そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

プーチンの戦争理由、侵略の根拠は何処にもない

2022-03-05 | プーチン

国内外にプーチンのウクライナ侵略を擁護する声が少なからずある。ウクライナ現政権が虐殺していたとされるロシア系住民が見えない。歓迎されると思っていたとする、ロシア兵の捕虜たちの言葉を裏付ける喜びの声が見当たらない。ロシア側からも見えない。
軍事施設しか攻撃していないというのは明らかに嘘である。住民がとらえたドライブレコーダーには、住宅街の民家に直撃弾が落ちている。その上にはいくつもの爆弾が続いているが、拡大された映像の中にある。クラスター爆弾という非人道的な兵器を民間に向けて放っているのである。
テレビ塔を直撃したのは我々で目的があったが、その他はウクライナの自演だというのであるが、同時に同方向から民家に、非軍事施設にいくつもの弾が落ち爆発炎上している。ロシア側の説明は嘘である。
ドネツクだったかの市庁舎を直撃する映像については、弾が飛んできた方向に我々はいなかったと述べている。庁舎も一階への被弾である。唯一合理性の有る説明であるが、実態は不明のままである。
プーチンは戦果を挙げるが、どうも思ったようではないらしいが、ロシアが戦っているとするネオナチの姿が見えない。
そもそも、原発を占拠するなどあってはならないことである。核兵器開発を進める証拠はチェルノブイリでもザポロジェ原発でも、見つかっていない。いくらインフラの掌握であっても、原発は別物である。
国外脱出者が120万人を越えているが、これは非戦闘要員への攻撃といえる。これが平和のための戦闘だと、それでもプーチンは言い続けるのであろうか。あるいは国内外の、プーチン支持者たちへの合理的な説明になるというのでろうか。
プーチンのウクライナ侵略の理由は何処にも見当たらない。停戦協議もウクライナ側の先ずは戦闘を止める、国外退去を掲げる条件の方が、どう見ても合理性がある。侵略者に中立になれ、戦闘を放棄せよと侵略した戦場から突き付けられる筋合いなどどこにもない。
ウクライナのネオナチ化とは、旧ソ連に対する第二次世界大戦時の遺恨でしかない。多民族国家が戦時下に逡巡しながら選択した結果に過ぎない。プーチンが民族の誇りを掲げたり正当性を主張するのであれば、スラブ民族はすべてシベリア以西に戻ってウラル山脈を越えてはならないし、少数民族かつての狩猟民族に土地を返還し、撤退するべきである。
プーチンは狂気の暴走の中にある。プーチンを失格できないロシアは破滅への道をひた走る。
コメント (1)
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