~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

今年弾いた曲

2021年12月30日 15時22分53秒 | 私のピアノ歴
今年も今日入れてあと2日ですね。
こちらで迎える年末年始は初めてなので、何していいか分かりません。
とりあえず電子ピアノ(キーボード?)でカタカタと朝練しました(笑)。

先月、ある方から「来年は『木枯らし』弾いてほしいなあ」ととんでもないリクエストをいただき(たぶんレパートリーに入っていると思っておられる💦)、せっかくなので、ぼちぼち弾き始めました。

これ言うと結構驚かれるんですけど、ショパンのエチュードで若い頃に弾いたことがあるのは「革命」のみ。35歳で再開してからは、さすがにそこまでは到達せず、プレリュード集をゆっくりゆっくり弾いたくらい。そのうち、右4が動かなくなり、エチュードはおろか速い曲はことごとく却下。
「鑑賞用に」とパデレフスキ版を買ったのが50歳の時。
それから7年経ちますけど、まあ遅々として進まずですね(鑑賞用だし)。部分的には練習してますけど、一曲通しとかなかなかです。
ただ「年取ってから始めて、どこまでいけるか」は自分的に興味あるので、曲に追われてない時期に少しずつ進めるようにはしています。

さて、恒例の「今年弾いた曲」です。


224日(水)  地域の高齢者サークル向けコンサートマンドリンと共演

313日(土)  広島ターフェルオーケストラ定期演奏会。グリーグピアノ協奏曲」@HBGホール

328日(日) カンマームジークアカデミー修了演奏会ドヴォルザークピアノ五重奏曲1楽章」@呉信用金庫ホール

410日(土)  二胡とクローズドのコンサート

425日(日)  闇鍋会 (二胡とのプログラム等) @アステール中音楽室

52日(日)   お好みコンサートクープラン恋のうぐいす」、バツェビッチピアノソナタ第2番第1楽章」@西区民スタジオ

612日(土)  ピティナ広島予選。バツェビッチ「ピアノソナタ第2番第1楽章」 @東区民ホール

613日(日)  トランペットとクローズドの山荘コンサート(ソロ「テンペスト第3楽章」他)

626日(土)  ピティナ東日本予選。バツェビッチ「ピアノソナタ第2番第1楽章」@中野坂上ハーモニーホール

723日(金)  ピティナ東日本本選。バツェビッチ「ピアノソナタ第2番第1楽章」@仙川フィックスホール

816日(月)  ピティナ全国決勝大会バツェビッチピアノソナタ第1楽章、第3楽章」@王子ホール

1010日(日) 大学サークルOG会コンサートモーツァルトピアノソナタK576 全楽章」@汐留ホール

1113日(土) トランペットと山荘コンサート。(ソロ「エリーゼのために」「テレーゼ第1楽章」ほか)

123日(金)  ベートーヴェンを弾く会24「テレーゼ」、第26番「告別」@さくらぴあ小ホール

1215日(水) 地域の高齢者サークル向けコンサート。鍵盤ハーモニカ四重奏ほか




今年弾いた曲(2018)

2018年12月30日 10時19分56秒 | 私のピアノ歴

どうかすると汗ばむようなクリスマスから一転、寒い年末となりました。

みなさま、体調のほうはいかがでしょうか?

私は今月の半ばから約10日にわたって喉をやられ、ちょうどクリスマスのボランティアラッシュの時期、お聞き苦しい声でご迷惑かけました。

ベートーヴェンの会のソナタ2曲に始まり、チェロソナタ2曲で終わるというそれなりにヘビーな12月でしたが、演奏の仕事(ブライダル)も含め、穴を開けることなく、自分的には現時点精一杯のレベルで終えることができ、ほっとしています。

 

今年は、7月5~6日、魔のような豪雨があり、一時期は交通等どうなってしまうのだろうかという状況でした。

人的物的に大変な被害があり、昨年の今頃は思いもよらなかったような状況で、この寒い年末を過ごしておられる方々も多数おられます。

カンマームジークアカデミーin呉関係の打ち合わせで呉へも何回か行きましたが、途中にはもう整備されてはいるものの、災害のあとがそこここに見られ、そのたびに、来年はいい年でありますようにと思うと同時に、来年を迎えることができなかった方々への思いで胸がふさがれます。

 

今年は「一音一音を雑に扱わない」という今更なことにしょっちゅう直面しましたが、わかっていてもやることは難しい。

それと同じく、一日一日、一瞬一瞬、一人一人を大切にするということをもう一度かみしめて、今年を振り返りたいと思います。

どちらさまもよいお年をお迎えくださいませ。

 

 

<今年弾いた曲>

3月19日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏  春の小川、さくら、朧月夜、さざんかの宿、夜明けの歌、瀬戸の花嫁、他。マンドリン&ピアノで「歌の翼に」

