・・という感じ。もちろんスコアにも同じように書いてあることはあるのですけど、音符が小さいのであまり見てない(・・コラっ)。
最初の4小節くらいは弾いてみるか・・とヴァイオリンに挑戦。だいたい左手の指の位置はわかるんですけど、弓がメチャクチャでこの世のものと思えない音。ドラえもんのしずかちゃんも真っ青。だいたい最初の2音をレガートで弾くことすらできない・・・・ムリ・・・へ短調だからフラット多いし。

しかたがないのでお手紙書いた・・じゃなくて、ほかのやり方を考える。
ピアノパートだけでなくて、他のパートも入れて、スコアまるごと弾いてみよう・・・と1ページ目だけ挑戦。できなくはないですし、これは有効な勉強。タメになります。
・・・・が、スコア見難い。ピアノパート以外はちっちゃい音符なので、夜でちょっと暗いし、(認めたくはないが)若干老眼だしで、ツライ。
でもこの際と思って、ついでに和音も自己流に分析してみましたが、さらに目が疲れる。
敵は・・・ちっちゃい音符&ハ音記号(ヴィオラパート)
これはやはり手元用の灯りもいるし、ハ音記号もとっとと読めるようにならねばいけませんね。・・・ああ、肩凝った。
1楽章だけだし、まだ1ヶ月以上あるので、このやり方で一通りやってみるか、というところです。相手の楽器がひとつだと弾きながら歌えばなんとなるんですけど、相手4つなので歌だけでは足りないです。
・・・・あと何ページあるんだっけ?と考えるとクラクラきますけど。


昼は、遊んでいる子どもたちをよそにキーボードでチェンバロの練習してましたけど、(キーボードの)半音低い設定の成果が出たといいますか・・・・ヴァイオリンの開放弦が半音高く聴こえてしかたがない(泣)。ピアノは大丈夫なんですけど、ヴァイオリンのE線がどうしてもFに聴こえるんで、「調弦違ってないか?」と思ってピアノでEを弾いてみたら、やっぱりEでした。・・・・ゲゲ・・・
低い音律に慣れると、正しい音程で歌えなくなったり、弦楽器なんかの音程がよくわからなくなるよ~と脅されてましたけど、やはりきましたね。・・・・これまたクラクラきます。


それでも、私にとってはややこしいピアノソロ曲の譜読みや練習をするよりははるかに楽です(殴)。
ややこしいピアノ曲の譜読みって、五重奏のスコアどころじゃないんじゃないかと思うんですよね。きれいにパートに分かれているわけではないから自分で考えないといけないし、それらのフレーズや音色構成なんかもすべてひとりでやるわけなので、ぐったりきます。それをさらに暗譜ですよね。
とくにバッハの4声5声とか自分にはとてもとてもムリ・・・・(ダッシュ)

ブラP五レッスン

2010年03月25日 22時45分03秒 | レッスン&セミナー
ブラームスピアノ五重奏第1楽章、ピアノ(のみ)を初めてみていただきました。

以前アマチュア仲間でやったことあるとはいえ、何年ぶり?約4年ぶり?・・・
3月に入ってから思い出すべくゆっくりボチボチやってきましたけど、それなりに長さあるんですよ、これが。・・・でピアノパートお休みはあんまりないし、私にとっては易しくもない。

ここ二日ほど集中的にやって、とりあえず止まらずだいたい暗譜~な感じで弾けるくらいにはしたつもりでしたが・・・・


「う~~~ん、なんだろう・・・不思議と説得力があるからたぶん終わりまでいっちゃうと思うんだけど(弦楽器のメンバーも巧いひとばかりだし)、それだと<ピアニストと仲間>たち、って感じになってしまうと思うよ。相手がなにをやっているかをよくわかって、自分も流れをつくるようにするとアンサンブルの楽しさが出てくると思うんだけど」

ということで、まずは冒頭(これはバイオリン&チェロ&ピアノのユニゾン)をやってみましょう。バイオリンも弾ける師匠が弾くまねをしてくださるということで、「これはファーストバイオリンに合わせるのですね」と確認して出たわけですが・・・

「(自分が)合図しちゃってるよ(笑)」

・・・・う~ん。また私の悪いクセが。どうしてもやっちゃうんですね。伴奏だろ、オマエなときも、ついやってることがあるようです(殴)。
どうも弦の「音のでるタイミング」には慣れません。弓が動くと同時に音が聴こえるとも限りませんし。
それと今回も含めよく注意されるのは、「(弦が)アクセントや大きい音を出す前によくある間」。移弦の際の間なんかもありますけど、どなたからもレッスンでほぼ言われます(・・学習しろよ~ということですね・・・汗)。

