I returned to my home, then I found the doll looking at me at the corner of my room.
When I wanted to sleep, she looked down with jeering.
At last, I telephoned to therapist of Yung psychology, she said,
" You must refuse to rent that room at any rate. "
The doll was trembling to know her saying,
" The woman is not a good person, she may be a kind of sharman in this society. "
" She called bad things and made the people unhappy. "
While I was talking to her, the doll became smaller and after three days she went out.
なんとか家に帰った、ところが、部屋のスミを見ると、あの人形がいるではないか、
「ギョッ」
寝ようとすると天井一杯に広がり、
「ケタ ケタ ケタ」
たいへんなことになった、憑(と)りつかれてしまったらしい、その頃は、ユング心理学の秋山さんが元気だった、夜の10時に電話する、
「あなた あぶないわよ」
人形が、ぶるぶるとふるえ始めた。
はっきりとした口調で、
「どんな理由でもいいから ことわりなさい」
明るく強い声だ、この人、歌手をやっていたことがある、
「昔は こういうことに対処できるヒトがいたんです」
「・・・」
「そのおばあさん いいひとじゃあないわ」
「上品そうに見えたけれども…」
「だから おとこはダメなのよ」
やけに調子がいい、
「一生 めぐまれなかったと言ったって そんなんじゃあ オトコが逃げてしまうわよ」
「センセイが言うと せっとくりょく(説得力)がありますね」
アキヤマさんは「恋多き女」、大物では、ヨーロッパ社交界の人気者、「戦場のメリー・クリスマス」のヴァンデル・ヴァン・ポスト卿とのタダならぬ関係、今回は、触れない、多くの男を魅了したプレミアムな声が、
「あのね いい いいわね あなたのことシンパイしてやっているのに そういう そういう言い方はないでしょう」
怒ったふりか、だから、
「し・し・しいましぇーん」
「ふふふ でも よかったわ なんとか乗り切れそうね」
人形がひとまわり小さくなっている、3日で消えてくれた、今思うと、秋山さんは現代のシャーマンだったんだろう、ちょっと話しただけで、すべて分かってくれた、今回、こちらのパワーと位(くらい)が強かったようだ。
このエピソードは、量子力学で説明できるか、いや、量子力学でしか説明できないのかもしれない。