後だしじゃんけん日記

古い革袋に新しい酒?

シネマ歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』

2015年08月31日 | 観た&聴いた

シネマ歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』予告編 Short ver

 

 2009年12月 歌舞伎座さよなら公演  歌舞伎に縁のない宮藤官九郎を起用(作・演出)

 あまりの奇想天外な発想と伝統からかけ離れた舞台のヴィジュアルに話題が噴出。

 当時物珍しさから、観たいと思っていました。

  市川染五郎・中村七之助・中村勘太郎・中村扇雀・中村福助・中村獅童

       坂東三津五郎    中村勘三郎

 

   新島のくさや とか ゾンビ とか 決して美しくはないもの達が物語の主役なのでね~

   いでたちが尋常じゃないわさ・・・・

   大江戸リビングデッドって  江戸に湧き出た生き霊 で なりわいがハケン

   派遣にまつわる話題が出始めた頃だし、マイケルジャクソンのスリラーが下敷きな

   ゾンビとダンスを歌舞伎座の舞台狭しとぶちかましておりました

         台詞もたっぷり平成ジョーク

 

   舞台の美術は、私は好きでした。くさやの干物がイルカとイグアナに変身するのは傑作!    

      しかし・・・・どうにもきたない人間達

   死人の扱い方に不快感が付きまとう・・・・ゾンビの仕事がハケン・・・・

      なんだか 浅い  

      まぁ きっと 私のレベルでは理解不能なんでしょう  

 

    この前はシネマ歌舞伎「三人吉三」を観ました。

    歌舞伎には縁のうすい私ではありますが、映画館で楽しめるのは有難いです。

    これからもこのシリーズはおっかけます。来月は「海神別荘」

   


  辻井伸行 「自作&クラシック」 オーケストラ・コンサート

2015年08月28日 | 観た&聴いた

         

      

           8月26日  サントリーホール(私の席から)

      石巻の友人は少女時代からのクラシックフアンなのに、サントリーホール未体験。

      私はサントリーホールのステージ後方席である P席 未体験。

          ふたりで是非チケットをとって眺めて聴きたいということになりました。

                

         -辻井伸行作曲ー

   

           いま日本は

          川のささやき

          神様のカルテ

           マエストロ!

       はやぶさ 遥かなる帰還

       ジェニーへのオマージュ

           コルトナの朝

           美の巨人たち

 

                

    -ジョージ・ガーシュウイン作曲ー

 

     パリのアメリカ人(室内オーケストラ版)

  ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ&室内オーケストラ版)

 

          ピアノ :  辻井伸行

     田中祐子指揮 オーケストラ・アンサンブル金沢

 

     *アンコール曲   ガーシュウィン    プレリュード第一番

                  辻井伸行       それでも生きてゆく

 

    辻井さんの曲はiPodに入れてよく聴いて居りました。

    優しくメロディアス、彼の情緒ゆたかな感性がよどみなく流れる曲・・・・

    少し痩せられて青年らしさが増したような・・・・・

 

    オーケストラと一緒の ラプソディ・イン・ブルー   歯切れよく愉しくわくわく感がホールを揺らします。

 

    念願のP席は 前から3列目の中央付近   絶好調 

    指揮者が真正面に位置し、そのすぐ後ろにピアノ。鍵盤もピアニストもよく見えました。

    打楽器が眼下にあって、いやいや~目と耳の保養になりました

 

      ガーシュインのパリのアメリカ人  女性指揮者 田中祐子  美形マエストロ

      無論 大好きなノリノリの曲 指揮は超繊細なのにダイナミック 

 

    あっというまに時間は過ぎました。この贅沢に老女ふたりは大満足なのでした


  立川けやき座 オープン!

2015年08月26日 | 日記

   

    立川駅行きのバスに乗って、まもなく駅に着こうという頃にこの建物が目に付きました。

    何これは        立川けやき座   ということは劇場 

         8月にオープンした大衆演劇専門の芝居小屋・・・失礼・・・劇場

         早速 検索してみると内部は広々とした清潔でモダンな仕様

         立川けやき座

         立川市曙町1-36-1  1F  042-512-5057

                     昼・夜 2公演

                      http://t-keyakiza.com/

         そのうち立川市内の友人と観に行こうかな

         きっと行くでしょ 


   昭和記念公園 花便り さるすべり 8月24日

2015年08月25日 | メールが来ました

      

     今日はどんよりとしているけど気温が低いので、公園を1時間ほど散歩しました。

     昭島口にはサルスベリが10本以上あって、今が花盛りです。

        花が少ないこの時期に明るく目立っています。

 
        萩やオミナエシも咲き始めました。

        夜には虫の声がして秋が近づいてきました。

    まだ暑い日はあるでしょうが、自然は秋に向かって進んでいます。

 
                                     8月24日   アキコ

   サンビナス夏祭り 真夏の三番勝負 その2

2015年08月23日 | グランドホーム便り

    その1 に収まるかと思ったのに写真が余りに多くて残ってしまいました。

    私のブログ史上 初めて・・・・こんなことあるの 無料だから 

       話が前後しちゃったけれどゴメンナサイ。これ前回に続く・・・です。

           卓球

    

 

    

 

    

 

    

 

      誰がどれだか判りますか    ギャラリー 大喜び 

          あえて  おなまえ  出しません 

 

             暑さ ふっとんだかも 


             選手の皆さん お疲れ様    


         番外 司会者お二人 はっぴ姿で頑張ってくれました

     

             お手玉の鮮やかな手さばきに一同 

             お陰様でおおいに盛り上がりました


      結果発表   どの競技も 入居者組の勝ち 

               恐るべし  老人パワー 



 サンビナス夏祭り  真夏の三番勝負 その1

2015年08月23日 | グランドホーム便り

   8月22日 サンビナス史上初めての 入居者VS職員 の三番勝負が行われました

        

