この3人の顔合わせ。新鮮です。年代も違うけれど、作風も思いっきり違っておりますのに。と
聞いてみると「文学賞の選考委員つながり」があって、文壇話やら、最近の作家の傾向やら、
夫々の身辺の話やらが出るは出るは・・・・。正味20分程の時間で(例え収録を編集したとしても)
モッタイナイこと限りなし。せめて2回にして欲しかった!
この顔ぶれは、文学賞の選考委員として激論を交わし合う間柄。後輩でしかも女性の宮部さんは
一歩も退かないらしい。また選考委員という仕事の大変さ・その場の雰囲気などとても興味深い話が
続きました。また五木氏の文壇デビュー時代からのエピソードを開陳されていましたが、それは
「是非書いて下さい。」と二人が勧めるのもむべなるかな・・・・・
颯爽と登場した頃の風貌は、今でもシッカリ覚えております。小説のタイトルもカッコヨカッタ!
白洲次郎には軽井沢のゴルフ場で、長髪を「何とかならんか」と叱られ、銀座のバーでは
スーツの好く似合う40代の女性に「踊りましょう!」と誘われ「ボン・ギャルソン・・・」と言われたと。
今でも記憶に残るかの女姓は 白洲正子 でした。交流のあった 立松和平・ヘンリーミラー・中上健次の話。
話題は 水嶋ヒロ の受賞に、電子書籍の出現。小説家の活躍の場は大きな曲がり角に来ている。と。
以前から思っておりましたが、これが日曜日の7:00AMの放送ってオカシクない
私は後期高齢の暇人ですから、ゆっくり楽しめますけれど「見逃したぁ!」とよく聞きます。
再放送もわかり辛い時間帯。解せません。