Mars&Jupiter

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ジレルマンド(ディレルマンド)・レイスの「もしも彼女がたずねたら」を聴きながら星川駅から横浜まで歩く

2008-06-28 05:49:30 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日は星川駅から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは、1916年サンパウロに生まれたレイスの作品。
彼は生まれ、ギター奏者(ヴィオロニスタ)として活躍した。
ブラジルではギターのことをヴィオロンともよぶようで、
だからギターの名手はヴィオロニスタと呼ばれるようである。
人生の大半をリオ・デ・ジャネイロで過ごし、
1941年から1975年にかけて数多くのレコードを録音したようで、
バッハやタレルガ、そしてバリオスなどの作品を録音する一方、
ポピュラー音楽の録音も残したようだ。

「もしも彼女がたずねたら-ワルツ」は悲しみに満ちた曲である。
伝統的なブラジル・ギターのスタイルで作曲されているようだ。
「約束-ワルツ」は夢見るような明るい音楽。
やはり伝統的なスタイルで作曲されたロマンティックな曲。
2つの曲ともにワルツであるのだが、
これを聴いていると、ショーロの音楽の世界を思い起こす。
「鉄弦ショーロ・ギターの偉人」とも言われているので、
ショーロとの関連性はないわけではなさそうだ。
こうなるとクラシックとポピュラーの境界線があいまいになる。
でもそんなことを議論する時間があるならば、
より多くの素晴らしい音楽に触れたほうがいい。
コメント
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