前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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足羽川ダム、池田町で集落最後のお祭り。なんと、消費税増税の夜、マスコミ達は総理と祝杯!?

2014年04月04日 | Weblog
 池田町での足羽川ダム計画により、先祖伝来の集落を奪われ、田んぼや畑、山や川をつぶされる苦しみ、痛みははかりしれないと思います。
 不要不急のダム計画のための犠牲を食い止めることができなかったのは残念です。

 集落住民のみなさんが新しい土地で安寧に暮らされることを願います。

 この計画はもともと下流の美山町(現在は福井市に)で計画されていました。当時の美山の日本共産党員はじめ地元の反対同盟のみなさんの運動により、当時の建設省も200戸もの移転計画は見直す、となった経緯があります。
 その結果、福井県も福井市もダム計画時とは変わった社会情勢、人口減少のなかでダムの「利水計画」から撤退し、福井市はダム建設の負担を回避できたのです。

 計画は、さらに上流の池田に移りましたが、否定的な意見も根強い中、福井豪雨災害を経て「ダムは必要」とされた経緯です。
 
 ダム計画に翻弄され、数十年間も河川改修を怠ってきたことも堤防決壊の要因となりましたが、すでに福井豪雨規模の洪水に備えた足羽川の河川改修は完了しました。

 私は、ひきつづき、1000億~1500億という巨大なダム事業の問題点を指摘しつづけてガンバリマス。


■NHK・・・・ダムに沈む町で最後の春祭り

  国が池田町に計画している「足羽川ダム」の建設によって、集落全体で移転することになった地区で、3日、最後となる春祭りが行われました。
池田町の大本地区は、国が計画している「足羽川ダム」の建設が、5月から本格的に着工するのにともない、集落全体の移転が決まっていて、ここに住む14世帯が、地元を離れることになっています。
これをうけて、地区内の八幡神社で、最後の春祭りが行われ、地区の住民12人が参加しました。

祭りでは、まず、神事が行われ、祝詞が読み上げられている間、住民たちは感慨深そうに目をつぶっていました。そして、おはらいを受けたあと、昔の写真などを持ち寄って地区の思い出を語り合いました。中には、まだ、電線が整備されていなかった時代に、使われていた自家発電装置の写真や廃校になった小学校の写真などもあり、まもなく失われてしまうふるさとの記憶を懐かしんでいました。
大本地区の区長を務める田中良二さんは「この春祭りなど他の地区では、すでになくなってしまった伝統行事も、この地区では、きちんと受け継いできたので、このような形でふるさとがなくなるのは寂しいです。それでも、3日の祭りは最後ということもあって、みんなそろって楽しく終われたのでよかったです」と話していました。04月03日 18時59分・・・・
   
         ★

消費税増税で怒りと不安も広がっています。

 福井市の日本共産党は1日から2日、3日と連日福井市内で消費税大増税に抗議する宣伝活動をおこなっています。私も昨日、一昨日と街頭から「黙っていたら10%、抗議の世論と行動をひろげましょう」と訴えつづけています。

 いっそう腹がたったのは


■赤旗・・・・8%増税の夜…  首相と番記者 ほろ酔い懇談

  消費税大増税が強行された1日夜、安倍晋三首相は東京都新宿区の居酒屋で報道各社の首相番記者と1時間ほど懇談しました。

 午後8時52分、首相の乗った公用車が新宿通りと外堀通りの交差点を猛スピードで走り去った店先の路上。ほろ酔い気分で出てきた番記者の1人は、「15人ほどで総理を囲んだ。雑談ばかりだった。総理は冗談も口にした。消費税のことには一言も触れなかった」といいます。

 消費税増税をあおってきたマスメディア。首相と番記者との単なる「飲み会」だったのでしょうか。雑談であっても記者側から消費税率8%への引き上げに対する庶民の不安、怒りを首相に伝え、質問する機会もあったはずです。首相のごきげんうかがいだけでジャーナリストの仕事がすむはずがありません。

 安倍首相とマスメディアの会食が依然として続いています。3月27日に東京都千代田区にある日本料理店で共同通信社社長と会食したばかりです。2日夜も東京・赤坂の日本料理店で報道各社の政治部長経験者と会食しました。・・・・・・


  「総理は冗談も口にした。消費税のことには一言も触れなかった」といいます」

 こうして上から下まで権力にてなづけられ、記者たちはポチになっていくのでしょうか。
ジャーナリストとは言えず、政府広報員ですね。残念なことです。

 新聞業界は、「消費税増税の対象から新聞をはずせ」とも要求していました。

 「増税は全部社会保障につかう」などというウソの政府宣伝を繰り返し流し、消費税増税止めよ、の声と問題点は小さくしか扱わなかった新聞業界が、なにを言うか、と思ったものです。

 消費税増税のウソをあばき、真実を報道する赤旗をぜひお読みください。赤旗を多くの国民の方が読み、「消費税大増税やめろ」との声をあげていくことが、来年の10%増税を食い止めるたしかな保障です。
 自分たちの生活を守り、「貧困はおまえが悪い、自己責任」ではなく、子ども・孫の時代へ憲法にもとづく社会保障制度を発展させていく道しるべです。

 力をあわせてがんばりましょう。応援お願いします。

  福井の方のお申し込みは 0776-27-3800 まで。


 






 


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