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小笠原村懇談会

昨年から「小笠原村における民生安定化懇談会」のメンバーとなり、世界自然遺産登録後の小笠原のあり方について村の方や学識経験者の方と議論を行っています。

小笠原村は東京都にあるのですが、東京から約1,000㎞離れ、沖縄とほぼ同じ緯度にある亜熱帯の列島で、父島と母島に約2,700人が暮らしています。ガラパゴスと同様に、これまでにどの大陸とも接続していなかった海洋島のため、独自の生態系が発達しています。その生態系が評価されて、我が国では白神山地、屋久島、知床に続く4番目の世界自然遺産として昨年6月に登録されました。

島には空港がありませんので、東京竹芝桟橋から週に1便の「おがさわら丸」が唯一の足となっています。船に弱い私は太平洋の黒潮に揺られての2526時間の船旅は決して楽ではないのですが、父島の二見港に着くと、そこは別天地です。素晴らしい自然に抱かれて、日常の生活を忘れてしまいます。

これまではその不便さが小笠原への来訪者数を制限してきていたのですが、他の地域同様、世界遺産登録後は来訪者数が急増しています。私も乗船した31日竹芝発のおがさわら丸は840人とこれまで最多の旅客で混み合っていました。

増加する観光客にどの様に対応していくか、折角の自然をどのようにして保全していくのか、さらに島民の方々の悲願である空港をどのようにして実現することができるのか、昨年秋から議論を進めています。その成果の一つとして、小笠原海運(株)のご協力を得て、今年1月から東京竹芝桟橋で乗船する前に靴底を消毒して、虫や種子等を小笠原に持ち込まないようにする取組みを始めています。

私が議員立法で成立させた「エコツーリズム推進法」「生物多様性基本法」が現実問題として生かされている小笠原で、環境と観光と地域経済のどれもが発展していくよう、これからも努力していくつもりです。

皆様も命の洗濯に小笠原へお出かけになりませんか?

(写真)民生安定化懇談会で森下村長の挨拶

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(写真)陸域でのエコツーリズム

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(写真)魚とサンゴの美しい海(パパスダイビングスタジオ提供)※一番右が盛山です

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(写真)おがさわら丸出港時に恒例となっている父島の皆様による二見港沖までのお見送り

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