4月14日(土) お好みコンサート(@西区民スタジオ) ベートーヴェン: ロンドハ長調(運命から急遽変更)

4月22日(日) 闇鍋会(@ムシカ)ドヴォルザーク: ピアノ五重奏曲第1楽章、フランク: バイオリンソナタ4楽章、ラヴェル: マメール・ロア(連弾)

5月26日(土)ソロリサイタル(@南区民スタジオ) オールベートーヴェンプログラムー  ロンドハ長調、 ソナタ5番、交響曲第5番「運命」(リスト編曲)第1楽章、ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」

6月11日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏   夏は来ぬ、あめふり、王将、青い山脈 他。マンドリン&ピアノで「太陽がいっぱい」

6月      コンペ 「運命」第1楽章

7月1日(日) 福岡でのサロンコンサート( チェロ伴奏)   エルガー:愛の挨拶、デ フェッシュ:ソナタ、パラディス:シシリエンヌ、メンデルスゾーン:無言歌、チャイコフスキー:感傷的なワルツ、アルチュニャン:即興曲、オッフェンバック:ジャクリーヌの涙、カサド:愛の言葉

8月6日、7日、9日 ご近所デイサービスでのボランティア演奏

8月25日(土)リレーコンサート(@東区民ホール) ショパン:プレリュード集から、22、23、24番

8月26日(日)地域交流サロン納涼会    鍵盤ハーモニカ(庭の千草、オクラホマミクサー、涙そうそう)、連弾&リコーダー (バッハ:ソナチネ)、マンドリン&ピアノ (太陽がいっぱい、虹の彼方に)、チェロ&ピアノ(愛の挨拶、ソナタ、感傷的なワルツ、即興曲、ジュ・トゥ・ブ)

9月10日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏  月、虫の声、里の秋、およげたいやきくん、スーダラ節、他。マンドリン&ピアノで「第3の男」「カヴァティーナ(ディアハンター)」

10月7日(日) 大学サークルOG会コンサート(@松尾ホール)   ベートーヴェン:ソナタ第21番「 ワルトシュタイン」第1楽章

10月28日(日)山のコンサート フルート伴奏(@個人別荘)    ヘンデル:ラルゴ、ベートーヴェン:メヌエット、フォーレ:子守歌、マスネ:タイスの瞑想曲、クライスラー:愛の悲しみ、エルガー:愛の挨拶、アイルランド民謡:サリーガーデン、ピアソラ:アヴェマリア、ドヴォルザー ク:ユモレスク、ドリゴ:セレナーデ、海沼実:里の秋

11月21日(水) 集会所子育てサロンコンサート     白鳥、ぞうさん、ねこふんじゃった、子犬のワルツ、いぬのおまわりさん、ミッキーマウスマーチ、美女と野獣、ちいさな世界、旅立ち、となりのトトロ、さんぽ、アンパンマン体操

12月2日(日) ベートーヴェンのピアノソナタを弾く会(@さくらぴあ小ホール)     21番「ワルトシュタイン」、10番

12月9日(日)地域交流サロンクリスマスコンサート   鍵盤ハーモニカ(サウンドオブミュージックメドレー) 、マンドリン&ピアノ(天使のパン、第三の男、ビバルディ冬、ディアハンター)

12月17日(月)通所リハビリテーションデイサービスボランティア演奏  雪、スキー、津軽海峡冬景色、人生劇場、他。マンドリン&ピアノで「天使のパン」、リコーダー、鍵盤ハーモニカとピアノで「サウンドオブ・ミュージックメドレー」

12月17日、19日、20日 ご近所デイサービスでのボランティア演奏

12月27日(木)チェロ発表会(@東区民スタジオ) ベートーヴェン:チェロソナタ第3番第1楽章、シューベルト:アルペジオーネソナタ第1楽章

 


リサイタルの副産物

2018年06月10日 20時35分07秒 | 私のピアノ歴

ベートーヴェンばかりここ1ヶ月以上弾いてきて(まだそれが一部継続してはいるのだけれど)、ちょっと奏法が偏ってきた気もするので、

ひさしぶりにショパンエチュード再開してみました。

 

私は50歳以前に弾いたことがあるのは、10-4と革命だけで、

それもグタグタというか、ベロベロというか、弾いてるとかいうシロモノではなく、

「いやもうこれは趣味のおばさんの弾くものではないわ」と捨てました。

 

50の時に思うところあり、ひとりでボチボチ始めました。が、

…弾けたもんじゃない(笑)…

「エチュード講座」とかほぼ他人事(殴)。

でも、まあ音が並ぶだけでも、と思って数曲を順繰りにやってはいました。

ところが今回、ベートーヴェン漬けの生活を送り、久々に戻ってみたら....「なんとピアノ的で弾きやすい!」

弾きやすいって、別に自分が弾けるってことじゃないんですけど、あえての気合いとか(笑)、実験的な弾き方とかでいちいち「うわあ、うわあ」と思う必要がないというか、

「弾けさえすればそれだけで美しいよね」という部分で非常に救われる。

 

