我が家の松本弁 「みてくれ」

「みてくれ」は「外見」や「見かけ」や「見た目」の意。

 

「みてくれ　が　いい」＝「見かけが良い」

「みてくれ　が　わりー」＝「見た目が悪い」

「この　りょうり　は　みてくれ　は　いい　が　まずい」＝「この料理は見た目は良いが不味い」

「みてくれ　だけ　で　ひと　の　はんだん　するな　よ」＝「外見だけで人の判断をするなよ」

「おらー　は　みてくれ　より　なかみ　で　しょうぶ　せ」＝「俺は外見よりも中身で勝負です」

「あんひと　は　みてくれ　は　やさしそう　だが　いじわる　だ　だじ」＝「あの人は見た目は優しそうだが意地悪なのですよ」

「あいつ　は　みてくれ　も　わりー　が　くち　も　わるくて　いけね」＝「あいつは見た目も悪いが口も悪くていけない」

「みてくれ　から　は　そうぞう　も　できねー　ほど　の　あくにん　だった」＝「外見からは想像もできない程の悪人であった」

「あんひと　は　みてくれ　は　はで　だが　かんがえかた　は　しっかり　してる」＝「あの人は見た目は派手だが考え方はしっかりしている」

「あんひと　は　みてくれ　は　わかく　みえる　が　もう　かんれき　すぎてる　だじ」＝「あの人は見た目は若く見えるがもう還暦を過ぎているのですよ」

「この　すいか　みてくれ　は　いい　が　なかみ　は　まだ　あかく　なってねーし　あまくも　ねー　んね」＝「このスイカは見た目は良いが中身はまだ赤くなっていないし甘くもないですよ」

「みてくれ　は　いかにも　じょうひん　そう　な　ひと　だった　だが　はなしたら　げひん　な　こん　ばか　はなす　もんで　おどけ ちまった いね」＝「見かけは如何にも上品そうな人だったのですが話したら下品な事ばかり話すものだから驚いてしまいましたよ」

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