先週の新聞のお悔やみ欄に、 私が福祉関係の役をやった時から大変お世話になった先輩の名前が載っていた。
昨年の秋、がんの手術をし少し元気を取り戻したが、コロナ禍で私はお見舞いにも行けず電話連絡での情報しかわからなかった。
6月ころだったかお電話した時には、「車の運転もやめて家でのんびり生活しています。ホスピスも予約してあるけれどまだその状態ではありません」ということだった。
「コロナ感染の自粛状態が解除されたら伺うわね。」それから3カ月・・・・・・・・。
お会いすることもなくお別れになってしまった。福祉の役を退いてから、もう一人の先輩と3人で春と秋に食事会をしおしゃべりを楽しんだ。
お通夜に伺ったら息子さんが11日間ホスピスに入り、その間は苦しみも痛みも訴えず落ち着いていました。と、いうことでした。彼女にとって、せめてもの安らぎだったことでしょう。ご冥福をお祈りいたします。
この1週間は自分のこれからの生き方を考えて何となく過ぎ去ってしまいました。