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第183回通常国会閉幕

128日に召集された第183回国会は今日閉幕しました。

一票の格差を最低限是正するために昨年秋に自公民で3党合意した、いわゆる「05減法案」を衆議院では4月末に可決して参議院に送ったものの、参議院では一切の審議が行われず、60日が経過してしまいました。憲法の規定に則って、624日に衆議院で再可決して、成立させました。翌25日の夜には参議院において野党から安倍総理問責決議案が提出され、私たちは少数与党ですので、26日に可決されてしまいました。その結果、一切の審議がストップして、参議院本会議での採決を待つばかりになっていた電気事業法改正案等の重要法案が全て廃案となって国会が閉幕してしまいました。

19世紀前半に活躍したフランスの聖職者であり政治家であったアベ・シエイエスは「上院は下院と一致するなら無用であり、下院に反対するなら有害である。」と言っています。

衆議院、参議院共に現在の選挙制度は違憲であるとの最高裁判所の判決を受けて、我が国でも二院制のあり方が議論されています。衆議院と参議院の位置づけ等どのような二院制とすべきか活発な議論が望まれていますが、二院制のあり方を変更するには相当の時間がかかりますし、一院制にするには憲法改正が必要になりますので、一朝一夕に行うことはできません。一方、世の中の動きは早く、国会のあり方の変更を待ってくれるような状況にはありません。

「決める政治」を実現していくためにも、衆議院と参議院でのねじれの状況を変えていかなければなりません。衆議院と参議院で多数党が異なるような状況では、誰が総理になっても、どの党が政権党となっても、毎年のように総理が交代することになるのです。

721日は参議院選挙の投票日です。衆参のねじれ解消のために全力を尽くして参ります。

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