これまで私は「ピアノという楽器が好き」というより、

「自分が唯一そこそこ弾ける楽器であるピアノで、なにかを演奏したい」ということであって、

そこまでピアノという楽器の特性とか音色に、耳と心を傾けていたわけではなかったんですね。なので、どちらかというと、シンフォニーとか他の楽器の曲を多く書いている作曲家が好みでした。よって、エチュードも「テクニックのため」若干イヤイヤ。

「54にもなって、そこからかい?」という気がしないでもないですが、「ショパンエチュードやってみよう」というのは、今回のリサイタルの副産物のひとつです。

ほかには、体力というか持久力がついて、強打や連打、速い部分のあとでも簡単には疲れなくなったというのは大きいですね。

そういえば何人かの方から、「身体は大丈夫でしたか?故障とかはありませんでしたか?」とご心配いただきました。

たしかに最初の頃は、あちこち痛めそうになったり、爪が妙な剥がれ方したりしたんですが、

そこは長期戦なので、年に応じた負荷をじわじわじわじわかけて行き、幸いなことに、故障や心身のダメージは皆無でした。こればかりは、先生とも周囲の誰とも違う自分の身体なので、自分で計画立てるしかないです。

 

あと6年したら還暦なんですけどね、今からやることたくさんあって困ります。ただでさえ、前のめりな人間なのに(笑)。


今年弾いた曲(2017)

2017年12月29日 00時29分52秒 | 私のピアノ歴

今年もあと一日。

みなさまお忙しい年末をお過ごしのことと思います。ええ、私も超絶忙しいです。

日頃の家事の怠慢をたった数日でなんとかしようという時点で、なにかが間違ってる。

今年は、ハンマーに始まり、ハンマーに終わり、そしてハンマーに続く1年で、

仕事(ブライダル)とボランティア活動の曲以外は、ほぼこれしか弾いておりません。

で、さらに来年に続きます。

ここでこそっと告知。

 

ソロコンサート

2018年5月26日(土) 17:00  南区民スタジオ 

オールベートーヴェンプログラム

・ロンドハ長調

・ソナタ第5番

・「運命」第1楽章(リスト編曲)

・ソナタ第29番 ハンマークラヴィーア

というたったの4曲です(汗)。ここで、告知したのでもう中止できません。

お時間ありましたら、お出かけくださいませ。

 

本年も大変お世話になりました。

みなさま、どうかよいお年をお迎えください。

 

 

 

 

2017年の記録

 

4月15日(土) お好みコンサート(@西区民スタジオ)ー ハンマークラヴィーア第1楽章

4月23日(日) 闇鍋会(@ムシカ)ー ブラームス:Vnソナタ第2番第1楽章、ブルッフ:Vn協奏曲第1番第1楽章、

       ブルッフ:コル・二ドライ、 グリーグ:「ペールギュント組曲」より、朝・アニトラの踊り・山の魔王の宮殿にて(連弾)

5月15日(月) 通所リハビリデイサービスボランティア演奏 「茶摘み」「夏は来ぬ」「せんせい」「夜明けの歌」「青い山脈」等の歌。「エデンの東」「慕情」。

6月24日(日) コンペ広島予選(@南区民) ハンマークラヴィーア第1楽章

7月19日(水) 集会所での幼児向けコンサート  「ちいさな世界」「美女と野獣」「白鳥」「となりのトトロ」「アンパンマンのマーチ」ほか11曲

7月30日(日) 地域交流サロン納涼会ボランティア演奏 「星に願いを」「白鳥」「リベルタンゴ」「愛の讃歌」(以上 チェロ&電子ピアノ)、 「炭坑節」「遠き山に日は落ちて」「それゆけカープ」(以上鍵盤ハーモニカ合奏)

8月23~24日  ご近所デイサービス夏まつりボランティア演奏 「海」「夏の思い出」「星影のワルツ」等の歌。「エリーゼのために」「サマー」「トロイメライ」

8月26日(土) リレーコンサート(@東区民ホール) ラフマニノフ:前奏曲 Op.3-2

9月4日(月)  通所リハビリデイサービスボランティア演奏 「月」「虫の声」「夜霧よ今夜も有難う」「ここに幸あり」「いつでも夢を」等の歌。「アルルの女」より<ファランドール>連弾

