とん平食堂@ひたち野うしく ★★★★★

古今東西、所謂「見るなの禁忌」というものがあります。

即ち

パンドラの箱

中身を見るな、と言われてたのに開けて見て、中からあらゆる災厄が飛び出しましたとさ。

即ち

オルフェウス

冥界を出るまで決して妻を振り返って見てはならない、と言われてたのに振り返り見て、妻を救い出すコトはできませんでしたとさ。

即ち

ロトの妻

ソドムとゴモラが焼かれるのを見るな、と天使に言われてたのに振り返って見て、塩の柱になっちゃいましたとさ。

そして、、、

とん平食堂

つくばにお住まいの会社のパイセンが以前オススメしてくれたお店。やーっと来るコトができました。

店内に入ると客は野郎が大半で特有の雰囲気があります。


ただし、メニューは見るだけでどれもこれもマジで美味そう！

迷いに迷いましたが、パイセンオススメのこちら

もつ煮定食

700円のはずですがスゲ〜盛り！

つか、メチャクチャ美味そう！早速いただきますれば、

クッソウマっ！★★★★★

トロトロっに、そしてコッテリと煮込まれた白モツは不思議と脂っこさは無く、純然なモツの甘みを味わえます。味付けは味噌ですが、コレも絶妙な塩梅で濃過ぎず薄過ぎず。個人的に何が嬉しいって具は白モツとネギ、煮卵のみで、ゴボウだ人参だ蒟蒻だ余計なモノが入っていないコト。うめぇ！！！

美味過ぎてお土産に冷凍パックでお買い上げ。後日、家で存分に楽しませていただきました。

さてさて、ところでこちらのお店の何が見るなの禁忌かと言いますれば、オープンになってるカウンターの店員さん側を覗き込みましたら

お札とか硬貨とか触った素手で葱をひたすら切ってましたとさ。

見ぬコト清し、とはこのコトか。。。

では、最後にそれ以上の見ぬコト清しをご紹介。

即ち

蛤女房

男が助けた蛤が、鶴の恩返し的にやって来て美味い味噌汁を作ってくれる。ただし、作ってるトコは決して見てはいけないと言われてたのに覗き見たら、お味噌汁は蛤女房のお小便でしたとさ。。。

うへぇ〜〜〜