<老後の資金がありません・垣谷美雨>
主婦の節約と心配が
コーヒー一杯の値段までリアルで 面白かった。
娘の結婚式費用は 出してあげたいし
友達のお金の使い方は 気になるし、
長生きする義父母の介護施設費に 予定は狂うし、
言いにくいことは 言わなくてはいけないし・・・・
ほんとデリケートな問題だわ。
お金の正しい使い方ってなに!?って なりました。
<物語のある 広告コピー>
一言で ジーンとする名コピーの数々。
読んだ人の心の中に残る余韻が 元気にしてくれる♪
前に読んだ「キャッチコピーの表現別グラフィックス」 という本が とても面白かった。
便秘薬の広告「茶色のクレヨンをみて このくらいでもいいのにと思った」
スポーツクラブの広告「何を着てもおしゃれな人は 何も着なくてもおしゃれだ」
JRの広告「いかん。休日よりも平日のほうが充実している」
↑うまいこというなあ~
きょ
<女という病・中村うさぎ>
女の自意識は それ自体病である。
自意識の強さから 加害者にも 被害者にもなった実際の事件を
性格・境遇・願望など 分析していく。
有栖川宮妃を名乗った 結婚詐欺。
殺された と思われたい 22歳
「重ーい」と言われ殺した 小6.
知ってる事件もあり 興味深かった。
<スクールセクハラ・池谷孝司>
ひどい・・・ゆるせない・・
「ロリコンではない。 10歳だから好きになったのではなく、好きになった子が10歳だった」
「剣道で全国大会へ生きたければ、心を裸にしろ。だから体も裸になれ!」
相手が先生だから 誰にも言えず、断ることもできず魂が 殺される。
子供は「大人のいうことは聞きましょう」と言われて育つ。
まして 先生のいうことに いやといえる子は少ない。
許せない 衝撃的な本でした。