『ゴールデンスランバー』
封切り第1日目の昨日、観ました。
大変よく出来ました
上等なエンターティメント映画で大いに楽しめました。
原作 伊坂幸太郎・監督 中村義様・音楽 斉藤和義
キャスト 主演/堺雅人・大学時代の友人たち/竹内結子・吉岡秀隆・劇団ひとり
警察/香川照之・永島敏行・石丸謙二郎・竜雷太
父母/伊東四朗・木ノ内みどり・
奇妙な味方/濱田岳・渋川晴彦・柄本明・ベンガル
動画で紹介されたように、堺雅人(以下俳優名で)は大学時代の友人に釣りに行こうと誘われて車に乗る。
何が何だか分からないまま、近くで爆発事故が起きる。仙台出身の首相の凱旋パレードの車が狙われたのでした。
友人・吉岡は奇妙なことを言いました。「お前オズワルドにされるぞ!逃げろ!とにかく逃げて生きろ!」
何?何?・・・考える暇もなく警官に発砲され友人の車は爆発する
そこから2日間の・・・・否永遠とも思える逃亡劇が続く。
原作を読みましたが忠実に再現されているようでした。
勿論カットバックなど多用されていて、友人たちとの関係などを浮き上がらせています。
町中に置かれている監視機能は省かれていましたが、ケイタイ等の使用で追跡される仕組みは
説得力あります。その裏をかきながらの必死の逃亡。かれの仕事が宅配業だったのが幸いして
逃げまわります。火事場の馬鹿力ではありませんが、頭脳はフル回転するものですね。
そして登場する不思議な面々が彼を助けるんです。彼の友人たちであり、縁もゆかりもない人達も・・・・・
仙台出身の作家 伊坂幸太郎 が書く現場は仙台周辺です。
そこが宮城県出身の私にとって格別に魅力を感じるところでもあります。
学生時代のアルバイト先の花火工場。彼の逃亡をTVで見て思わず肩入れして真剣に助ける人々。
その善意を信じて、マスコミをも利用して警察と対決しようとします。
昔の彼女(竹内)は既に娘がいて他人の妻になっていますが、彼の無実を疑わず逃亡の
手立てを準備し実行します。カッコイイです。気張らない若妻なんですが・・・・
それに彼の両親(伊東四朗・木ノ内みどり)適役いい味です。
何気ないエピソード・・・・光っています。切羽詰った雰囲気をホットさせます。
おまけ 1.iPod classicが重要な小道具として登場します。さてどんな役目ででしょう?
2.初めに私が書いた「大変よく出来ました」はこの映画の最後に出てくるとても
印象的なフレーズなんです。私、高い処から申した訳ではないのです。
贈る言葉 なんです。そこのところ宜しく・・・
3.この映画、アジア(韓国・台湾・香港・中国・ベトナム等)に輸出したいですね。
激しいアクションもなくトリックもありませんが、きっとこの面白さは分かってくれます。
市井の人の智慧と心意気みたいなものを。
封切り第1日目の昨日、観ました。
大変よく出来ました
上等なエンターティメント映画で大いに楽しめました。
原作 伊坂幸太郎・監督 中村義様・音楽 斉藤和義
キャスト 主演/堺雅人・大学時代の友人たち/竹内結子・吉岡秀隆・劇団ひとり
警察/香川照之・永島敏行・石丸謙二郎・竜雷太
父母/伊東四朗・木ノ内みどり・
奇妙な味方/濱田岳・渋川晴彦・柄本明・ベンガル
動画で紹介されたように、堺雅人(以下俳優名で)は大学時代の友人に釣りに行こうと誘われて車に乗る。
何が何だか分からないまま、近くで爆発事故が起きる。仙台出身の首相の凱旋パレードの車が狙われたのでした。
友人・吉岡は奇妙なことを言いました。「お前オズワルドにされるぞ!逃げろ!とにかく逃げて生きろ!」
何?何?・・・考える暇もなく警官に発砲され友人の車は爆発する
そこから2日間の・・・・否永遠とも思える逃亡劇が続く。
原作を読みましたが忠実に再現されているようでした。
勿論カットバックなど多用されていて、友人たちとの関係などを浮き上がらせています。
町中に置かれている監視機能は省かれていましたが、ケイタイ等の使用で追跡される仕組みは
説得力あります。その裏をかきながらの必死の逃亡。かれの仕事が宅配業だったのが幸いして
逃げまわります。火事場の馬鹿力ではありませんが、頭脳はフル回転するものですね。
そして登場する不思議な面々が彼を助けるんです。彼の友人たちであり、縁もゆかりもない人達も・・・・・
仙台出身の作家 伊坂幸太郎 が書く現場は仙台周辺です。
そこが宮城県出身の私にとって格別に魅力を感じるところでもあります。
学生時代のアルバイト先の花火工場。彼の逃亡をTVで見て思わず肩入れして真剣に助ける人々。
その善意を信じて、マスコミをも利用して警察と対決しようとします。
昔の彼女(竹内)は既に娘がいて他人の妻になっていますが、彼の無実を疑わず逃亡の
手立てを準備し実行します。カッコイイです。気張らない若妻なんですが・・・・
それに彼の両親(伊東四朗・木ノ内みどり)適役いい味です。
何気ないエピソード・・・・光っています。切羽詰った雰囲気をホットさせます。
おまけ 1.iPod classicが重要な小道具として登場します。さてどんな役目ででしょう?
2.初めに私が書いた「大変よく出来ました」はこの映画の最後に出てくるとても
印象的なフレーズなんです。私、高い処から申した訳ではないのです。
贈る言葉 なんです。そこのところ宜しく・・・
3.この映画、アジア(韓国・台湾・香港・中国・ベトナム等)に輸出したいですね。
激しいアクションもなくトリックもありませんが、きっとこの面白さは分かってくれます。
市井の人の智慧と心意気みたいなものを。