9月10日(日) 弦楽器発表会 ブルッフ:Vn協奏曲第1番第1楽章、ラフマニノフ:前奏曲 Op.3-2

9月18日(月・祝)ご近所デイサービス敬老会ボランティア演奏 「村祭り」「里の秋」「骨まで愛して」等の歌。「枯葉」

10月29日(日)ステップ(@安芸区民スタジオ)ハンマークラヴィーア第4楽章

11月11日(土)アフタヌーンコンサート(連弾コンサート@ザビエルホール)秋のメドレー<小さな木の実~赤とんぼ~もみじ~虫の声~小さい秋見つけた>

11月23日(木・祝)ベートーヴェンのソナタを弾く会(@ムシカ)ハンマークラヴィーア全楽章

12月12日~14日 ご近所デイサービス クリスマスボランティア 「星影のワルツ」「北の宿から」「スキー」「ジングルベル」等の歌。

「ホワイトクリスマス」「最初から今まで」「TAKE FIVE」「そりすべり」「ハレルヤ」等の演奏(電子ピアノ)

12月17日(日) 地域交流サロンクリスマス会ボランティア演奏 ヴィヴァルディ「冬」(マンドリン&電子ピアノ)、「そりすべり」等の演奏。鍵盤ハーモニカ合奏「サンタが町にやってきた」「ホワイトクリスマス」「ハレルヤ」。「ジングルベル」「きよしこのよる」歌。

12月25日(月) 通所リハビリデイサービスボランティア演奏 「ジングルベル」「雪」「スキー」「北の宿から」「君といつまでも」等の歌。「冬」(マンドリン&キーボード)、「最初から今まで」。

12月27日(水) チェロ発表会 ハイドン:Vc協奏曲第1番第1楽章、ラロ:Vc協奏曲第1楽章

 

 

 


効いてくるまでの時間

2017年08月01日 10時11分08秒 | 私のピアノ歴

・・・という2回の前置きのあとで、やっとこさ、2007年3月の公開レッスンの話です。

これは、当時の記事のままがよかろうと思いますので、貼っておきます。<松本氏、公開レッスン>

この記事と私の記憶によると、この日は大荒れのどしゃぶり。替えのスカートを持っていって着替えたことを覚えています。

継続性のない公開レッスンとはいえ、どこの馬の骨、じゃない、どこの怪しいおばさんのピアノを、27の新進ピアニストに聴かせるってどういうことよ・・・って今にして思いますけども、やはりアヤシかったらしく、かなり身上調査されてますね(笑)。

 私はこの年(2007年)は、2月に、60分くらいの仲間に聴いてもらう会(リサイタルなどとは似ても似つかぬもの)をやり、

その後、3人くらいの演奏会をやり、3月ですべての人前演奏が終わっておりました。

コンペもこの年は出る予定はなく、4月以降まったくのフリー。目標を失ったような状態でもありましたので、

とりあえずこの時のレッスンのアドバイスを元に、1年間ひとりで、基礎的なトレーニングや脱力について来る日も来る日も考え、試行錯誤。

考えてみたら、1回のレッスンで1年間もつってすごいことです(笑)。

 

そのあとはたしか1年間があき、その後しばらく3か月に1回くらいだったような気がします。

だいたい1か月に1回(たまにドバっと間隔あきますけど)のペースになって数年。

もちろん教え方そのものが変わってきた点もありますし、先生自身のマイブームっていうんでしょうか?楽曲や奏法で意識が向いていることに関しては、自然レッスンにも反映されますけれども、変わらないこともありますね。

こちらからの疑問点、困っていること、奏法については、丁寧で詳しい指導ですけれども、

音を聴くこと、あと演奏や音楽そのものについての姿勢(体のことではないです、精神的な)という、コアなことに関しては、妥協を許さず、こちらが自分で探り当てるまで待ち、安易な助言はしない。

私は、師事しているのが松本氏だけであり、しかも長期の定期の生徒であるのでよくわかるのですけれども、

その場では「ひどい」とか「きつい」とか「意味わかんない」とか思ったとしても(笑 そうめったにありませんけれども)、

2,3年たってくると、「ああ、こういうことだったのか」というより、すでに自分の中に備わりつつあることがわかる。

基礎的なこと、譜面上のことはともかく、

そういう根源的なことというのは、サジェスチョンを与えて、あとはそれが萌芽し、成長してくるのを待つしかありません。

週単位月単位ではなく数年単位の話です。これは、おそらく、大人でも子供でも変わらない。

よって(というわけでもないですけれども)、私に関していうと、目先の楽曲に関しては、いろいろ間に合わないことも多く、

常に課題は残っていくんですけれども、2年たって3年たって再び立ち返ったとき、なにか確かなものとして残っている。

これは音楽に限らずなんでもそうだと思うんですね。教える側、教えられる側、どちらも焦ってはいけない。

そういう意味で、長期に師事するというのは、どちらにとっても重いことであるし、必要なことだと思っています。

 

ここからは余談です。

私の敬愛する数人の音楽家の方々、

演奏しているとき、話をしているとき、どの時でも素敵だと思うんですけれども、

演奏しているときも話をしているときも、どこかコントロールが効いているんです。

ぱっと楽譜に目を移し、集中している無心な瞬間(演奏せずに譜面をだけを見ている時)、

この時、ちょっと姿が透明になるんですよ、ほんとうに。

いつもこの時「ああホンモノだ」って思います。

 

