Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ベルトルト・ゴルトシュミットのロンドを聴く

2011-09-29 21:44:12 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは、1903年生まれのゴルトシュミットの管弦楽曲。
ゴルトシュミットはハンブルク生まれで、シュレーカーに作曲を学んだ。
ユダヤ出身であるため、ナチスの活躍した時期には退廃音楽と批判された。
デリック・クックによるマーラーの交響曲第10番の補筆作業に協力した人物である。
ロンドは1994年から1995年に作曲されたヴァイオリンと管弦楽のための作品である。
聴いたCDはシャンタル・ジュイエのヴァイオリン、
ベルトルト・ゴルトシュミット指揮、ベルリン放送交響楽団の演奏によるもの。
独奏ヴァイオリンと管弦楽によるこの作品は、耽美的な作品である。
軽快な管弦楽の動きと呼応して、独奏ヴァイオリンが奏で最後静かに終わる。
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ヴァルター・ブラウンフェルスの歌劇「鳥」よりプロローグを聴く

2011-09-28 23:11:26 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は、ウォーキングを休みました。
途中聴いたのは、1882年生まれのブラウンフェルスの管弦楽曲。
ヴァルター・ブラウンフェルスはフランクフルト生まれ。
幼い時期から音楽を学び、ウィーンでピアニストとして活躍した。
歌劇「鳥」は1920年に作曲された。
そのうちのプロローグがCDにおさめられている。
聴いたCDはヘレン・クォンのソプラノ、ローター・ツァグロセーク指揮、
ベルリン・ドイツ交響楽団の演奏によるもの。
冒頭は弦楽器によりゆったり始まり、木管楽器が絡んでいく。
叙情的な旋律が奏され、それは後期ロマン派的で、耽美的である。
ホルンの吹奏が終わったあと、木管楽器に続き弦楽器が活躍し、
フルートも絡み、そのあとフルートに導かれ、ソプラノ独唱が入る。
駆け抜けるように歌うソプラノの歌は、歌の魅力を伝えてくれる。
最後は歌の長く伸ばす音と共に静かに終わる。
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フランツ・シュレーカーの祝典円舞曲と円舞曲風間奏曲を聴きながら三枚町から西谷まで歩く

2011-09-27 20:55:27 | 古典~現代音楽オーストリア編
今日は、三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1878年生まれのシュレーカーの管弦楽曲。
祝典円舞曲と円舞曲風間奏曲は1908年に作曲された。
聴いたCDはペーター・ギュルケ指揮、
ケルン放送管弦楽団の演奏によるもの。
少し感傷的な感じで始まる導入に続き、
ワルツ風の旋律が弦楽器により示されていく。
その旋律はとても甘く、ロマンティックで、耽美的でもある。
別の対照的な旋律も低弦により示され、盛り上がりを見せながら、
ヴァイオリン・ソロが奏でる旋律は、甘くせつなく美しい。
優雅さを保ちながら、徐々に盛り上がりをみせて、
金管楽器などが活躍し、最後は力強く終わる。
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エルンスト・トッホの交響曲第7番作品95を聴きながら二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-09-26 21:21:06 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日はウォーキングを休んだので、
今日は、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1887年生まれのトッホの交響曲。
交響曲第7番作品95は1964年に作曲された。
聴いたCDはアラン・フランシス指揮、
ベルリン放送交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章モルト・レントは、弦楽器のみで始まり、
それはシリアスな感じであるが、そこに木管楽器が加わり、
ホルンも加わるが、そのあとは室内楽的な感じで進行する。
打楽器も加わり、この感じはニールセンの交響曲第6番を想起させる。
フルートが奏でる旋律がヴェイオリンにも引き継がれ、
木管楽器群と弦楽器群とのやりとりが続き、その後の展開もニールセン風。
やがて、金管楽器が中心となりいったん盛り上がりをみせ、
いったん静まったあとは、ティンパニが響く中静かに終わる。

第二楽章アレグロ・ジオコーソは、流れるように旋律が奏されていく。
弦楽器と木管楽器、そして金管楽器の間で旋律が受け継がれ、
打楽器も加わり、軽快な感じで曲は進行していく。
打楽器が刻むリズムとともに、弦楽器が叙情的な旋律を奏で、
それぞれの楽器の間でのやりとりが続き、最後静かに終わる。
第三楽章アレグロ・リソルートは、トランペット・ソロに続き、
打楽器がリズムを刻み、弦楽器や木管楽器が絡んでいく。
室内楽的な響きの中、小太鼓など打楽器が活躍する。
空虚な感じの響きの中、木管楽器が活躍し、トランペットが鳴り響き、
打楽器の叩くリズムと絡みながら、軽快に曲は進行し、
小太鼓の叩くリズムの中、トランペット・ソロが絡み、
最後は全体でクレシェンドする中で、終わる。
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ヨアヒム・ラフの祝典序曲作品103を聴く

2011-09-25 08:35:43 | 古典~現代音楽スイス編
昨日はウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは、1822年生まれのヨアヒム・ラフの管弦楽曲。
祝典序曲作品103は1864年に作曲された。
25年ごとに行われるカトリックの祭りを扱った作品である。
聴いたCDはヴェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮、
フィルハーモニア・フンガリカの演奏によるもの。
作品の主題は「神よ、国王陛下を守り給え(God Save the King)」であり、
このアンセム(賛歌)をもとに音楽が展開されていく。
静かにおだやかにその旋律が奏され、木管楽器に受け継がれる。
そしてホルンにも引き継がれ、コラール風に奏される。
途中別の旋律も絡みながら、曲は進行していくが、
中心の主題はフーガ風など様々な形で扱われていき、
金管楽器を中心に壮大な感じで曲は展開し、それはワグナー風でもある。
最後は金管楽器を中心となり、盛り上がりをみせ、力強く終わる。
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