監督マイケル&ピーター・スピエリッグ
2010年に完結した「SAW」シリーズの続編。
そんなこったろうと思ったよ。
推し監督のスピエリッグ兄弟が起用されたので
いそいそ見に行きました。
今回は伏線が丁寧なのでミステリ畑の人にすすめたいのですが、
シリーズ7本見てとは言えないし(途中駄作の乱れ打ち)、
まああと人体切断が多いので、ちょっと無理ですね。
今作は1の次くらいに好きです。
過去に悪を働いた人間に、告白と改心を求める殺人鬼ジグソウ。
彼の死から10年が過ぎた。
しかしジグソウの犯行と思われる死体が発見され…というあらすじ。
ジグソウが復活したのか、あるいは模倣犯か…という謎で
最後までぐいぐい引っ張られます。
悪い噂の絶えない刑事、戦争で心を病んだ監察医、
ジグソウマニアの監察医助手、と容疑者も多い。
オチバレ
叙述トリックです。ふふ、大好き叙述。
ワーキャー言うためにホラー見にきた学生さんたちが
「え…どういうこと…??」ってなってた。
このパターン、何回か見てるとああ、あれかって思うんだけど、
この映画が初めてだったらちょっと分かりにくいかも。
ぐろいシーンはあったけど、痛いシーンはSAWにしては控えめ。
うーん、私はジグソウはあくまでも完全に公平な殺人鬼でいてほしいので、
最後の復讐めいたやつはちょっと違うかなって思いました。
一応やつは犯行の告白をしているし。
ジグソウ、後継者がなかなかピシっと定まらない所は
ジブリみたいですね。初代が異質すぎて越えられない。