 

 

 


結局きっかけは己が招いている

2017年08月01日 08時47分34秒 | 私のピアノ歴

8月に入りました。

別にブログ強化週間とか、夏休みの日記とか課題というわけではないのですけれども、昨日より若干、左脳過活動状態(笑)。

お時間のある方はお付き合いいただければ幸いです。

さて、昨日の「ピアノなんかにうつつを抜かして・・・」の続きです。そうそう、今師事している先生の話。

 

私、子供時分、某音楽教室専門コースに籍をおいておりまして、曲作りがメイン。演奏はそう好きでもなく、「たまたま楽器がピアノであった」という程度。当時は、電子オルガンの方がはるかに素敵でイケてる楽器だったんです。

当時は、というべきか、自分の先生が、というべきかはわかりませんが、奏法はいわゆる「ハイフィンガー」というもので、とにかく「指をしっかりあげて1音ずつはっきりくっきり出す」というトレーニングを受けました。

同時どんな弾き方をしていたのか・・・優秀作品集レコードが自作自演(文字通りの)ですので聴いてみるとわかるのかもしれませんけど、LPなのでハードもないし、面倒です。まあ、いいや。

13歳でやめたあとは、一般大学のピアノサークルに入って盛大に遊び弾きし(月に1回だか隔週だかレッスンはうけてましたけども)、その後再開したのは、35過ぎてです。・・・といってもすでに17年あまりが経過しました(笑)。

再開の動機は、これまた何度も言ってますけども、幼児の音楽教室に入った息子が、それはもうちょろちょろして出たり入ったり、一時もすわっておらず、こちらのストレスがすさまじく、「ええい、もうそういうことならこっちが弾いてやる」というよくわからない逆ギレしたことです。

逆ギレまではよかったんですけどね、指は動かないし、楽譜は両段一緒には読めなくなってるし、あったはずの絶対音感もあやしく、ピアノを弾くことでさらにストレス倍加。・・・ピアノストレス倍増スパイラル。

そういう状況からなんとか2年弱で抜けたような気がします。それで、今度は「子供が弦楽器かなんかやり始めたら、せめて簡単な伴奏のひとつでもできるように」が目標。もちろんまだ電子ピアノです。

そのころ、東京から広島に転居しまして、ある日、楽譜売り場で、<PTNAコンペティション アミューズ部門(いまでいうグランミューズ部門コンペティション)>の要項を目にしました。「なんと、趣味のおとなでこんなもの好きなことをする人がいるのか?! ほええ、上手い人は考えることがおかしい」と思ったはずなのに、その1年後か半年後にひやかしで出てしまい、その後はこの体たらく。振り返ると、あれがいけない。・・・ええ、うつつを抜かすことになった元凶です(爆)。

そしてその後2-3年の間に、ピアノは電子ピアノ→中古アップライト→グランドピアノと変わり、演奏会を聴きに行ったりもするようになっておりました。そういうある日、「HIROSHIMA MUSIC FESTIVAL 室内楽セミナー」というパンフレットをこれまた目にする。当時、弦楽器の友人ができたりして室内楽で遊んでいたこともあり、ちょっと興味がありました。で、どういうわけか「こういうものをやってみたい(弾く方でなく事務の方ですね)」と瞬間思ったのがなにかの間違い。その6年後か7年後に、呉の室内楽セミナーの事務局をやる羽目になるとは・・・。

セミナーの事務局のことはおいといて、その「HIROSHIMA MUSIC FESTIVAL 室内楽セミナー」の日程のなかに、ピアノの公開個人レッスンがあったんですね。もちろん私は申し込んでないです。どうも友人は申し込んでいたらしい。その友人がその日身内の都合でどうにも出られなくなり、「代わりに受けない?」と頼まれた。・・・・・それが今の師匠との出会い。まったくの偶然というか一種の事故です(笑)。

 

      ・・・・前置きどんだけ、長いん・・・・(つづく)

 


ピアノなんかにうつつを抜かして・・・

2017年08月01日 00時26分46秒 | 私のピアノ歴

そういえば、今の師に出会ってからから約10年になります。

もっとも2007年3月の初回は公開レッスンであり、その次は1年後、そのあとは3か月とか半年おきくらいのこともあり、

だいたい月1回くらいになったのはここ数年というところです。

2007年時点ではまだ27歳でいらして、当時私が40台前半ですから、

見かけはともかく(逃)、年齢的にはよほどの差です。

このブログにもたびたび書いておりますけれども、当時私は誰にもついておらず、ひとりでピアニストの録画等をみては、ああでもないこうでもない、とやっておりました。

・・・ま、それでも良かったんです。まだ小さい子もおりましたし、コンクールとか受けたことはあっても、趣味道の一線を守っておりましたので(笑)。

 

