~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

いやもう、シヌかと思った・・・

2014年06月29日 20時10分39秒 | ピアノ

コンペ予選受けてきました。

いやもう、シヌかと思った・・・・

6月1日にむりやり暗譜で呉ステップ受けたあと、「そうだ秋の曲に手をつけねば」と1週間で必死でバラード1番をさらい、一週間後にレッスンをしていただき、そのあと10日ほどは、身内のあれこれでほとんど練習できず。

10日前にコンペと同じ会場を借りて仲間と練習したのですけど、そのときは、いろいろぐちゃぐちゃ。「これはまずい、まずすぎる・・・」とここ1週間、私にしては珍しく(?殴)丁寧な練習しまして、なんとか今日に間に合わせました。

「もうこれだけやったんだから」というくらいの積み重ねはあったはずなんですが、午前中は緊張しまくりで、ずっとおなか下ってて、心配していたぴちぴちのドレス(新調したのにキツめという・・)も結局余裕で入りました。・・・緊張もたまにはいいことあります(笑)。

会場に行ってプログラム見てみたところ、「・・・こ、これは西日本本選ですか?」というようなメンバーで、どうして今年はこんなに関西勢が・・・?という状況。しかも、初めて聴くような曲もいくつか(自分も他人のこと言えませんけど)。

「このプログラムだったら、もう今年勝ち目はないかも。。ともかく楽しんでいこう」と開き直りまして、いつもは自分の番以前は絶対にホール内では聴かないですし、袖でもほぼ聴かないのですけど、ホールで2人は聴きましたし、袖でもだいたい聴きました。

勝負に出てなかったもんで、全然といっていいほど上がらず、まあ、いろいろ「・・こんなはずでは・・」な箇所もあったのですけど、まあいいや・・でいっちゃいました。

おかげさまでなんとか次につなげられましたが、こんな地元での予選初めてですよ~(泣)。

応援にきてくださった方々、どうもありがとうございました。


気になる本・映画

2014年06月25日 18時24分06秒 | 見る・読む

6月、残すところあと5日・・・

娘に浴衣着せてお祭りにも行ってきましたし、

演奏会もパウル・バドゥラ=スコダ(Pf)、カンターナ(チェロのライブ)、古楽のコンサートを聴き、

スタッフとしては<辻本&下田デュオリサイタル>も無事終えることができました。多くの方にご来場いただき、大変感謝しております。

また、コンクールを2回聴きに行き、ステップに出、弾き合い会もやり、レッスンも2回。

個人的には、身内のあれこれで、いつもにまして雑用にまみれた感のある6月ですけど、あと数日なんとか頑張らねば。

 

・・・ということで、気を取り直して、本と映画のご紹介。

本はこちら

すみません、まだ購入したばかりでちゃんと読んでません。(ただ以前ネット上で少し読んだことがあります。)

ひとりひとりへのインタビューがかなりの分量で、「おっ、そこ、きいちゃうんだ」と思わず身を乗り出してしまうような記事満載です。

詳しくはこちら

 

お次は映画です(これらは内容をよく知っているわけではないので、自信持っておススメとかいうわけではないです。 

7月公開のパガニーニの映画。

<パガニーニ ~愛と狂気のバイオリニスト> 

デイヴィッド・ギャレット主演・演奏

バーナード・ローズ監督(「不滅の恋~ベートーヴェン」「アンナ・カレーニナ」「クロイツェルソナタ~愛と官能の二重奏」・・等の監督)

ちらっと予告編をみたところ、なかなかワルな感じのパガニーニが出ていて、これは見ようかな、と。(ワルなら見るんかい、という・・・)

 

この秋公開の映画

<アルゲリッチ 私こそ、音楽!>

監督のステファニー・アルゲリッチはアルゲリッチのお嬢さんです。

こちらは、別府のアルゲリッチ音楽祭、東京の熱狂の日に先行上映されたようです。

アルゲリッチはいつか映画にはなると思っていたのですが(ジャクリーヌ・デュプレのように)、よもや生きているうちに、しかもお嬢さんの手によるドキュメンタリー映画がつくられるとは!以前youtubeをうろうろしていたら、パジャマのアルゲリッチが出てきたり、おなかの大きい娘さんとしゃべってたりしたので(もちろん日本語ではないので、内容はよくわかりませんでした)、いったいこの動画はなんなんだろう??と不思議に思っていたのですが、映画だったんですね。

これは見ます!