ほかは「全体のテンポの見直し」「ほかの楽器の譜面の確認」「フレーズをつないでいくための各音の方向性」「ブラームスの特徴をふまえたフレーズ感」などなど。

アンサンブルにしても、ブラームスの音楽にしても、教えていただかないと気づかないことわからないこと、実に実にたくさんです。
こういうレッスンの前提は「譜面どおり間違わずちゃんと弾けること」「楽譜は頭に入っていること」ですね(汗)。
それと、もうひとつ思うのは、伴奏にしろアンサンブルにしろ、ピアノパートが必ずしも「両手でセット」というわけでなく、ふたつのパートをたまたまピアノが受け持っているだけ、という場合も多々あるので、できれば、片手ずつバラバラで暗譜できているとさらによろしいですね・・・・と思いつつ、メッタにできませんが。


あ、もひとつ言われたこと思い出しました・・
「クレシェンドとデクレシェンドがセットになってるところでは、クレッシェンドでいきっぱなしにしない」(爆)。



足にきました

2010年03月24日 15時48分46秒 | ピアノ
できるときにやっておかないといけないので、雨で寒く、しかも用事のない今日などはまとめ弾き。


7月までにやらなければならないもの
〇バッハ
〇ブラームス
〇シューマン
〇ベートーベン
〇メンデルスゾーン
〇チェンバロ曲たくさん
〇短い連弾曲やアンサンブル数曲


最後の「連弾・アンサンブル」をのぞいてあとはすべてドイツもの。ある意味やりやすいです。
私自身はいろいろなものを「混ぜる」のは苦手で、たとえば、クープランにベートーヴェン、ショパン、プロコフィエフなど一緒に抱えた日には気狂いそうです。
よく「4期の弾きわけ」といって、コンクールなんかでも「バロック・古典・ロマン・近現代」を一度に弾かなければならなかったりするようですけど、4期はともかく「4か国」はなかなか大変。一度に4か国の料理を食べなきゃならないくらいの心と体の準備(笑)。
食べるならまだいいけど、作るほうですね、正確にいうと。作れっこないので、たとえにもなりませんが。

というわけで、しばらくはドイツだらけ。
ブラームスは体力消耗しますねえ。おとといは上半身(指や手も含めて)はどうもなかったですけど、なぜか脚にきました。膝かっくん状態(爆)。しかも腹減る。
オールブラームスのリサイタルとかされるヒトってどんな体力されてるんだか・・・・


フルヴェン動画

2010年03月23日 16時59分26秒 | 交響曲・管弦楽曲等
このブログは決して動画の紹介を目的にしているわけではないのですが・・・
連投ごめんください。

本日miwako先生と話をしていたなかでフルトヴェングラーのことがでまして、なんとか動画を探したろ、と思って探したところ・・・・ありました!
再生数の多い動画なので、コメントも多く見づらくはありますが、未完成の練習風景、楽団員へのインタビュー、ブラ4のリハーサル、トスカニーニとの聴きくらべ(ベートーヴェンの第9)など、盛りだくさんの12分です。



レ・シルフィード

2010年03月21日 16時35分11秒 | 交響曲・管弦楽曲等
昨日「ショパンプレリュードの管弦楽版」の動画を貼ったところ、友人から
「ショパンの管弦楽バージョンといえば<レ・シルフィード>ですよ。バレエ好きならたとえショパンの名前は知らなくても、<レ・シルフィード>は知ってます(笑)」
とのメールをもらいました。

私も大昔、子どもの頃、これを舞台かテレビかで見たことはあるのですが、よく知られたワルツがいくつか入ってるほか、たしかイ長調のプレリュード(胃酸のコマーシャルのやつ)があったなあ・・という程度の記憶しかないので、ちょっと復習をかねて調べてみました。

過去ふたつほどの編曲があったようですが、wikipediaによると、今は次の形に落ち着いているようです。


1.前奏曲 イ長調
2.夜想曲変イ長調 全員の踊り 
3.ワルツ変ト長調 女性ソリストのヴァリアシオン
4.マズルカ作品33-2 女性ソリストのヴァリアシオン
5.マズルカ作品67-3 女性ソリストのヴァリアシオン
6.前奏曲イ長調(最初と同じ) 女性ソリストのヴァリアシオン
7.ワルツ嬰ハ短調 パ・ド・ドゥ
8.ワルツ(華麗なる大円舞曲) 全員の踊り


以下の動画はマリンスキー歌劇場(キーロフ)バレエのもののようです。
この動画は上のとおりではないようですので、気づいた点を加えておきます。

1/4は「2.夜想曲変イ長調(作品32-2)」
2/4は「3.ワルツ変ト長調(作品70-1) マズルカ(作品33-3)  4.マズルカ(作品33-2)」 
3/4は「6.前奏曲(作品28)7番イ長調、7.ワルツ第7番嬰ハ短調(作品64-2)」。あいだにエチュード作品25-7のイントロが入ってます。
4/4は「8.ワルツ第1番(作品18)華麗なる大円舞曲」

のようです。
オーケストレーションの関係から原調と違っている曲もありますし、昔なつかしい「レコードの針飛び」のような音声の不調もありますが、よろしければご覧ください。