ちょっと話はそれますけれども、私、昭和30年代九州の生まれでして(とりあえず県庁所在地)、

高校生までは、身近にピアノを弾く人はいても、弦楽器など弾く人はみたこともなく、

舶来のピアノ(スタインウェイだったと思います)を初めてみた、弾いたのは、高2の時。合唱部の雇われピアノ伴奏で大分の遠征について行き、「わああ、なんだこのピアノは?!こういうピアノがあるのなら13歳でやめなきゃよかったな」と思った記憶がございます(笑)。

で、大学に入って、ピアノも手元にないのにピアノサークルに入り、好き勝手に弾き(顧問の先生のお宅で連弾や2台、レア楽譜の初見大会などで遊び暮らしました)、

就職してから、子育て初期までは、ピアノのことなんかほぼ忘れてました。

その後30台後半くらいで、調律師さんの本を読み、調律って音合わせるだけじゃないんだ!?とたまげ、音色がどうこうって、そういう話できる調律師さんと話してみたい・・・と思い、

どういうわけか、短期間に、電子ピアノ → 中古アップライト → グランドピアノ と買い替え、

なぜか、今まで見たことも触ったこともしゃべったこともなかった、演奏を生業とする人種に接する機会をも得るようにもなった、

・・・・・という波乱万丈の人生です(違)。

 

そういう歴史を踏まえての話なんですけれども、

なにごとも、「一線を超える」って勇気いるじゃないですか?

専業主婦の趣味なのに、グランド買うとか防音室作るとか、子供預けてまでレッスン受けに行く、とか、コンクールとかで遠征するとか。

ふつうに考えると完全にイカれてます。実際、私の亡き父は、主人に「うちの娘がピアノになんかうつつを抜かして誠に申し訳ない」と両手をつきました。

これはですね、もう、申し訳ないけれども、「うつつを抜かしたのが、ホストやクスリや賭け事でなくてよかった」くらいに思ってもらうしか仕方ないです。たぶんピアノでなくても、遅かれ早かれなにか別のものにつぎ込んでいるに違いありません。一種の依存症には違いない。

 

・・・という状況からのレッスン話は、次回。


練習で脚を痛めていたころの話

2017年07月08日 19時24分47秒 | 私のピアノ歴

中一日で更新です。・・・・たぶん暇なんだと思います。

いきなりブログが活性化したからといって、なにか事を起こしてやろうとか、暴れてやろうとか、そういうことを考えているわけではありません。

ありがたいことに、私が更新したことで、過去記事までを読んでくださる方がたくさんおられるようで、

そうなると、こちらも「はて、そんなにアクセスされてる記事はいったいなんなのだ?」と開けてみる。

開けてみると、たいがいは「・・・・そんなもん読まんでくれ~(泣)」と言いたくなるようなものではあるのですが、

一方で、「はて、これはいったいどういうことだったのか・・・」という疑問も湧きおこります。

そういうもののひとつ、このブログを始めたころの記事の「練習すると脚が疲れる」という内容。

 

これですね、覚えがあるんですよ。

このブログを始めたのは、ピアノを再開して6年目あたり。

コンペやステップにも出、そこそこ長い曲も弾き始めたころです。

生活史的には、2002年に娘を出産して3年ちょっとたったころで、すでにグランドピアノを買ってはおりました。

まだ娘が幼稚園に上がってませんから、そう何時間もぶっ通しで練習するということはできなかったんですが、

それでもなぜか、練習するとふくらはぎが攣ったり、膝が痛くなって、翌日歩くのが困難になる。

41~42歳のころですよ、今よりは相当若い。

指が痛いとか腕が痛いも、まあありましたけれども、それよりも脚のことをよく覚えている。

弾きながらバタ足とかしているわけではありませんから、どう考えても原因はペダルです。

 

再開して以来5年くらいは、「もう一度楽譜を読めるようにしたい」「絶対音感を取り戻したい」「指が動くようにしたい」ということで、

先生についていたとはいえ趣味道を貫いており、奏法を習おうとかそういう考えはまずありませんでした。

で6年経ったころはちょうど空白の期間というか、特に誰に習っているというわけでもなく、

ピアニストのテレビ録画をみたり、本やネットでいろいろ調べたりして、自己流みたいな感じでやってました。

自己流はいいんですが、体が痛いのはあまりうれしくない。

いろいろペダルについて調べると「ペダルは耳で踏む」とかなんとか書いてある。

大人ですからね、「ああそうですか、そういうもんなんですなあ」と表向きは思いますけども、

(洒落くさい、なーにが耳で踏むだ・・・・)というのが本心です(殴)。

でも、みんながそう言うんで、「音楽家はそういう表現を使うのかね・・・で、耳で踏むってどういうことよ」と思うわけです。

コンサート行っても、上半身なんかどうでもよく、ひたすらペダルみてるわけです。

今みたいに動画が出回ってるころじゃないですので、生で見える位置に行くしかない。それも娘を置いてコンサートいけるときに。

それかテレビで、運よく足元が映るやつですね(男性のほうが望ましい)。

 

