映画の豆

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「FREAKS フリークス 能力者たち」

2020年04月29日 | バトル映画

才能発掘ショーで最終選考に残った(らしい)
ザック・リポフスキー&アダム・B・スタイン初監督作品。
根強い人気ジャンル、B級超能力ものです。
7歳の少女クロエは、父親と2人暮らし。
外に出ることは禁じられ、普通の人間のふりをする訓練を日々受けていた。
しかしある日、父親の目を盗んで
アイスクリームトラックに近付いたクロエは、
アイスクリーム売りの老人から意外な話を聞かされる…というあらすじ。

最初は、この父娘は本当に世の中から排斥されているのか
それとも父親の頭がおかしいのか、
彼は本当に父親なのかという点にどきどきしますが、
色々明らかになってきます。
超能力の表現とか、家族の表現とか、低予算ながら中々よかった。
先端恐怖症の人にはちょっと厳しいかも。

終盤までばれ

クロエは強力な意志操作能力の持ち主。
おじいちゃんは透明化できる能力者で、
お父さんは世界中の時間を止められる。
どう考えてもお父さんが一番強いと思うんですが、
そこは色々考えあって、序盤はその力を隠れるためだけに使っていたり、
後半は能力が使えない理由や状況で縛られる事になります。

なんかお父さんとおじいちゃん(義理の父)の仲が普通に悪いのが
超能力関係なく家庭ものみたいで面白く、
あと娘7歳の第二次イヤイヤ期が強烈で、
父の言い付けは聞かない、祖父の言う事も聞かない、
なにもかもをぶち壊す、で育児って大変ダナーって変な感心をしました。
能力を使うと目から血が流れるので、そこを利用して
紫外線ライトで頬を照らすというチェック方法は
ナイスなアイディアだった。

ペンを目に突きさすシーンが2度ある。
子供の前で悪いことするとすぐ真似するでしょ!おじいちゃん!
あと他人の意志を操作できるというのは、
人格形成上非常に良くないなと私は思いました。
一応ハッピーエンド。
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