~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

引っ越しました!

2022年08月29日 10時38分00秒 | 雑感
今月3つの引っ越しをしました。
転々としたわけではなく、一箇所に落ち着いたということです。
(4つ持っていた鍵がとりあえず半分になりました)。

8月9日   広島の荷物を神奈川の新居へ(広島の家は要らないものがまだ処分されていない状況💦)
8月14日 神奈川の旧居から同じ区内の新居へ(完全引っ越し)
8月23日 神奈川の同じ区に在住していた娘が新居へ(完全引っ越し)

家族の不調やら試験やらあり、200箱以上の段ボール箱とほぼ一人で戦ってきました(笑)。
まだ防音室の工事中ですので、自分の荷物はまったく片付いておりませんし、ピアノも入っていませんが、
それも9月半ばくらいにはなんとかなるのではないか、と思っております。

さてその前、6月から8月上旬にかけては、2003年から(皆勤とはいわないけれども)受け続けているコンペに参加していました。
今年は「40歳以上の音楽歴を問わない(つまり、ピアノ科卒可、演奏活動等している人も可)というカテゴリーに戻って受けました。
このカテゴリーは2010年から2019年まで連続して受けており、2020年はコロナでコンペ自体がお休み。
2021年、つまり昨年は「55歳以上の音楽歴を問わない」という新設のカテゴリーに出て、ありがたいことに1位をいただきました。
昨年のカテゴリーが易しいとは全く思いませんが(実際、今年受けたカテゴリーで過去に全国1位2位に入られた方も何人かお見かけしたので)、今年受けたカテゴリーは、自分としてはかなりハードルの高い部門です。
過去にも弾いたことのある、グバイドゥーリナの「シャコンヌ」で再挑戦。
2013年に弾いたので、9年ぶり。
奇しくも2013年2月には父が亡くなり、今年1月には母が亡くなっています。…私なりの「喪」の表現なのか(笑)。
9年前まったく歯が立たなかったところがあったのと、テンポが指定のものに届かなかったので、
自分としては「弾けなかった」曲であり、当時本選奨励賞ではありましたが、納得のいかない演奏でした。
今年も相当苦戦…   まず、まったくもって楽譜が記憶に残っていなかった。よって暗譜が大変。
次に「弾くと面白い」のですけど、動画をあれこれ見るに「聴くとイマイチ」💦
昨年のバツェビッチからすると、「1回でアピールするのがなかなか困難」な曲なのだ、と実感しました。
予選は、広島と東京で受け両方通過。
本選は、7月30日に大阪、8月6日に東京。
大阪では(自分ではあまり感じなかったのですが)講評をみるに、響きのコントロールに失敗したようであり、本選レベルの「詰め」に至ってなかったと自分でも反省し、残り6日間で楽譜読みからやり直し。
5月以来2回目のレッスンも受けて、なんとか自分で納得できるところまで引き上げました。
幸い、優秀賞(2位)をいただき、このカテゴリーでは自分の歴史の中では最高位となりました。
6日は夕方の新幹線で広島へ。
そこから約3週間は、ピアノに触るどころではなく、ダンボール箱との格闘の日々(今に至る)。
(万一全国に残ってたら、きっとへろんへろんで指が笑っていたに違いない💦)

さて、8月も終わります。
元気に秋を迎えたい。