ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

「ペルシャのきらめき」展@八王子夢美術館

2014-04-13 18:54:41 | 工芸
みなさま、こんばんは(*^_^*)

お散歩にちょうどよい、
気持ちのいいお天気でしたね。


今日は八王子夢美術館の
「ペルシャのきらめき」展
を観てまいりました。


ガラス器がよかったです。
発掘品ですので、すべてが銀化しており、
「年月」というきらきらとした装飾が
ほどこされているよう。

ポスターにもある水指など、
完璧な美しさです。
注ぎ口の尖り、胴のふくらみ、取っ手の形、
どの部分をとっても美しい形です。

あとは、トンボ玉などの装飾品が
良いと思いました。

陶磁器というと中国が発祥かと思ってましたが、
釉薬をかけた陶器はすでに紀元前15世紀、
メソポタミア北部のミタンニ王国において
焼成されていたようです。

陶器を建築に利用するのは紀元前6世紀の
バビロンのイシュタル門に始まり、
イスラムのモスクへと発展していったのでした。

ラスター彩という金彩に似た輝きをもつ絵付けの技法は
9世紀にあらわれ、14世紀の途絶えたのだそうですが、
モスク建築のタイルにも使われているようです。

ポスター左上は多彩釉の陶器、
唐三彩が伝来して作られたものです。
今回展示されている60番の大鉢、62番の鉢、
どうも立てて焼かれたようなのです。

釉薬の流れ具合、縁に滴状に溜まった様子を見ますと、
たとえば皿立てに並べたような感じです。

これが一般的な焼き方なのかどうか、
素人の私にはわかりませんが、
一度高温(1000℃以上)で焼成してありますので、
800℃で立てて焼いても
形はゆがまないということなのでしょうか。

展示品は100点くらいでしたが、
空いておりましたのでゆっくりと作品と対話ができて
楽しい展示でした。


帰り道、ユーミンの実家ということで有名な
荒井呉服店でかわいい小物発見!
縮緬のガマ口と袋。
2個で800円くらいだったかしら?

 
寛永堂で「まろのおみた」を買ってみました。
お餅の中にみたらしの餡が入っている
みたらし団子の逆バージョン。
手が汚れなくていいです。
12個で680円だったと思います。
もろちん、おいしかったです❤

これからひたすら読んで選んで書いて作って校正しての
短歌週間に突入します。

がんばる( ..)φ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