都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

自転車の軽量チューブの顛末:Panaracer R’AIRのスローパンク連続

2021-09-26 02:18:10 | 趣味

 2015年末頃、I’s Bicycle でオリジナル(Panasonic OEM)のタイヤ23C, 26C, 28C をパナソニックにリムテープとともに交換した。Panaracer R’AIRはブチルゴム( http://gomu-navi.jp/spec/02-07-IIR.html )の薄型として空気圧の維持と軽量が特徴だ。

 しかし、現在に至るまでスローパンクは6年間6本で17回の交換(補償あり)で、スペア交換、連絡、故障品送付、受領を繰り返した。当初は2年超持ったが、最近は半年から1年の短期化していた。

 平均すると2年程度の使用期間だが、殆ど走っていない。(3台はそれぞれ季節毎に20km乗る程度、年間100kmは行かない)しかも室内保管で日射の影響もない。定期的に空気圧の管理もしている。なお、最初の交換時にチューブとタイヤが引っ付いていたため、交換に際してはベビー・パウダーを塗布している。

 スローパンクはすべてバブル・ベース周辺でのピンホールか網目状の破断による。5年間の事例がありながら改良がなかなか進んでいない。確かにブチルのチューブとして軽いが、同じバブルベースからの事象は企業として製品改良・改善として問題がありそうだ。製造や管理にシックスシグマやTQCを実践願いたいものだ。2015年にパナソニック・グループを離れ、ベーシック・キャピタル・マネジメントの傘下となったのも一因かも知れない。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC )

 購入してから5年経過でもあり、そろそろタイヤ自体も交換の時期だ。交換依頼も打ち止めにした。最後に最新のチューブ(コーティング処理)を頂いた。

メーカーとしても出費だが、こちら(ユーザー)の17回交換の手間・時間ややり取りの労力や「またか!」という落胆など精神的負担を考えると、良い製品づくりとは言えない。

 おかげでチューブ交換の手際は良くなった。

 自転車でお金と手間をかけるのは、地面との接触点であるタイヤ・チューブ(精度の高いリム選択と振取りも)と制動の要のブレーキ(本体自体も大切)・パッドのゴム製品だ。(あとは体と接触するサドルの3点を見ればキャリアが分かる)

 昔のチューブラー(Setaを好んでいた)は6ヵ月毎にリムセメントで貼り替え、1年で交換していた。(2本で2万円程度)クリンチャー・タイヤは長持ちだが、チューブに陥穽があるとは。

 とまれ、チューブラーに比べクリンチャーは、針が減りランニング・コストの高いLPとメンテンスが楽なCD位の差がある。但し、チューブラーの乗り心地のしなやかさやコーナリングの滑らかさは堪えられない


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