  
  

   選手   アレ 思いがけないメンバーの登場・・・・どっちも頑張って 

         私 観客席からスマホで撮りましたが、シャッターチャンスがムズカシイ・・・・

                   これは、その一部です

 

                  宣誓

    

 

                ダーツ

    

    

    

    

    

    

    

    

                        お手玉

    

       

                

       


  昭和記念公園 花便り さるすべり 8月21日

2015年08月21日 | メールが来ました

     

      

        八月も後半に入り、秋の気配を感じるこの頃です。

        昨夜はリリーンという虫の声が聞こえていました。

 
       昭和記念公園は蝉時雨で、ツクツク法師も鳴いています。

       サルスベリはピンクや紅の花が雲のように霞んで咲いています。

       公園のあちこちにあるのですが、うまく写真が撮れません。

    大木なので花一輪をよく見たことがなかったのですが、写真のような繊細な花でした。

 
              無住寺と人はいふなり百日紅  子規  

 
                                       8月21日 アキコ   

    伊豆沼の蓮  8月18日

2015年08月19日 | 日記

     

     

     

     

     

     伊豆沼は宮城県の北部にある湖沼で内沼と共に夏は蓮の花が群生し、秋から春までは

     渡り鳥の渡来で有名です。

     2011年夏、東北大震災の津波で実家石巻を訪れた私は複雑な気持ちを抱えたまま、

     真夏には蓮の花行脚になりました。

        鎌倉・行田・上野・伊豆沼・・・・・沢山の蓮の花に会いました・・・・・・

        最後の伊豆沼は人工的な池ではなく、船で蓮の間を巡れる自然のままの大きな湖沼。

        仙台平野の田んぼ・栗駒山を望む大自然の真っただ中。

        冬には白鳥・雁を始め何万羽という渡り鳥のサンクチュアリ。

 

     あれから4年が過ぎました。       もう一度船で蓮の花を掻き分けるようにして眺めよう。

     友人と予定をたて、お盆過ぎのお天気のいい日にフラリと行くことにしました。

 

         朝起きて現地の天候を調べ、よし!となったら東京駅であって東北新幹線で「くりこま高原」へ。

         前日の雨も上がって、微風日和。空の色も少し秋色を滲ませていました。

 

         18日とは言え未だお盆の混雑が残っていて帰路の新幹線はいささか大変!?

         駅員さんの工夫で仙台で乗り換えるチケットになりました。

         往    東京駅発7:56  くりこま高原駅着9:59    現地までタクシー10分

         復    くりこま高原発11:58   仙台乗り換え   東京駅着14:48

              現地で懐かしい”昭和の瓜”に出会い重いのに100円で購入

              バラのにんにくも100円でどっさりあってまた購入

 

          老女ふたりのサプライズな旅でした

 

              この次は朝はやく、沢山の白鳥が飛び立つ冬の風景を観たいものです・・・・


   さよなら、ニルヴァーナ  窪 美澄

2015年08月15日 | 日記

      

   少年Aの「絶歌」を読みたいと思いながら躊躇、雑誌の書評を読みました。

   大抵 可否両論を載せて居て、どれも一理あって・・・なるほど・・・・のまま。

   文芸作品として評価する人もあれば、一刀の許に切り捨てる人もあり、それ以上に

   あの犯罪の曲々しさから、釈放されても贖罪からは決して書くべきではないという

   強い意見が多かった。   被害者の家族の許可を取ったのか

   公表する以上自分の名前を明記せよ


         最近この本の出版を知り、読みました 

   400頁以上あって、活字もさして大きくない・・・・しかし一気に読みました。

   登場人物がややこしい。狂言回しのように作家志望の若い女性がありました。

   小説教室に入って努力を重ねるが、受賞には至らず挫折して東京から実家へ。

   母と妹の家族の2所帯住宅では使い走りと家事手伝いの毎日・・・・

        そこで耳にしたのは少年Aの噂・・・・・この近くに住んでいる。

        ネットで見た少年の容貌は清潔で美しかった! 少年Aの小説を書く

             何としても青年に成っている彼と会いたい

 

    少年Aの成長過程 家族 生活環境 それらは彼の関係者の出版物を参考にしていても

    これは、はっきり言ってフィクションなんです。更に重要な登場人物として被害者の母親が

    登場、その家庭も・・・・しかしこれもフィクション・・・・紛らわしいけど!

    更に少年Aに勝手に恋してオッカケとなり探し回る美少女とその家庭。これこそフィクション。

             それらを忘れなければ上質のエンターテイメントでありましょう・・・・

    少年Aに関しては同情に値する育った環境が描かれ、現在の彼は無口で長身のイケメン風に

    イメージされておりました。    だから少年Aは、あくまで作者の創造したこの小説の中の人。

 

            作家志望の彼女はその一作で賞を獲り流行作家に。

            それを窪 美澄と混同なさいませんように・・・・・

 

     読みながら村上春樹の1Q84を思い出しておりました。カルト集団が出てくるからかな?

     あれも超面白かった! 訳判らんところが多々ありましたが・・・・

         しかしあれが芥川賞モードとすれば、こっちは直木賞モードかな?

                        あんまりにもザックリし過ぎる印象ですが・・・・・・

             エロイ描写もあって、それも一気読みした理由かも


            「さよなら、ニルヴァーナ」というタイトル実に意味深  

 

             正直な話 「絶歌」 は読まないことにしました。

             もし彼が次作で完全な創作小説書いたら?

             絵や音楽での表現者となったら?   あなただったら、どう評価しますか?