 

というわけで、次の更新はいつだ・・・


カラオケ番組

2014年06月15日 08時38分35秒 | 雑感

昨日午後、ヒマなので、テレビで「カラオケ選手権」みたいな番組を見てました。

有名芸能人(年齢さまざま、俳優も歌手もなんでも)が、1曲歌ってカラオケマシーンに採点してもらい、優劣を競う・・というものです。ちなみにもともと歌手の人は、当然のことですが自分の曲は歌わず、他人の曲を歌います。

最初は「ながら」で見てたのですが、途中からかなり真剣に見てしまいました。

カラオケマシーンはおそらく「高得点をマークするコツ」みたいなのはあるのでしょうけど、聴いた感じではけっこう納得の点数で、チェック項目もたくさんあるのか、なかなかの分析力。「好みや私情に左右されず逆にいいじゃん」と思ってしまいました。娯楽としては「恨みっこなし」でよろしいかと(笑)。

本業歌手の人は、いつもの持ち歌はそもそもその人に合わせて書かれているものでしょうから、声域も声質も良さを生かせるようにできているはず。そのせいか他人用の歌を歌われると、聴く方としてはちょっとムリがあるというか、1回聴いただけでは違和感がぬぐいきれないところがあり、ジャンルも混在してしまう感があります。

そこへ行くと、「ものまね」をよくされている方は(今日はおひとりでしたが)、当然ながら、たくさんの曲を研究されているでしょうから、まずは選曲が「己を知り、敵を知る(?)」感じで、ほほう、というチョイス。そして、オリジナルの歌い方を分析し尽くしているのはよく伝わるのですが、そのうえで番組の趣旨もあってか、いったん自分のなかにとりこんで、「ものまね」を超えたオリジナルカバーのレベルで歌われるので、説得力が抜群でした。

・・・・・・まさに再現芸術だ~(笑)。勉強になりました。


辻本玲&下田望デュオリサイタルのお知らせ

2014年06月04日 21時28分24秒 | コンサート(企画、協力、出演 含む)

さて、デュオリサイタルまであと2週間と少しになりました!

辻本さん、下田さん、おふたりともカンマームジークアカデミー(3月下旬に呉で開催されました)の講師で、その節は大変お世話になりました。

 

6月20日(金) はつかいち文化ホールさくらぴあ 小ホールでの公演です。

辻本玲&下田望 デュオリサイタル

開場18:30 開演19:00

 

以下は、予定されているプログラム(6月4日現在)

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<プログラム>

1.ハイドン:ディヴェルティメント(ピアティゴルスキー版)

第1楽章 Adagio

第2楽章 Menuet

第3楽章 Allegro di molt

 

2.メンデルスゾーン:無言歌集より

Op.19-4「信頼」

Op.19-5「眠れぬままに」

Op.19-6「ヴェネチアの舟歌第1番」 

 

3.ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ第1番ホ短調 Op.38

第1楽章 Allegro non troppo

第2楽章 Allegretto quasi Menuetto

第3楽章 Allegro 


(休憩)

 

4.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007

Ⅰ.プレリュード

Ⅱ.アルマンド

Ⅲ.クーラント

Ⅳ.サラバンド

Ⅴ.メヌエット

Ⅵ.ジーグ

 

5.ピアソラ: ル・グラン・タンゴ 

6.プロコフィエフ:チェロとピアノのためのソナタ Op.119

第1楽章 Andante grave

第2楽章 Moderato

第3楽章 Allegro ma non troppo

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いかがですか? チェロ好きにはたまらないプログラムであるのは当然として、たとえそうでなくても興味深いプログラムだと思うんです。

メンデルスゾーンには作品109の「無言歌」というチェロの曲がありますが、今回のものは、ピアノを弾かれるかたなら2曲や3曲はご存じなのではないかと思われる、「無言歌集」収録の作品19からの3曲。こちらは望さんのピアノソロです。

バッハの無伴奏の第1番は、チラシのプログラムにはなく、ペンデレツキからの変更となります。ピアノにはそもそも「無伴奏曲」というものがないので(当たり前)、「無伴奏」という語感にも、弾き姿そのものにもしびれるところですが、今回はそれに加えて、辻本さんの1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスの音色を堪能できそうです。

ブラームスのソナタも、ピアソラのグラン・タンゴも、ピアノサイドから聴いても楽しみな曲。

私不勉強にして、1番のハイドンと6番のプロコフィエフは聴いたことがないのですが、これは予習をせずに、あえて初発の印象を辻本&下田の演奏に求めたいと思っています。

辻本さんのオフィシャルサイトはこちらです。http://rei-tsujimoto.com/index.htm

 

チケットはプレイガイドで、もしくは、私のほうにご連絡いただいてもOKです。

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