Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ジョルジュ・ビゼーの序曲「祖国」作品19を聴く

2021-04-18 10:31:12 | 古典~現代音楽フランス編
今回取り上げるのは1838年生まれのビゼーが、
1873年に作曲した序曲「祖国」作品19を取り上げる。
今回はエンリケ・バティス指揮、
メキシコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴いた。
プロイセン=フランス戦争での敗北のいう状況の中で、
祖国に対する愛国心の情熱が込められた作品である。
副題は「ポーランド戦争の挿話」であり、
演奏会用の序曲として作曲された。
力強く始まる冒頭の行進曲は戦争や軍隊を思わせる。
堂々とした旋律は強い信念を感じさせ、
牧歌的な旋律は平和を願う気持ちを思わせる。
再び冒頭の行進曲風の旋律が現れ、
金管楽器が加わって華やかになり、最後は力強く終わる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする