晴れ。
暑い。
今年は「カ(蚊)」がいない…と思っていたら、本当に少なかったようですね。なんでも、梅雨季が非常に短かった…ことと、猛暑の影響…だとか。とはいえ、台風も来ましたしね、しかも遠隔操作でもされていたかのように、ずっと向こうから影響を及ぼして、こちらを雨にしたりしていましたものね。その「おかげ」で、あちこちに水たまりができて…直に「カ」の卵も孵ってくることでしょう。
この辺りは、「カ」こそ姿は見えね、「セミ(蝉)」はワンサカいるようです。近くでも、あるビルのそばを走ると、「セミ」が降ってくる。いえいえ、「セミ」の声がでした。セミ時雨。
「ミンミンゼミ」の声のようですけれども…。
九州は、「クマゼミ」でしたから、「ミンミンゼミ」の声を聞いても、初めの頃は、それほど暑さを感じませんでした。向こうでは、一番暑い時の「セミ」の声は「クマゼミ」で、それ以外の「セミ」の声というのも、秋の近づきを感じさせる類いのものでしかありませんでした。他の「セミ」は、「クマゼミ」に比べ、あまり自己主張をしないような気もしていましたし。
この、「クマゼミ」、関東ではあまり見かけないようです。声が聞こえませんもの。それに、夏休みになっていても、虫かごを左手に、虫取り網を右手にという子供の姿もあまり見受けられません。「クマゼミ」ほど大きくないから、捕まえても「やったァ」感がないのかな。それとも、「虫を捕るのは、林間学校で」とか、「デパートで買う」ような時代になってるのかしらん。夏の風物詩がまた、一欠けした…ような気になってきます。
さて、学校です。
明後日の、二日には、「富士山1日バス旅行」を予定しているのですが、バスに乗っている時間が長いだけに、だれの隣に座るか、またどの座席に座るかで、楽しさが倍増する…可能性が無きにしも非ず。
それぞれ、お国柄で、楽しみ方が違うのです。それに同じ言語で、ぺちゃくちゃやるのも楽しいだろうし。
以前、「(こういう旅行で)何が一番楽しかった?」と訊いたことがあったのですが、答えは「バスの中」。
みんな、アルバイトでは、日本語で話さねばならないし、だいたい、母国にいた時のように、友達とダラダラ~と話していたら、首になってしまうでしょう。学校でも、おしゃべりを楽しめるのは、10分の休み時間と、帰りのごくわずかな時間だけですし。
バスに乗り込んでしまえば、あとは母国にいた時のように、ぺちゃくちゃおしゃべりしていても(注意事項や予定などの説明時以外)、だれからも文句は言われない。皆、そうやって楽しんでいるのですから。
その合間に、富士山五合目を歩き、河口湖で食事をし、白糸の滝を見たりする。
学生からすればそうでも、私たちからすれば、本末転倒…と、初めてそれを知った時は思いました。
もっとも、今はそう思っていません。「そうか。楽しんでくれていたのか」と、こちらもニコニコしてしまいます。
富士山行きは明後日。楽しんでくださいね。
日々是好日