そうすると、アルゲリッチみたいに、スケールみたいな細かいものにも足先の動きがパパパパっとついていくピアニストがいるわけです。

・・・・・・どういうことだ・・・・・

・・・・・・足は体を支えるものじゃないのか・・・・

恥をしのんで書きますけど、

中1までそこそこ習い、そのあと大学時代趣味でだらだら遊び弾きし、子供産んで再開して好きに弾いてても、というか、

好きに弾いてたから、というか、・・・こういうレベルです。

やっと、「足は自由に動かないといけない。『踏む』というよりは『動かす、操作する』のか」と思い至ったわけです。

そして、その後まもなく、今の師匠に出会い、「脚も脱力できてないとね」と言われ、

座り方、重心のありか、等々をいろいろ教わり、

やっと、そこそこ「踏める」、じゃない、「動かせる」ようになってきたのでした。

 

正直、ペダリング講座以前のレベル、「ペダルとはなにか」という話・・・・(汗)

「耳で踏むとか意味も分からん」という時期の・・・・。

 


2016年大晦日

2016年12月31日 11時53分39秒 | 私のピアノ歴

大晦日となりました。

今年は、夏から演奏の仕事(不定期)を始めまして、

そしてその仕事が12月に集中していたこともあって、

まるでピアニストのように(笑)、仕事、コンサート、ボランティア、伴奏と人前で弾く一か月。

うちに帰ってからは、主催や共催のコンサートやセミナーの裏方事務仕事をしておりました。

そして、気づけば大晦日。

昨日と今日で掃除、買い出し、料理・・・ですが、料理はまだ始めてません(汗)。

 

今年変わったことといえば、9月に自宅ピアノの配置を斜めにしたことでしょうか。

2005年に、今の家にピアノ入れた時にそういうするはずだったのですが、

ちょっとした手違いで、そのまま真っすぐに入れていたんですね。

10年以上が経過して、やはり私にはまっすぐな生き方は向かない・・・・と悟ったわけではなく、

斜めのほうが、バイオリンなりと練習するときスペースがあっていい、と考え、やっと配置換えしました。

いきなり思いついて半日で本棚を整理したり、ほんとに大変でしたけど、大掃除以上の掃除にもなり、

結果的には非常に良かったです。

 

今年もたくさんの方と知り合うことができ、みなさま・家族に支えられて、無事に年を越せそうなことを感謝いたします。

どちらさまもよいお年をお迎えください。

 

 

 

~今年の記録~

 

1月31日  ステップ・・・・リスト「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」

2月15日  デイサービスボランティア 「たき火」「早春賦」ほか

4月24日  仲間との会(通称:闇鍋会)・・・ 「レ・ミゼラブル」より<夢やぶれて><民衆の歌>(伴奏)、グリエール「小品」(伴奏)、ブラームス「バイオリンソナタ雨の歌(第1楽章)」、メンデルスゾーン「ピアノトリオ第1番より第2楽章」「アラジンより<ホール・ニュー・ワールド>」

5月16日  デイサービスボランティア 「茶摘み」「こいのぼり」ほか

5月29日  ステップ・・・・リスト「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」

6月11日、7月2日  コンペ予選・・・・リスト「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」

7月31日 福祉サロンで納涼会ボランティア・・・・ 「カントリーロード」「残酷な天使のテーゼ」(以上伴奏)、「椰子の実」「知床旅情」「Summer」ほか

7月24日、8月6日  コンペ本選・・・・リスト「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」

8月22日 デイサービスボランティア 「海」「われは海の子」ほか

8月27日 区民文化センターリレーコンサート・・・・「ハリーポッターと賢者の石より<ヘドウィグのテーマ>」(連弾)

9月4日、22日 アマチュアオーケストラのコンチェルト練習参加(ベートーヴェン「皇帝」)

9月18日 弦楽発表会伴奏 ・・・・・ブラームス「チェロソナタ第1番第1楽章」、アルチュニアン「即興曲」

9月21日 集会所での幼児向けコンサート ・・・・ディズニー、ジブリ、ほかアニメソング(チェロと)

10月10日 2台ピアノで遊ぶ~闇鍋会スピンオフ~ ・・・・・バッハ「チェンバロコンチェルト第5番第2楽章」、加古隆「映像の世紀より<パリは燃えているか>」、モーツアルト「ピアノコンチェルト第23番第2楽章(オケパート)」、クーラウ「ソナチネ」、ツェルニー「40練習曲より第11番」、斎藤友子「二台のピアノによる曲集『風』より、<風><春告鳥>」、ブラームス「二台のためのソナタOp.34b第1楽章」、ショパン「ピアノコンチェルト第1番第1楽章(オケパート)」

