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憲法改正

先日、三宮の駅前で街頭演説をしていると「憲法改正についてどう考えているのですか?」と問われました。

私は憲法改正について賛成です。憲法について特別視するべきではないと考えています。

GHQに押し付けられた憲法であるから反対だ。」と主張される方がいらっしゃいます。現在の憲法を制定したきっかけはそうかもしれませんが、国会の審議を経て可決して成立させたものであり、また昭和22年に施行されてから65年以上経過して国民に定着していることを考えなければなりません。

私が憲法改正に賛成する理由は、「現憲法は素晴らしい憲法であるので、憲法を一言一句変えてはならない。」と憲法について議論することをタブー視する考え方が誤っていると思うからです。明治憲法は「不磨の大典」といわれましたが、どのようなルールでもいったん決めたらそのルールが絶対に正しいということではなく、時代や環境の変化に合わせて見直しをしていくことが当然のことであると考えるからです。

私が衆議院議員であった自公政権の時に憲法改正の手続きに関してルールを定めようとしましたが、当時野党であった民主党や他の党が反対してなかなか議論を進めることができませんでした。憲法改正という本質的な議論ではなく、改正する必要がある場合の手続きを決めることすら議論を拒否するという考え方は間違っています。形式的なことにこだわるのではなく、実質的な議論を進めなければいけないと考えます。

憲法改正というと、「『戦争の放棄、戦力および交戦権の否認』について定めた第9条を改正するのですか?」と問われる方が少なくありません。同条第2項に「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」と規定されています。「自衛隊はここにいう戦力ではない」とされていますが、普通に文章を読んでそのように理解することはなかなか困難です。内閣法制局の解釈で自衛隊は合憲であるとされてきたのですが、国会や国民の議論に委ねずに、政府の解釈で融通無碍に結論を導き出すことは危険であると思います。ルールを定めるところは国民の代表が集まる立法府(国会)であって、行政府(内閣)ではありません。国民の合意を得ることが困難である課題であればなおさらのこと、政府が国民に対してその重要性やその必要性を丁寧にわかり易く訴えなければならないのです。

現在の憲法を制定した戦後間もない時代から時は流れ、社会経済環境は大きく変化してきました。人権に対する考え方は変化し、知る権利や環境権等の新しい権利についても憲法に盛り込むべきではないかといわれるようになっています。

「変えないことが良いこと」ではなく、何であってもオープンに議論を行うことが大事です。多くの方に憲法について関心を持っていただき、開かれた議論を進めていくことが望ましいと考えています。

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2012 六甲全山縦走

今年も六甲全山縦走に出かけました。

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早起きをして、午前4時に須磨浦公園に出かけたのですが、例年以上に長蛇の列でした。既に最後尾は2号線まで伸びていて、びっくりしました。天気予報では80%の降水確率でしたので、少しでも早く出発して雨が降り出す前に距離を稼ごうとされたのでしょう。

受付を済ませて520分過ぎに須磨を出発しました。皆さんヘッドライトや懐中電灯で前を照らしながら、まだ暗い道を黙々と歩かれます。私も急ぎ足で進んだのですが、気がせいていたのか足元をよく照らさなかったため、溝のちょうど蓋が切れていた所に左足の太ももの付け根まで突っ込んでしまいました。右足のむこうずねをいやというほど打ち付けて足をひきずりながら進みました。

最初の難関の須磨アルプスの馬の背を越えて、ここまで雨が降らなくて良かったと思っていると、7時前には雨がパラついてきました。いよいよ来たなと覚悟です。

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小雨の中、高取山、菊水山、鍋蓋山と進み、再度山大龍寺にたどり着いた時にはレインウェアを来ていたものの汗と雨でぐっしょりです。山門の下で雨宿りを兼ねてお弁当を食べたのですが、ものの15分程で汗が冷えて寒くなってきました。体を温めようと、あわてて歩き出します。

午後2時頃、麻耶山上掬星台にたどり着いて、摩耶山を守る会のテントに駆け込みました。寒い雨の中、今年もボランティアの皆さんが奉仕をなさっておられ、頭が下がる思いです。小島灘区長もおられて、ホットレモンを頂き、お代わりをお願いしました。疲れた体にホットレモンがしみわたります。

次に兵庫県柔道整復師会の先生方のテントに入り、転んでできた右すねのこぶと痛み出した左膝を見て頂きます。今年もお世話になってしまいました。ありがたい治療であると心から感謝です。

2012
救護所にて(写真提供:兵庫県柔道整復師会)

30分ほどの休憩で元気を取り戻したものの、横殴りの雨と風になっています。同行のメンバーと相談し、翌日からの仕事も考慮して今年は無理をせず、ここで中止することに致しました。雨の中お手伝いいただいている大会ボランティアの方に無念の中断を告げて、下山しました。

11日の参加者は1,934名で、完走された方は1,356名(70.1%)でした。あのひどい雨の中、完走された皆様方に心からのエールを送ります。残念ながら7年連続の完走とはなりませんでした。また、来年チャレンジしようと考えています。

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