第50回日本口腔インプラント学会記念学術大会（2020年9月19日～25日）
衆議院厚生労働委員長として、日本口腔インプラント学会で「新型コロナインフルエンザ感染症の現状と対策」について講演を行い、その後、同学会の宮﨑理事長、簗瀬常務理事、神奈川県歯科医師会の今宮常任理事と座談会を行いました。
新型コロナインフルエンザ感染症は、感染者が4月～5月に急増した後、7月～8月に再び増加し、歯科医師の先生方にもPCR検査をはじめ対応にご協力頂いたお蔭で、現在は収束しつつあります。感染者は20代、30代の方が多いのですが、8割の方は無症状です。一方、死亡者は、80代以上の方が多く、続いて70代、60代となっております。
予備費の活用による医療機関等への支援策をまとめておりますが、国民の皆様におかれても、これ以上の感染者の発生を抑制するため、なお一層のご協力をお願いします。
菅義偉 総理大臣の誕生
9月14日の自民党両院議員大会で岸田文雄政務調査会長、石破茂元幹事長を破って菅官房長官が自民党総裁に選出され、9月16日に召集された第202回特別国会で第99代内閣総理大臣に選出されました。
秋田県の農家に生れ、高校を卒業後、上京して働きながら法政大学を卒業した苦労人で、小此木彦三郎衆議院議員の秘書を経て、横浜市会議員を2期務め、平成8(1996)年の小選挙区制が導入された総選挙に出馬されて47歳で衆議院議員に初当選されています。
2世、3世の方でも立派な方は大勢いらっしゃいますが、国会議員に世襲の方が多いという政治状況を打破していくことが必要であると考え、私は平成17(2005)年の郵政選挙で役所を辞めて出馬し、51歳で初当選致しました。
一般の方と同じ感覚を持った議員が総理大臣やリーダーになってこそ、血の通った政治を実現することができると思います。
菅義偉総理大臣には、新型コロナインフルエンザ感染症対策とリーマンショック後よりも一層深刻となっている経済対策に全力を尽くして、国民の期待に応え、政治への信頼を取り戻して頂きたいと願っています。