11月23日 第9回ベートーヴェンソナタ(全楽章)を弾く会・・・・25番、28番

11月28日  デイサービスボランティア「紅葉」「夕焼け小焼け」ほか

12月12日 ピアノ愛好家の 愛好家による 愛好家のための~サロンコンサート ・・・ベートーヴェンピアノソナタ第25番、ドビュッシー「小組曲」より<小舟にて><メヌエット>

12月13~15日 ご近所デイサービスでのボランティア・・・・・クリスマスソング数曲、「リンゴの歌」「星影のワルツ」「北国の春」ほか

12月20日 福祉サロンでのクリスマス会ボランティア・・・・・クリスマスがらみの曲、曲当てクイズ、「たき火」「アヴェヴェルムコルプス」ほか。

12月25日 発表会伴奏 ・・・・バッハ「バイオリンコンチェルト第1番第3楽章」、ヴィターリ「シャコンヌ」、サン=サーンス「アレグロ・アパッショナート」

 

 (4月の闇鍋会)

 

 


ご報告かたがた

2015年07月20日 08時05分26秒 | 私のピアノ歴

毎年書いてきたので、今年もコンペのご報告をさせていただきたいと思います。

この時期にご報告ということは・・・そうです、終了のお知らせです(笑)。

たしかに、結果からいうと私史上最低なんですが、気分的にはとても充実してます。

今年の経過を簡単にいうと

5月の上旬からまじめに練習をし始め、5月末にこれまでに経験したことのないド緊張でステップを受け、

6月の末に地元の予選で、自爆自滅プレイに終始し、

そして昨日の関東某所の予選で、なんとか弾き通し、奨励賞をいただき、・・これにて予選で終了、というわけです。

選曲に問題があったと言えなくもないですけど、やっと本来の自分を取り戻したような気がしてます。

 

このコンペには2003年以来出てまして、最初のころは1年おきでしたけど、2010年にAカテゴリーに移ってからは毎年出ています。

昨年までの5回はすべて予選通過、そのうち3回は本選奨励賞をいただいているんですけど、

回を追うごとにどんどん違和感を感じるようになってきました。

Aカテゴリーというのはピアノの専門教育を受けた人が基本で(私のようなBカテゴリーからの移動組もけっこういるにはいます)、

こちらのカテゴリーに移ってからは、ほかの方々の実力というか分析力やテクニックがよくわかり、

どう考えても、自分は選曲の妙とたまたま自分の弾き癖みたいなものが相まって、不当な(?)評価を得ているとしか思えなくなりました。

昨年もコンペのあとはどうしたもんか・・とかなり悩んでいたのですけど、その後秋以降のラッシュに追われて取り紛れてしまい・・・・

そして10月、11月にソロを弾く機会が何回もあり、このときは現代曲でもなんでもない超有名曲だったこともあり、苦痛で苦痛でならず、

「ほんとにソロを弾くのが嫌いなんだ」とはっきり自覚もし、年明けくらいまでは(毎年の病気みたいなもんですけど)、ピアノもうやめようかな・・と思ったり(笑)。

 

実は今年のコンペに向けて、現代曲を2曲ほど選び、高い楽譜(泣)も取り寄せていたのですが、毎年同じようなことをしてもなあ~と。

ちょうどそのころ、生徒でスクリャービン命の子がいることもあり(私自身は弾いたこともありませんでした・・・殴)、

自分にはないテクニック満載の、相当無理目な曲(でもだいぶマイナーな)を弾くことにしました。

その時点では長年の問題であった、指の不具合のことも解決してなかったのですが、それをかなり強引な方法でなんとかし、

「技巧的な曲である」と紹介されるような曲に挑戦したわけです。

正直言って、今までの練習方法や暗譜方法(年齢のせいもありますけど)だけでは難しいことだらけで、

ちゃんと練習に取り掛かれるまでの下準備期間が長く、曲そのものにちゃんと取り組んだのはここ2か月というところでしょうか?

今の時点では前に進んだのか後退したのかまったくわかりませんけど、

不思議なことに、ステップ、コンペのコメントにもこれまでいただいたことのない表現が並び(音や表情に関して)、

自分のもらったコメント用紙とは思えません(笑)。

もちろん相変わらずなところもあるんですけど、自分としては、ミニスカート&ハイヒールのお嬢さんに生まれかわったくらいの事件です(爆)。

 

5月以来のステップ・コンペを経てソロはますます恐怖になり、もうほんとに弾きたくないんですけど、

14~35歳という、大事な時期がそのままブランクだった私としては、

弾き続けないと教えられないという自転車操業状態ですし、

とりあえず65歳までと思っているピアノ期限を考えるとあと14年しかないわけです。

昨日、コンペ会場で昔からのコンペ仲間と再会し、「結果はともかく、それに向かって練習するというのが、とにかく幸せだしうれしい。ありがたいことだ」と盛り上がりました。

ほんとにそうだと思います。ありがたいことです。