Mars&Jupiter

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スティーヴ・ライヒの「ピアノ・フェイズ」を聴きながら横浜から星川駅まで歩く

2008-06-10 04:58:51 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1936年生まれのスティーヴ・ライヒの曲。
「ピアノ・フェイズ」は2台のピアノによる作品で、
1967年に作曲された初期の作品にあたる。
いわゆるミニマル・ミュージックとは何かを
体験することができる音楽である。

同一のメロディ・パターンが、
2人のピアノ奏者によりユニゾンで反復され、
一方の奏者が次第にテンポを速めることにより、
一拍のズレが生じて重なり合う。
ズレとユニゾンの繰り返しがこの音楽の特徴で、
このことによって、今までにない音楽体験をできる。
ある意味で実験的な音楽ともいえるが、
新しい音楽の可能性を示した作品だと思う。
昨日は歩く間、急に降り出した雨に困ったが、
その降り続く雨の音の単純な音の繰り返しと、
この「ピアノ・フェイズ」の音楽が不思議にあって、
面白い音楽体験をしたという感じでもあった。
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