後だしじゃんけん日記

古い革袋に新しい酒?

ボクらの時代 五木寛之・北方謙三・宮部みゆき

2010年12月13日 | 日記

この3人の顔合わせ。新鮮です。年代も違うけれど、作風も思いっきり違っておりますのに。と

聞いてみると「文学賞の選考委員つながり」があって、文壇話やら、最近の作家の傾向やら、

夫々の身辺の話やらが出るは出るは・・・・。正味20分程の時間で(例え収録を編集したとしても)

モッタイナイこと限りなし。せめて2回にして欲しかった!

この顔ぶれは、文学賞の選考委員として激論を交わし合う間柄。後輩でしかも女性の宮部さんは

一歩も退かないらしい。また選考委員という仕事の大変さ・その場の雰囲気などとても興味深い話が

続きました。また五木氏の文壇デビュー時代からのエピソードを開陳されていましたが、それは

「是非書いて下さい。」と二人が勧めるのもむべなるかな・・・・・

颯爽と登場した頃の風貌は、今でもシッカリ覚えております。小説のタイトルもカッコヨカッタ!

白洲次郎には軽井沢のゴルフ場で、長髪を「何とかならんか」と叱られ、銀座のバーでは

スーツの好く似合う40代の女性に「踊りましょう!」と誘われ「ボン・ギャルソン・・・」と言われたと。

今でも記憶に残るかの女姓は 白洲正子 でした。交流のあった 立松和平・ヘンリーミラー・中上健次の話。

話題は 水嶋ヒロ の受賞に、電子書籍の出現。小説家の活躍の場は大きな曲がり角に来ている。と。

以前から思っておりましたが、これが日曜日の7:00AMの放送ってオカシクない

私は後期高齢の暇人ですから、ゆっくり楽しめますけれど「見逃したぁ!」とよく聞きます。

再放送もわかり辛い時間帯。解せません。

 


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